僕は最終面接に残っていた

最終面接で言われた事は内定の決定・・・

きゃーーーと 心からの喜びだった

それを平常心で隠しポーカーフェイスで隠していたが

続いて出た言葉はもっと理解の出来ない事だった

いくらの年棒が希望ですか?

何 年棒って何だ・・・

今まで派遣社員として時給は知っているが

年棒って意味分からない

また平常心で隠しポーカーフェイスで

適当な金額を言ってみた

24・25歳の僕である

本当に適当の値段を言った

約550万円をと言ってみたら

相手は少し悩んでいる

少し言い過ぎたのかと反省したが

実は別の反応だった・・・

600万円でどうでしょうと!!!

意味不明であるが僕はサインをした

人生は意味不明のことが起こるのですね

当時の僕は、人生は まだまだ起きる事は

不思議な事が起きるのですね

僕は派遣先の仲間に見送られてた

送別会は盛大だった 今思えば

僕は人生の上り坂をほんの少しだけ

登り始めたに過ぎないだった