7/9「アイスリボン1213」試合結果 | プロレスでハッピー!アイスリボン!!

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「アイスリボン1213」
2022年7月9日(土)アイスリボン道場
13時35分開場/14時00分開始
観衆:38人

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○AKARI(6分32秒 ギブアップ)咲蘭×
※ムイビエン



オープニングマッチはAKARIと咲蘭の初シングルマッチ。この日がデビュー2年目最初の試合となった咲蘭は、デビュー当時のコスチュームで臨むと、ウエイト差があるAKARIに対して真正面からロックアップで対し、AKARIをロープに詰めるとエルボー連打の先制攻撃に出た。しかし、対するAKARIは咲蘭を何度も豪快に投げ飛ばし、さらに逆エビ固めで絞め上げる。

 

 

ロープに逃れた咲蘭はドロップキック4連発で反撃。ロープに飛んだところをAKARIに脇固めで切り返された咲蘭だが、これもロープに逃れ、スリーパーでグランドへ引き込む。

 

 

さらにコーナーからのクロスボディ、スクールボーイとAKARIを追い込むも、コーナーに飛び込むところをカウンターの蹴りで阻止されると、AKARIが蹴りのコンビネーションを畳みかけ、最後はムイビエンで粘る咲蘭からギブアップを奪った。


◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○尾﨑妹加(8分18秒 体固め)久令愛×
※ダイビングセントーン



7月31日後楽園ホール大会で朝陽との次期ICE×∞王座挑戦者決定戦を行う妹加が昨年12月25日『1166』大会以来、6か月半ぶりに道場マッチに参戦。PURE-Jの久令愛との初シングルマッチに臨んだ。パワーファイター同士の一戦は手四つの力比べでスタート。どちらも譲らない力の入った攻防から、今度はタックル合戦に。打ち勝ったのは妹加。久令愛を吹っ飛ばしセントーンを決める。さらにキャメルクラッチで強烈に絞め上げるが、久令愛はこれをしのぐと、チョップの連打で妹加をコーナーに追い込む。

 

 

さらに腕十字、アームブリーカーを決めた久令愛は裏アキレス腱固めで妹加をロープに追い込んでのビッグブーツを狙うが、これをかわした妹加は延髄へのラリアットを決めると、アルゼンチン・バックブリーカー、コーナー2段目からのダイビングセントーン。カウント2で返した久令愛は飛び込み式腕十字を決めると、リストアームサルト・スープレックスでホールド。

 

 

カウント2で返した妹加のバックに回った久令愛だが、これは妹加がこらえる。カウンターのビックブーツをヒットさせた久令愛は妹加をロープに振るが、妹加はカウンターのラリアットで反撃。

 

 

さらにもう1発ラリアットをヒットさせると、最後はコーナー最上段からのダイビングセントーンで妹加がパワー対決を制した。


◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
×トトロさつき(9分39秒 春夜恋)チェリー○



7月31日後楽園ホール大会で真琴&ハム子の熟練タッグの挑戦を受けるリボンタッグ王者のトトロ。7月3日SKIPシティ大会では6人タッグで真琴&ハム子との前哨戦を行い、最後は挑戦者チームに加わったチェリーがNATSUMIを破り、結果的に敗れてしまった。直接の前哨戦ではないものの、この日は前回の勝者であるチェリーとの1年ぶり3度目のシングル戦。開始早々、トトロに力比べを挑むチェリーに、応えようとしたトトロだが、チェリーはトトロの足を踏みつけるフェイント攻撃で揺さぶる。チェリーをタックルで吹っ飛ばしたトトロはチェリーをロープに振ろうとするが、チェリーが切り返してトトロをロープに振ると、戻ってきたトトロを再度、ロープに振り、さらに戻ってきたところをロープに振る…ほとんどロープワークの練習を強いられた形のトトロは何度も何度もロープワークで走らされてしまう。すっかりヘロヘロになったところをカバーするチェリー。序盤からチェリーのインサイドワークが試合の流れを握っていく。しかし、この1年間で選手としての立場も、選手としての力量も桁違いにアップしているトトロはパワー全開でチェリーの策略をぶち破りにいく。

 

 

エプロン際での踏みつけ、人間椅子とチェリーを圧殺しようとするが、ここでチェリーはグランドでの関節技のバリエーションで反撃。

 

 

さらにレフェリーを巻き込んでトトロを揺さぶっていったチェリー。トトロもカミカゼからの動くこと雷霆の如しを狙うが、チェリーはバックに逃れてのスリーパーへ。

 

 

そして最後はコーナーに飛び込んできたトトロの突進をかわしての春夜恋でチェリーが3カウントを奪った。




◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
ラム会長&○松下楓歩(10分26秒 ファンファーレ)朝陽&鈴木ユラ×



1年9組の朝陽と楓歩が対角に分かれ、朝陽がアイスリボン初参戦のAlmaLibreのユラと、楓歩が会長とそれぞれ初タッグを組んでのメインイベント。楓歩は7月18日横浜リボンでいぶきと志田光への挑戦権を懸けたシングル戦が、朝陽は7月31日後楽園ホール大会で妹加とICE×∞王座挑戦権を懸けた戦いが控えており、それぞれがテーマを持って臨んだ一戦。試合は会長vs朝陽でスタート。ロックアップで譲らない攻防をみせると、楓歩vsユラへ。ユラが先制のエルボー連打を仕掛けるが、楓歩はカウンターのタックルを決めると、ユラをロープ際で踏みつけ、さらに自軍コーナーへ追い込む、会長とタッチ。会長がエルボー、トーキックでユラを倒し、エルボードロップで楓歩につなぐ。楓歩が逆片エビ固めでじっくりと絞め上げ、ユラがロープに逃れると会長とタッチ。ユラの腰にストンピングを入れた会長はコーナーに詰めてのチョップ連打からユラをロープに振るが、ユラは右ハイキックを会長にクリーンヒットさせ朝陽に交代。

 

 

ドロップキックをヒットさせた朝陽。ここで楓歩がアシストに入る。朝陽を2人でロープに振るが、ロープを超えてエプロンに立った朝陽は飛び込んでくる2人を丸め込むと、上体を起こしたところにドロップキック、さらに619を決め、会長にフェースバスター。トーキックで反撃した会長が楓歩に交代。1年9組対決へ。楓歩がサッカーキック、PKの先制攻撃。

 

 

さらにコーナー2段目からのドロップキック。朝陽もエルボーで反撃。楓歩も応戦するも、楓歩の踏み込んできたところをカニばさみを決めた朝陽はアームブリーカーを決める。試合は楓歩vsユラへ。タックル合戦を制したユラがブレーンバスターを狙うが、こらえた楓歩がグランドに持ち込み、アキレス腱固めへ。朝陽がカットに入り、ユラがボディスラムを決める。さらに朝陽がコーナーからのダイビングヒップドロップのアシストを決め、ユラが腕十字へ。ロープに逃れた楓歩をブレーンバスターに決めたユラ。

 

 

さらに延髄ハイキックをヒットさせる。楓歩も会長を呼び込み、会長がユラに串刺しエルボー。楓歩がミサイルキックからカバー。朝陽がカットに入るが、会長が朝陽を場外へ。楓歩がユラにブレーンバスター。そしてサイドにユラを抱え込むように持ち上げると、そのまま垂直に叩き落す新技ファンファーレを披露。

 

 

そのままカウント3を奪い、楓歩が勝利を収めた。

〈試合後のリング上〉


楓歩「宣言通り、メインイベント、勝ちましたーっ!ありがとうございます!自分は7月18日、横浜リボンで志田光さんとの対戦を懸けた、いぶきさんとのシングルマッチが決まっています。それに向けて、技も技の精度も勝ち星とかモチベーションも上げていかなければいけない中での今日の勝利、自分はすごく自信になりました。そしてラムさん、自分は今日、ラムさんと初タッグで、今までは対戦も、タッグを組んだことも一度もなくて、きのうからずっと緊張していました。ぜひまた対戦で、次は対角でお願いします。」
会長「はい。パチパチパチパチ!初めて、本当に当たったことも組んだこともなかったですよね、今まで。本当に赤の他人みたいな。ご挨拶しかしてないんで、私もあー、みたいな感じだから。全然、知らない人だったんだけど、今日で知っている人になりました。ありがとうございました。対戦相手の10代の2人も頑張っていたと覆います。(※「はいっ!」と応える朝陽とユラ)今日は全部、私任せ。入場のオープニング(の挨拶)から、最後のマイクもいいですかと。いろんな団体に出ていますけど、アイスリボンでも頑張っていきますので、皆さん、応援よろしくお願いいたしまーす!」
楓歩「鈴木ユラさん、アイス初参戦、いかがでしたか?」
ユラ「まさかここで憧れのラム会長と試合ができるとは思っていなかったです。ずっとやりたいと思ってきたから、すっごい嬉しいです。ラム会長のストンピング、くそ痛いです。まだ痛いです。初参戦ありがとうございました!」
最後は会長と楓歩が2人で「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で締めた。