8/24「不思議の国のアイス2024」試合結果① | プロレスでハッピー!アイスリボン!!

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アイスリボンの試合の見どころや試合結果など、自由につっかが書いていきます♪

アイスリボン後楽園ホール大会
「不思議の国のアイス2024」
2024年8月24日(土)
10時45分開場/11時30分開始
観衆:568人

◆第0試合 C-selection提供試合
Akechiデビュー戦 シングルマッチ20分1本勝負
〇桐生健豊(8分18秒 エビ固め)Akechi×
※ドロップキック



大会の前に第0試合としてC-selectionの提供試合が行われた。試合は元hotシュシュの高校生レスラー桐生と、この日がデビューのマスクマン、Akechiによるシングルマッチ。最後はAkechiのムーンサルトプレスを自爆させた桐生が、ドロップキックで3カウントを奪った。



◆第1試合 10人タッグマッチ20分1本勝負
まなせゆうな&〇Yappy&神姫楽ミサ&しのせ愛梨紗&無村架純(11分19秒 片エビ固め) 杏ちゃむ&櫻井裕子&柳川澄樺&ベティ・ボア×&ゆづき
※タラ・サ・インピエルノ



アイスリボン、ガンプロ、JTO、信州ガールズ、hotシュシュ、各団体所属選手に加え、オーストリア出身の現WUW世界地下王者、そして初参戦の無村は慶応大学の元学生プロレスのチャンピオンで8月18日にREINA女子プロレスでプロデビューを飾ったばかりと、様々な顔ぶれが揃った10人タッグが今大会のオープニングマッチ。試合は杏ちゃむチームの奇襲から、愛梨紗をコーナーに飛ばしてのトレイン攻撃でスタート。先発はhotシュシュでも遺恨のある愛梨紗vsゆづき。ロープに飛んだゆづきをカニばさみで倒した愛梨紗がドロップキックでカバーもカウント2。代わった無村がエルボー連打もゆづきがタックルで吹っ飛ばし、無村をロープにはりつけると、チーム全員で無村を痛ぶる。代わった櫻井が飛び込みボディアタックでカバーもカウント2。無村がエルボー連打から丸め込みもカウント2。

 

 

無村が起き上がる櫻井に蹴り。代わった神姫楽が正面ドロップキック。

 

 

愛梨紗が入り、2人で猪ムーブから串刺し連係、ダブルエルボー、逆エビ固め&ミサロックの合体攻撃。



柳川がカットし、今度は柳川と櫻井が神姫楽にダブルハイアングルキック、ダブルドロップキック。

 

 

櫻井がボディプレスでカバーもカウント2。代わった柳川が飛び込みニー、神姫楽が飛び込みラリアット。神姫楽のセントーンをかわした柳川がダブルニーアタックでカバーもカウント2。神姫楽がブレーンバスターを決めれば柳川がスピンキックで反撃。

 

 

代わったまなせとゆづきがタックルの打ち合い。まなせが打ち勝つも、まなせのブレーンバスターをこらえたゆづきがブレーンバスター。



さらにゆづきがタックルを決める。代わった杏ちゃむがダイビングボディアタック、コルバタで丸め込みもカウント2。杏ちゃむが飛び込みドロップキックでカバーもカウント2。まなせがアシストに入った櫻井と杏ちゃむをタックルで続けて吹っ飛ばす。代わったYappyが旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。Yappyが串刺しヒップアタック、串刺しラリアット、ヒップドロップでカバーもカウント2。杏ちゃむがカウンターのハイキックからクロスボディもYappyがキャッチして後方に投げ飛ばす。

 

 

カバーもカウント2。Yappyがファイナルカッターでカバーもカウント2。Yappyがウェイストランドを狙うが、杏ちゃむが切り返して丸め込みもカウント2。杏ちゃむが低空顔面ドロップキックでカバーもカウント2。代わったボアがレッグスリーパーからのレッグドロップでカバーもカウント2。

 

 

ボアがモンキーフリップ。柳川がダブルニードロップ、ゆづきが紅のボディプレス。ボアがバックドロップでカバーもカウント2。

 

 

まなせがボアにラリアット、愛梨紗が飛び込みクロスボディ、Yappyが開脚ヒップアタック、神姫楽がセントーンを決め、Yappyがギロチンドロップでカバーもカウント2。



最後はYappyがロープ2段目からの旋回式ボディプレス=タラ・サ・インピエルノでカウント3を奪った。




◆第2試合 デビュー1周年記念 タッグマッチ20分1本勝負
芦田美歩&〇グリズリー藤滝(9分14秒 片エビ固め)古川奈苗×&小池真優香
※ダブルアームバスター
※藤滝明日香がこの試合よりリングネーム変更



昨年8月26日にデビューした4選手によるタッグマッチ。なお、この試合から藤滝明日香がグリズリー藤滝に変更。コスチュームもかなりワイルドに一新した。試合は両チームのエルボーの打ち合いから芦田がコーナーに振られ小池、古川の串刺し連係を浴びる。さらに古川、小池がダブルタックル。古川が串刺しエルボーからのお神輿。

 

 

芦田が古川の飛び込みをかわしてエプロンに逃れ、開脚でボトムロープから入っての丸め込みもカウント2。芦田がボディプレスを狙うが、古川がボディスラムで返す。代わった小池がクロスボディでカバーもカウント2。小池がカンパーナ。フォローに入った古川がグリズリーをおんぶフルネルソンに決める。



ロープに逃れた芦田に小池が飛び込みドロップキック。さらに追撃のドロップキックでカバーもカウント2。ロープに振られた芦田が側転からのフロントキック。芦田がY字レッグドロップでカバーもカウント2。

 

 

芦田がジャーマンを狙うが、小池がこらえる。芦田のハイキックも小池がブロックし、ダブルチョップ。

 

 

芦田がジャンピングフロントキックでカバーもカウント2。代わったグリズリーがタックル、ボディスラムでカバーもカウント2。ロープに飛んだグリズリーに古川が飛び込みエルボー。小池がクロスボディでカバーもカウント2。

 

 

代わった古川がフロントキックでカバーもカウント2。

 

 

グリズリーがファイヤーマンズキャリーを狙うが、着地した古川が腕十字でテイクダウンさせる。



グリズリーがロープに逃れる。エルボーの打ち合いからグリズリーが熊手パンチ。芦田と2人で古川をロープに振り、タックル&フロントキックの合体攻撃。グリズリーがジャンピングボディプレスでカバーもカウント2。

 

 

古川がヘッドバット連打。小池とのサンドイッチ低空ドロップキック。古川がカバーもカウント2。古川が腕十字から羽根折り固めも芦田がカット。グリズリーがカウンターのラリアットでカバーもカウント2。カットに入った小池を芦田がブロックバスター。グリズリーが古川をダブルアーム・バスターに決めカウント3を奪った。



〈試合後のリング上〉
グリズリー「勝ったぞー!私たちはオーディションのために、プロレスデビューを1年前、ここ後楽園ホールでしました。ここまでみんな大きなケガもなく1周年迎えられたことは、支えて下さった先輩、コーチ、そしてこの同期がいたからです。本当にありがとうございました!」

 


芦田「こうやって1周年を今日迎えられたのも、嬉しいことも悲しいことも辛いこともたくさんあった中で、 同期と支え合いながら、そしてファンの皆さん、コーチの皆さんに支えていただきながら迎えられたと思っております。本当にありがとうございます。」
小池「すごく悔しいですけど、おめでとう。映画のためにデビューして、何10人の中でここまで残ってきて、皆さんにやっと、ようやく、ついに、お見せできるものが完成しました。こちらどうぞ。」
※ビジョンで映画『リング・オブ・ザ・リビングデッド』の 予告編が公開された。





※ビジョンで映画『リング・オブ・ザ・リビングデッド』の 予告編が公開された。
古川「命を懸けて、青春を懸けて作った映画です!近日公開になっておりますので、どうぞ皆さん、見てください!!」
※最後は4人で健闘を称え合い、揃って退場。


【勝挨拶】


第2試合終了後、現在、プロレス休業中の勝愛美がリングに上がった。勝は「プロレス休業中の勝愛実です。本日は皆様にご報告がございます。私、勝愛実は、本日付でアイスリボンに入団させていただくことになりました。すでに練習は再開していて、復帰戦は9月23日、横浜ラジアントホール大会を予定しております。あと1ヵ月、もう1ヵ月、今の自分にムダにしている時間は1分1秒たりともありません。これからのアイスリボンの勝愛実に皆さん注目していてください。ありがとうございました!」とアイスリボン所属として9月23日横浜リボンでの復帰を宣言した。


◆第3試合 トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負
[推薦者]〇弓李(8分25秒 ブロックバスターホールド)咲蘭×[挑戦者]
※もう1人は[王者]ななみ
※第47代王者初防衛に失敗
※弓李が第48代王者となる



7月27日横浜リボンで新トライアングルリボン王者となった米山が長期欠場により王座返上。8月11日YMZ川崎大会でチェリーvsななみvs松澤さんで王者決定戦が行われ、第47代王者となったのがディアナのななみ。試合後、咲蘭が挑戦をアピールし、さらに元トライアングルリボン王者の弓李がもうひと枠に入り、ななみアイスの王者として、その初防衛戦に臨むことになった。まずは3人の手合わせから腕の取り合い、ヘッドロックの決め合い、さらにコーナーの対角戦を交差しながら走るも、弓李と咲蘭がコーナーに詰められ、ななみが2人まとめてボディアタック。さらに2人まとめて逆片エビ固め。



ロープに逃れた弓李と咲蘭が飛び込んできたななみをカニばさみでロープに叩きつける。ななみに合体攻撃を仕掛けようするも、ここで弓李が裏切り、咲蘭にコードブレイカー。弓李がななみに腕4の字からの窒息攻撃を仕掛ける。

 

 

ななみが弓李に串刺し、タックルでカバーもカウント2。ななみが逆さ抑え込みを狙うが、咲蘭が2人を横から転がして2人まとめてカバーもカウント2。

 

 

咲蘭が上体を起こした2人にクロスボディ。さらに2人の足をからめて固めると2人の上を交互にフットスタンプ。

 

 

しのいだ弓李が咲蘭を払い腰。ななみをバッククラッカー。



咲蘭にネックブリーカードロップを決めカバーもカウント2。咲蘭がドロップキックでカバーもカウント2。咲蘭がダイビングフットスタンプでカバーもななみがカット。

 

 

ななみと咲蘭がエルボーの打ち合い。ななみがダイビングボディプレスも咲蘭がかわし♡さらんらっぷ♡も弓李がカット。弓李がグルグル回転からの丸め込みもカウント2。ななみが弓李をヨーロピアンクラッチも咲蘭がフットスタンプでカット。

 

 

弓李が咲蘭、ななみのに顔面にコールドスプレーを続けて噴射。ななみを場外に落とし、咲蘭をブロックバスターでホールドしカウント3を奪取。



弓李が8年ぶり2度目の王座返り咲きを果たした。



◆第4試合 藤本つかさ休業前ラスト 6人タッグマッチ30分1本勝負
×藤本つかさ&長谷川美子&若菜きらり(16分49秒 さかさましろ)雪妃真矢&トトロさつき&真白優希〇



この試合を最後に休業に入る藤本。長谷川にとって藤本はデビュー戦の相手であり、きらりにとっての藤本はデビュー戦を早めてまで戦いたかった相手。藤本に思い入れのある2人がパートナーとなり、その対角には藤本とはICE×∞王座を懸けて何度も戦ってきた雪妃、アイスの大黒柱トトロ、そして8月17日SKIPシティ大会で藤本に直接、勝利宣言をぶち上げた真白が立った。試合は藤本vs雪妃でスタート。手探りから雪妃が「私たちと言えば、これでしょう!」と藤本を首投げ。雪妃がサッカーキックを見舞う。今度は雪妃が自らマットに座り込む。藤本がサッカーキック。この攻防が2度続くが、2度目で藤本がサッカーキックを連打。



雪妃が蹴り足をキャッチし裏アキレス腱固めへ。こらえた藤本がアームホイップからはりつけドロップキック。雪妃が場外に落ち、場外戦へ。西側後方での乱戦に前日引退した中島安里紗さんが参戦。真白を狙ったエルボーが藤本に誤爆。



リングに戻ると、雪妃が藤本の右腕を絞め上げ、さらにニーを落とす。

 

 

そして腰にもニードロップ。藤本を起こしての風車式バックブリーカーでカバーもカウント2。代わった真白が藤本にストンピングを連打。真白がキャメルクラッチ。

 

 

代わったトトロが物置攻撃、串刺しラリアット、タックルでカバーも藤本がブリッジで抜けてドロップキック。長谷川に交代。長谷川ときらりが揃ってリングイン。交互にドロップキックを連打。さらに2人でロープに振ろうとするが、トトロがこらえる。



長谷川ときらりがロープワークでトトロを翻弄し、ドロップキック連打。きらりのロープ駆け上がり式のスタナーから、長谷川がドロップキックを決めやっとの思いでトトロを倒す。

 

 

長谷川がサマーソルトドロップでカバーもカウント2。代わったきらりが神栖を狙うもキャッチしたトトロがサイドバスター、ボディプレスでカバーもカウント2。代わった雪妃がブレーンバスターを狙うが、こらえたきらりが着地。初対決の雪妃にエルボーを連打する。受けて立った雪妃が1発のエルボーできらりを吹っ飛ばす。なおもエルボーで食い下がるきらりをコーナーに詰めての串刺しニー、ミドルキックでカバーもカウント2。

 

 

雪妃の蹴りをかわしたきらりがカサドーラもカウント2。藤本がカサドーラからのPKでフォロー。きらりがミサイルキックでカバーもカウント2。



代わった藤本がサッカーキックを連打。PKをキャッチした雪妃が抱え上げるも藤本が着地し、ロープに飛んでの高角度後方エビ固めでカバーもカウント2。藤本がインフィニティを狙うが雪妃が振り払いキックのコンビネーションからエルボー、はりつけの飛び込みニーでカバーもカウント2。ロープに飛んだ雪妃をきらりがエプロンから押さえ、長谷川がエルボーで飛び込む。さらに藤本がカウンターのドロップキックでカバーもカウント2。カットに入った真白を長谷川ときらりがダブルドロップキック。

 

 

トトロもロープに振るが、トトロが2人まとめてラリアットで吹っ飛ばす。雪妃がツームストンの体勢も藤本が切り返し反転。

 

 

もう一度、雪妃が反転し雪の結晶を狙うが藤本がアームホイップ、もう一度、雪妃が雪の結晶を狙うが、藤本がインフィニティ。カウントは2。藤本が張り手からのソバット。ロープに飛ぶが雪妃がカウンターのハイキック。雪妃が雪の結晶。



カウントは2。代わった真白が藤本を引き起こす。

 

 

エルボーの打ち合いから藤本がダブルチョップで倒し、コーナーに上がる。真白が追いつくも、藤本が蹴散らし、真白を宙吊りにしてのフットスタンプ。

 

 

さらに串刺し低空ドロップキック。藤本がカバーもカウント2。藤本がジャパニーズ・オーシャン・サイクロンを狙い、真白を肩車も、真白が藤本の両目を手でふさぐ。

 

 

藤本の後方に着地し、再びエルボーの打ち合い。藤本がダブルチョップも、これをこらえた真白が藤本の髪を掴んでの顔面エルボー連打。膝を衝く藤本になおエルボーのラッシュ。



真白がドロップキック、バックドロップでカバーもカウント2。長谷川ときらりが入り真白をロープに振るもクローズラインをかわした真白が2人に目突き。ここで雪妃とトトロがリングに入るも、真白は味方の2人にも目突きを決め、藤本とのタイマン勝負に挑む。藤本が張り手からのソバットでロープに飛ぶも、真白がカウンターのソバットでカバーもカウント1。

 

 

藤本がPKからのカバーを3連発もいずれも真白がキックアウト。真白がビーナスクラッチもカウント2。真白が特盛クラッチもカウント2。真白が渾身のソバットを顔面に叩き込み、雪妃が藤本に飛び込みニー、トトロが動くこと雷霆の如し。

 

 

続けて真白が藤本の背に飛び乗ると変形逆打ち=さかさましろを決め、藤本から初の3カウントを奪った。



〈試合後のリング上〉


真白「つっかさん、つっかさん、私あなたからスリー取りましたよ!あなたからスリー獲ったら決めていたことがあって、今、言っちゃいますね、嬉しいから!今日のメインの勝者、チャンピオンに挑戦したいと思います!(藤本に)どう思いますか?」
藤本「摩訶不思議なエースがいたっていいんじゃないの。なんならみんな待ってたと思うよ、あなたのベルト姿。藤本つかさに勝ったんだから、そんじょそこらのヤツに負けんじゃねえぞ!」 真白「絶対負けない!約束です。」
藤本「見てるから。」
※2人で指切り。



真白「ありがとうございます!」
※藤本が1人リングに残る。

 


藤本「昨日、相方の中島安里紗の引退を無事に見送って、幸せそうにリングを降りてて、パートナーとして職務を全うしたなと思ってすごく安心しました。安里紗の引退を期に限定復帰という形で過ごしたこの4ヵ月間、本当に濃かったし、奇跡的な日々を過ごしていた。本当に想像以上に、胸がギュッと締めつけられて苦しかったり痛かったり、でもそれが楽しかったり、本当に私は自分の愛した女子プロレスを体感しました。でも、私は引退しないので(笑)。休業なので、今までありがとうございましたとか、明日から会えなくなるの寂しいですとか言われるんですけど…すみません、普通に会場にスタッフとしています。(※つっかコールが起こる)これからはリング外になりますが、アイスリボンを一緒に盛り上げていきますので、どうかこれからもよろしくお願いします。そしてもうひとつ、お伝えしなければいけないニュースが…何やら、私と対戦したいという人が1人いるということですが…。だったらこのリング来いよとか、24日に私は休業なんだよとかずっと言ってたし、じゃあ明日来れないお客さんの気持ちはどうなるのとか、いろいろ、いろいろ思いました。だけど、それも全部ひっくるめて、アイツをぶん殴ってやりたい!明日、ジュリアをぶん殴りに行きます!皆さんいいでしょうか?(※会場から拍手)今日が休業試合には変わらないんだけど、変わらないんだけど、明日、この5年分の思いを、みんなの思いを背負って、ジュリアをぶん殴りに行きます。ありがとうございました。」

〈試合後の藤本つかさ〉


「ちょっと試合前にいろいろ思い出してしまって。私らしくないんですけど涙が出てしまいました。本当にいろいろあったんですよ、この4ヵ月。たった4ヵ月だったけど、親友のためにと思って復帰したその矢先にスターダムに参戦して、IWGPに挑戦して、そこで脱臼して、手術して欠場して復帰して…。昨日安里紗の引退を見送って。本当にいろんなことがありました。そんな中で最後の最後に、もう私は一生触れ合わないと思っていたんですけど、向こうはずっと引っかかってたんですかね。一生、清算をしないで離れ離れになることも、それが私の清算の仕方かなと思ってたんですけど、そんなに言うならあなたのワガママ叶えてあげましょうかって、そんな感じです。本当にどうなるか分からないし、どんな顔かも忘れましたけど、会いに行ってじっくり目を見たいと思います。」

――1分掛けの1試合で何が生まれると思いますか?
「分からないですよね。1分の中に5年分の恨みとかつらみとか、あの頃の悲しみとか傷ついたみんなの心とか、そういうのも全部全部私の体で伝えます。本当にありすぎですって、この4ヵ月。濃かったです。予想だにしないことばかりで。安里紗の引退を見送ることが私の一番の任務ではあったんですけど、女子プロレス界がほっといてくれない!まだまだやることあるんだなって。後輩たちに伝えなきゃいけないこともあるんだなっていうのを実感しました。」

――真白選手に3カウントを取られたことに関しては?
「やっぱり悔しいって気持ちがあるので。まだまだ私はチャンピオンになりたいんだなって思いましたね。ただ、あれだけ力強く真白がチャンピオンに挑戦しますって言ってくれたので。(右の額に)この靴跡くっきり残った。その真白の気持ちも感じましたし。ベルト姿、楽しみにしたいと思います。どっちが勝つんだろう。」