12/31「RIBBONMANIA2023」試合結果② | プロレスでハッピー!アイスリボン!!

プロレスでハッピー!アイスリボン!!

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アイスリボン後楽園ホール大会
「RIBBONMANIA2023」
2023年12月31日(日)後楽園ホール
10時45分開場/11時30分開始
観衆:503人

 

◆第6試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者]杏ちゃむ&×YuuRI(15分24秒 ネ・コヒストラル)弓李○&芦田美歩[挑戦者]
※第61代王者2度目の防衛に失敗
※弓李&芦田が第62代王者となる



12月17日SKIPシティ大会でのリボンタッグ戦で敗れた明日香に最初に駆け寄ったのが、同期の芦田。芦田は明日香を励ましつつ涙ぐみながら「明日香の仇を取る!」とQ.V.に挑戦表明。そして芦田がパートナーに指名したのがデビュー10年目を迎えた弓李。最初は芦田の申し出に乗り気でなかった弓李だが、12月24日『1318』大会での芦田とのタッグで快勝し、芦田とのタッグ王座挑戦を快諾。タッグ名を『チアベル』としQ.V.の対角に立った。ゴングと同時に例によって暴走する芦田が1人でQ.V.を急襲。これを蹴散らしたQ.V.。YuuRIの蹴りと杏ちゃむのフェースクラッシャーの連係で杏ちゃむがカバーもカウント2。

 

 

サンドイッチ低空ドロップキックから杏ちゃむがカバーもカウント2。杏ちゃむがキャメルクラッチ、アームバーへ。

 

 

何度か弓李がカットに入るも杏ちゃむの頭をパチンと叩くだけで、杏ちゃむにダメージはなし。杏ちゃむがダイビングフットスタンプも芦田がかわす。すかさず杏ちゃむが串刺しダブルニーアタックでカバーもカウント2。四つん這い状態の芦田に杏ちゃむがストンピングを連打。弓李が芦田を踏み台にして杏ちゃむにコードブレイカー。



芦田がドロップキックでカバーもカウント2。代わった弓李がドロップキック。

 

 

さらに杏ちゃむを払い腰で投げ、入ってきたYuuRIをバッククラッカー。弓李が杏ちゃむの上に落ちる位置で決める。弓李が串刺しエルボーからクロスボディでカバーもカウント2。弓李が脇固め。

 

 

杏ちゃむが切り返し正面ドロップキックでカバーもカウント2。代わった芦田を杏ちゃむがロープを使ってのDDTに決めカバーもカウント2。杏ちゃむがフェースロック、飛び込みドロップキックからカバーもカウント2。

 

 

芦田が強引に丸め込むもカウント2。芦田がカウンターのハイキック、ジャンピングフロントキックからカバーもカウントは2。

 

 

コーナーに上がった芦田を杏ちゃむがデッドリードライブ、ランニングダブルニーでカバーもカウントは2。代わったYuuRIがミサイルキック、串刺しエルボー、ランニングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。



YuuRIがサッカーキック、PK、側頭部への低空ドロップキックでカバーもカウント2。弓李がアシストに入り、ダイビングボディアタック。

 

 

芦田がスピンキック2連発でカバーもカウント2。YuuRIがカニばさみで芦田をロープ際に追い込み、杏ちゃむが飛び込みドロップキック、YuuRIが619、杏ちゃむがギロチンドロップ、YuuRIがセントーンでカバーもカウント2。弓李がアシストに入るもYuuRIが2人まとめてランニングネックブリーカードロップで倒す。

 

 

杏ちゃむが弓李を場外に落とし、YuuRIが芦田にフィッシャーマンズバスター。カバーもカウント2。YuuRIがフェースロックへ。

 

 

その間、場外で杏ちゃむの追撃を蹴散らした弓李がセコンドも巻き込み、杏ちゃむを養生テープで鉄柱にグルグル巻きにする。

 

 

リングに戻った弓李はYuuRIを蹴散らし、芦田がドロップキックでカバーもカウント2。

 

 

代わった弓李が首固めもカウント2。腕サソリを狙うがYuuRIが丸め込みへ。キックアウトした弓李はロープに飛んだYuuRIを転ばせるとネ・コヒストラルを決めカウント3を奪取。



結果に納得のいかないQ.V.が猛然と抗議するが、新王者はこれを完全に無視。弓李にとっては5年ぶり2度目のリボンタッグ王座戴冠、芦田はデビュー4ヵ月でベルトを初めて腰に巻いた。



〈試合後のチアベル=弓李&芦田美歩〉


芦田「(ベルトは) 肩に担ぐのが普通ですか?」
弓李「自由だよ。おめでとう!」
芦田「勝ちました!あー良かった!弓李さんもおめでとうございます!」
弓李「そんなにうちは…(自分のベルトを芦田に)あげるよ。」
芦田「え?やめてください、始まったばかりですよ。でも狙われましたね、新人が。私が攻撃されてる間に相手が疲れればいいなと思ってました。その間、私はみんなが知っての通り、負けず嫌いの我慢強いタイプなので、絶対スリーも取らせないし、ギブもしないってことを試合の途中に決めて。あとは弓李さんに…。」
弓李「芦田が耐えてくれたおかげで意表を衝くことできたと思います。おめでとうございます。」
芦田「めっちゃ他人事じゃないですか。」
弓李「これで解散していい?」
芦田「ダメです!まだスタート地点に立ったばかりじゃないですか。私のパートナーは弓李さんしかいないんですから。」
弓李「今からでも遅くない…もう遅いか。」
芦田「どう思います?本当は私のこと大好きなくせに。これで2023年、最高に締められましたね。」
弓李「おめでとう! 芦田が満足ならウチはもう…。芦田の思いに応えられたんだなってことで、2024年から出なくなるので。」
芦田「皆さん、(弓李を) 止めてくださいよ、一緒に。」


――デビュー4ヵ月でベルト初戴冠となりましたが?
芦田「この前シングル獲れなくて悔しい思いをしていたので、こうやって獲れて嬉しいなって思いますし、これからも精進していかないとって思ってます。」

――ベルトは獲ってからの方が大変だと言われます。
芦田「はい。それは各所から色々聞いていたので覚悟のうえで今回、試合に臨みましたし、ベルトを持っている選手として皆さんに認められるように、これからも努力していきたいと思います。」

――どんなチャンピオンロードを歩みたいですか?
芦田「どんな?美歩がチャンピオンじゃないとダメだよって言ってもらえるような、みんなが納得して美歩がチャンピオンだよって言ってもらえるような選手であり続けたいし、これからも、全然まだまだだと思うので、頑張ります。」

――それを2人で見せていきたい?
芦田「はい、私は弓李さんとやっていきたいと思っています。(無反応な弓李に)デコピン!」
弓李「そうやって先輩に。」
芦田「いや、本当に弓李さんのおかげと言っても過言ではないです。私一人の力では手に入れられなかったベルトです。本当にありがとうございます。」
弓李「おめでとうございます。」
芦田 「いつまで他人事なんですか!」




◆第7試合 ICE×∞選手権試合 30分1本勝負
[王者]○星いぶき(25分04秒 いぶning star)松下楓歩×[挑戦者]
※第37代王者2度目の防衛に成功



11月3日プリズムホール大会で芦田を下し、ICE×∞王座初防衛を果たしたいぶきに挑戦表明した楓歩。タッグパートナー同士である2人の前哨戦は5試合中3試合が2人の間で勝敗がつき、しかも挑戦者の楓歩が2勝1敗で勝ち越し、キャリアを上回る時の勢いをみせた。今回のタイトル戦に向けて「今のアイスリボンは自分と楓歩が先頭に立って行かないとダメ。いがみ合うのではなく高め合っていきたい。」と語っていたいぶきだが、その言葉通り、2人の前哨戦は戦うごとにレベルアップし、最高の形でタイトル戦を迎えるに至った。試合はロックアップから楓歩がヘッドロック。逃れたいぶきをアームホイップ、タックルに決めるも、いぶきはランニングネックブリーカードロップを決める。さらにコーナーでの踏みつけからいぶきが弓矢固め。楓歩が反転してカバーもカウント2。楓歩がエルボー。いぶきがチョップ。打ち合いへ。いぶきがロープ際に追い込んでのエルボーからタックルでカバーもカウント2。いぶきが逆エビ固め。ロープに逃れた楓歩に顔面ウォッシュ連打。楓歩がカウンターのタックルからロープ際にいぶきを追い込んでのサッカーキックでカバーもカウント2。楓歩が脇固め、フェースロック。ロープに逃れたいぶきがコードブレイカー。楓歩が低空ドロップキックでいぶきを場外に落とす。

 

 

楓歩がエプロンを走ってのPKもキャッチしたいぶきが楓歩を場外に落とし、客席に叩きつけ、倒れた楓歩に椅子を重ねて椅子を叩きつけ、さらに椅子に座らせての飛び込みクロスボディ。

 

 

起き上がった楓歩も場外戦で反撃に出るとエプロンを走ってのPKを決める。リングに戻り、コーナートップからのミサイルキックでカバーもカウント2。

 

 

楓歩の飛び込みをかわしたいぶきが正面ドロップキックでカバーもカウント2。

 

 

エルボーの打ち合いからいぶきがコーナーに詰めてのチョップ連打からつっか式卍固め。

 

 

ロープに逃れた楓歩をエプロンから蹴り上げたいぶきはダイビングボディアタックでカバーもカウント2。楓歩がSTO、PKでカバーもカウント2。

 

 

いぶきがアッパーエルボーからライトニングスパイラルでカバーもカウント2。いぶきが前方回転のエビ固めでカバーもカウント2。いぶきがコーナーに上がるも楓歩が雪崩式ブレーンバスターで投げる。



いぶきがトラースキックでカバーもカウント1。楓歩がバズソーキックでカバーもカウント1。

 

 

蹴りの相打ちから楓歩がジャーマン。

 

 

起き上がったいぶきもジャーマンで投げ飛ばす。エルボーの打ち合いからいぶきがトラースキック、ロープ際に追い込んでの飛び込みニー。楓歩がサイドバスター、振り子式サイドバスターでカバーもカウント2。楓歩がファルコンアローもカウント2でいぶきが反転してカバーもカウント2。いぶきがグッド・いぶningも楓歩が潰してカウント2。いぶきがトラースキックからRunning Starもカウント2。いぶきがストンピング連打。起き上がった楓歩がエルボー連打から顔面踏みつけ、バズソーキックから変形ブロックバスターもカウント2。楓歩がファンファーレもカウント2。



楓歩がいぶきを引き起こそうとするが、いぶきはグッド・いぶningもカウント2。蹴り合いからいぶきがダブルチョップでカバーもカウント2。いぶきがいぶning starを狙うが、潰した楓歩がカバーもカウント2。いぶきが後頭部へのランニングダブルニー、正面からランニングダブルニーでカバーもカウントは2。

 

 

いぶきがいぶningドライバーもカウント2。続けていぶきがいぶning starを決めてのカウント3。

 

 

いぶきが25分を超える攻防戦を制した。



〈試合後のリング上〉


いぶき 「2回目の防衛、成功したぞーっ!正直言って今日、ベルト守り抜くって思って、ここのリングに立てなかったです。楓歩、他の子よりもメチャクチャメチャクチャ努力して、ここまで這い上がってきたから!自分は100%、このベルトを防衛できるって1ミリも思わなかったです。でも、ここで負けたら星いぶきは終わりだと思って…この試合負けたら、自分はもうこのリングに立たないって思いで今日、挑みました。でも、やっぱり誰にもアイスリボンへの愛は負けたくないから!アイスリボンが大好きだから!このベルト、守り抜くことができて、自分はすごい嬉しかったです。そして楓歩、12月31日っていう大きな舞台で挑戦してきてくれて、ありがとうございました。」
楓歩「まだまだ実力が全然足りなかったということですね。1回で星いぶきを超えようとした自分が浅はかでした。自分がこのままシングルを狙っていくかは、まだわからないですけど、いま思うところは星いぶきがアイスリボンでよかったです。そして、私もアイスリボンという団体を選んで本当に良かったです。いぶきさん、また気が向いたらはたち~ずとしてリボンタッグ狙ってください。大みそかという舞台を選んでくださったこと本当に本当に嬉しかったです。ありがとうございました。」



いぶき「来年で楓歩が21歳になるからはたち~ず解散かと思ったけど、言ってくれたからはたち~ずは継続ですね。これからも組んでよし、戦ってもよしの関係でいてください。お願いします!そして8月26日、このベルトを初めて獲って、その時に、2023年下半期はこの星いぶきだー!って言ったと思うのですけど、今日は言わせてください。2023年下半期を締めるのは、この星いぶきだーっ!2024年は上半期、ではなく、1月から12月までこの星いぶきが先頭に立ってやってやるぞーっ!」

 


※握手回り後、選手がリングに戻ると、会場のスクリーンに1月27日後楽園ホール大会で所属選手のよる1DAYトーナメントが開催されることが発表された。



再びマイクを手にしたいぶきは「後楽園ホールの、この空席をなんとしてでも埋めたい。来年も選手一同、スタッフー同、精進して頑張っていくので、来年も応援よろしくお願いします!」と語り、最後もいぶきが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で2023年のアイスリボンを締めた。


〈試合後の星いぶき&松下楓歩〉


いぶき「2023年アイスリボン最後の大会が無事終了しました~!皆さん、お疲れ様でした~!」
楓歩「お疲れ様でした。」
いぶき「リング上でうまく言えなかったんですけど、松下楓歩っていう人がアイスリボンにいてくれてよかったなってすごい思いました。」
楓歩「泣いちゃう…。」

 


いぶき「自分はいろんなことを経験してきて、すごい悲しい思いもして、自分のライバルであり、タッグパートナーであった人も抜け、目指していた人も抜け、自分はどうしたらアイスリボンで輝いていけるかなって思いました。でも、松下楓歩っていう選手が、まだデビューして間もないのに、こうやって這い上がってきてくれて、自分だけが思ってるのかもしれないけど、本当に楓歩がライバルという存在でいてくれて、本当に感謝しかないし、スタッフから選手に上がってきてくれたこと、すごい誇りに思ってるし、本当にありがとうございますって感じです。今日も12月31日っていう舞台を自分が勝手に選んで、そこも引き受けてくれてありがとうございました。」
楓歩「そういえばスタッフでした。2年数カ月前はスタッフでやってて。でも私って女子プロレス団体で働きたいと思って、思って入ったんですけど、でもアイスリボン以外の団体は本当に全然見てなくて、知らなくて。アイスリボンしかないなって思ってアイスリボンに入って、気がついたらデビューしてて。そしたら、その時私が大好きだったアイスリボンの選手が抜けて、私どうなるんだろうなって、どうしていけばいいんだろうなって新人ながら思ってて…いろんな先輩とシングルをして、タッグもして、タッグ挑戦もして、やっとたどり着いたシングル初挑戦。まあ、負けてしまったんですけど、私はこれからもシングルを目指すのでしょうか、まだわかんないんですけど…。」
いぶき「何逃げてんの!逃げって言ったじゃん、それが。自分で。」
楓歩「今日、結果が出てしまったから…。」
いぶき「自分なんて何回挑戦してきたと思ってんの、このベルト!」
楓歩「そうですね。じゃあ1月になんか1DAYトーナメントあるみたいですけど、私は出ずにシングルのベルトに挑戦したいと思います。」
いぶき「じゃあ、自分も出れないね、それを言われたら。まあ、でも、そのトーナメント、出ようよ、一緒に。」
楓歩「出るんですか?」
いぶき「出ようよ!もう1回やろうよ、そこで。選抜に選ばれるか、わかんないけど。」
楓歩「はい(笑)。」
いぶき「もう1回、後楽園ホール大会で。どういう形になるか、詳細、まだ何も…あれだけじゃ本当に、皆さんもわからないと思うんです。自分もわからないし。でも選ばれるってことはアイスリボンを背負って立つ人間しか選ばれないと思うんで。そこで選ばれて、決勝戦で会って、また。」
楓歩「またこいつらかって言わせましょう。」
いぶき 「今日の続きをしましょう。」
楓歩「なんだっけ、言おうとしていたこと忘れちゃった。いぶきさん、話長いから。」
いぶき「すいません、話長いんです。」
楓歩「でも、気が向いたらタッグも。私、今パートナー、誰もいなくなってしまったので。(タッグのベルト)狙いたいなって気持ちもあるので。シングルに満足したら、来てください。」
いぶき「いや、シングル持ってても行くんで。」
楓歩「です。」
いぶき「なので、これからのアイスリボンもよろしくお願いします!」
楓歩「2024年も新体制になって、これまで以上に自分たちが盛り上げていかないといけないなと思うので。チャンピオン頑張ってください!」
いぶき「頑張ります!」
楓歩「来年もよろしくお願いします。良いお年を!」
いぶき「ハッピーニューイヤー!」
楓歩「それは来年だろ (苦笑)。」
いぶき「ありがとうございました。」