7/3「アイスリボン1212 in SKIPシティ」試合結果 | プロレスでハッピー!アイスリボン!!

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アイスリボンの試合の見どころや試合結果など、自由につっかが書いていきます♪

アイスリボン1212 in SKIPシティ
2022年7月3日(日)SKIPシティ多目的ホール
11時30分開場/12時00分開始
観衆:153人(満員)


◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
〇櫻井裕子&咲蘭 (11分31秒 ブレーンバスター・ホールド) キク×&Himiko

 

熟女タッグ=キク&HimikoがSKIPシティ大会のオープニングマッチに登場。試合中、自分たちのことを「昭和エンジェル」と名乗るなど、タッグとして息の合った連係やダブル攻撃を仕掛けていったキクとHimikoは咲蘭に的を絞り、試合を優位に進めたが、泣きながらも、必死に耐え抜いた咲蘭が、Himikoにでんでんむしを決め、なんとか櫻井につなぐ。

 


咲蘭の健闘に応えた櫻井のパワーが爆発。

 

 

キクとHimikoの合体技を浴びるも、これをしのぐと、最後はキクを豪快にブレーンバスターで投げつけてホールド。逆転勝利を飾った。



◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
〇雪妃真矢&ラム会長 (9分45秒 片エビ固め) あーみん×&柳川澄樺
※TSULALA


6月26日後楽園ホール大会では対角に立っていたRebel&Enemyの雪妃と会長が、この日はタッグで登場。その2人にあーみんが試合前、マイクを手にすると、「最近、思うことがあるんですけど、私達、KISSmeT PRINCESS、ピンチなんです。今日も私1人プリンセスだったりして…このままだと自然消滅プリンセスになってしまうんですぅ~。だから私はメンバーを増やすために努力してきたんですけど、新しい標的を見つけました。ラムさん、ユキさん、いえ、プリンセスレネミーさん!私達を助けてください!よろしくお願いします!」と2人のプリンセス入りを願い出た。これに対してあっさり「ごめんなさい!」と拒否した会長だが、あーみんはあきらめずに「今日の試合で私達が勝ったら、キスプリに入ってください!」と条件を出した。それに対しても拒否したレネミーは「もし自分達が負けたら、レネミーに入る!」という条件も拒否。

 

 

すべてを断られたあーみんが柳川と共に奇襲を仕掛け、怒りの猛攻に出るも、レネミーの息の合った連係が逆にあーみんと柳川を追い込み、最後は雪妃があーみんをとらえ、蹴りのコンビネーションからの飛び膝蹴り=TSULALAでフィニッシュした。

 


試合後も「やるな、レネミープリンセス。でも私はあきらめない。2人をプリンセスにするために、地獄の果てまで追いかけてやるからなーっ!」と宣言。これに対して雪妃は「レネミーは何人いると思っているんだ。4人いるんですよ。今度当たることがあったら、エネミーイチのアマゾネスプリンセスをつれてくるから。」と山下とのタッグでの再戦を予告。果たしてあーみんの思いは届くか!?


◆第3試合 シングルマッチ15分1本勝負
〇本間多恵 (10分53秒 ギブアップ) 松下楓歩×
※メジャモ☆タエ


ICE×∞王座決定トーナメントでは準決勝で安納に敗れ悔し涙を飲んだ本間が、気持ちも新たに楓歩とのシングルマッチに臨んだ。開始早々、本間に対してグランド勝負に挑んだ楓歩。本間の足をすくい上げてのテイクダウンからレッグロックを狙うが、本間はアキレス腱固めで切り返す。コーナーで踏みつけに出た本間だが、これをしのいだ楓歩は串刺しドロップキック、サッカーキック、PKと自分の流れに持っていく。しかし、楓歩がロープに飛んだところを脇固めで切り返した本間は腕ひしぎへ。

 

 

これを反転した楓歩は本間にSTFを決める。さらにはりつけドロップキック、エルボー、雪崩式ブレーンバスター、ミサイルキックを放った楓歩は延髄ハイを狙うが、これをキャッチして裏アキレス腱固めに決めた本間はミサイルキックのお返しを決めると、最後は楓歩の足を引き込んでのメジャモ☆タエでフィニッシュした。




◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
△安納サオリ&尾﨑妹加 (時間切れ引き分け) 星いぶき△&朝陽


第34代ICE×∞王者となった安納がベルトを腰に、さらに自身が単独表紙になった週刊プロレスを手に、盟友の妹加とのタッグでセミファイナルに登場。対戦するいぶきと朝陽の狙いはもちろん王者・安納。先発に出たいぶきは早速、「安納、出てこい!」とアピールする。安納が先発に出ると、いぶきは朝陽に声を掛け、早くもダブル攻撃で安納を揺さぶる。2人でのブレーンバスターを狙うが、これをDDTで返した安納は、2人まとめて弓矢固めに決めるなど、チャンピオンらしい切り返しをみせる。

 

 

安納のパートナーの妹加は安納をアシストするというよりも、いぶきと朝陽に真正面からぶつかっていき、試合は4選手の激しいぶつかり合いが展開されていったが、終盤ではいぶきが安納を攻め込むと、朝陽が味方であるいぶきをカット。味方同士で安納を奪い合う攻防もみられるなど、もつれるシーンもあり、決着がつかずに20分ドローとなった。

 


そして試合後、4選手の思いが一気に爆発する。最初にマイクを手にしたのはいぶきだ。

〈試合後のリング上〉
いぶき「今日の結果もそうだけど、自分はトーナメント優勝してベルトを巻いていれば、この週プロの表紙飾っていたかもしれないよねえ。あー悔しい!でも、安納さん、安納さんが持っているそのベルト、あきらめてないから。安納さんからこの前負けてないから。自分にはまだ挑戦する権利があると思うの。だから絶対にそのベルトを持っていてください。自分はそのベルトと同じくらいやりたいことがひとつあるんですよ。それは7月31日、志田光が後楽園ホール大会に参戦しますよね。自分、その相手に立候補することをここに宣言します!」
楓歩「ちょっと待ったーっ!」
※楓歩がリングに上がる。
楓歩「自分だって志田さんとシングルがしたい。やったでしょ、5月4日に。」
いぶき「やった?あんなちょっとでやったっていうの?自分はまだまだまだまだまだまだ、もっとやり足りないよ。あんたはどう思うの?やりたいの、そんなに?」
楓歩「やりたい!」
いぶき「どんだけやりたいの?」
楓歩「(※手を広げて)こんだけやりたい!」
いぶき「Twitterであおったのかよ!」
楓歩「あおってねえよ!」
いぶき「でもいいや。そういう覚悟があるんだったら、志田光を懸けてシングルマッチどうだ?」

 


楓歩「お願いします!」
いぶき「7月18日の横浜ラジアントホール大会でどうですか?」
楓歩「ぜひ、お願いします。次期志田光挑戦者決定戦、お願いします!」
いぶき「志田光を懸けて正々堂々、勝負お願いします!」
楓歩「お願いします!」
※朝陽が安納に近づく。
朝陽「安納さん、ベルトに挑戦させてください。今日ドローだったんで、それなりの実力がついてきていると思うので。」
妹加「私も挑戦させろよ。」
朝陽「入ってこないでくださいよ。」
妹加「なんで入っちゃダメなの?アイスリボンじゃないから?所属じゃないから?いいじゃん、別に。所属が弱いから外部が頑張るんだよ。」

 


朝陽「じゃあ、それ、覆すためにも私が挑戦します。(安納に)いいですよね?」
妹加「(安納に)妹加がやるよ。同期でしょ?同期選んでよ。」
安納「やべえ、チャンピオンになったら、めっちゃモテる。モテモテやん私。そうか、朝陽ちゃん、妹加…意識してくれるのはすごい嬉しいし、私はアイスリボンの選手、私と戦いたいっていう人とは全員戦いたいと思っている。妹加は私が指名した。正直、裏で。でも朝陽ちゃんも、いいよね。したいんだよね。いつだろうな…あのね、次、ビックマッチ、7月31日(の後楽園ホール大会)じゃん。私、出えへんねん。けっこう私もこう見えて売れっ子なんですよ。だからさあ、2人が盛り上げてよ。2人がさっき言ってたなんだっけ?安納サオリの次期挑戦者のやつやってよ。勝ったら挑戦してきて!私いないけど、ちゃんと見ているから。7月31日、2人が盛り上げてください。(いぶきに)あなたもね。」
朝陽「7月31日、次期挑戦者決定戦。どうですか?」
妹加「もちろん!正々堂々、よろしくお願いします。」
※2人で握手。

 



〈試合後の安納サオリ〉
「あのねえ、久々に実感します。私、普段もモテますけど、あんまりリング上ではモテなかったですね、この何年か。だから久々にモテちゃって嬉しいな。ちょっと残念なことに、7月31日は私、出れないんですけど、その挑戦したい2人がいるなら、ちょっと盛り上げてくれて、その勝ったほうと私がこのベルトを懸けて戦いたいな思います。(いぶきとは)まあ、胸を張って受け止めるといいましたから。前回戦ったときも私は胸張って受け止めてやるって言いました。今日もそれを誓ってここに来ました。でも(いぶきのチョップは)いてえや、マジで。でも私は絶対不屈少女なので、絶対に負けないですよ。この痛みが悔しさをぶつけて来たんだなと思ったら、この(胸に残った)赤い傷はしばらく治らなさそうです。(狙われる試合が続くのは)そうなっていくのが最高かよですから。また楽しみにしています。」

〈試合後の尾﨑妹加〉
「サオリのベルトに挑戦するのは2回目なんですけど、2018年に挑戦したときは負けちゃったんですよ。それがあるので、今度こそリベンジしたいなと思ってます。しかも同期で、同じフリーで、単独表紙で、悔しいですね。でもそれはサオリが今まで培ってきたものがあったからこそだと思うんですけど、やっぱり悔しいですね。でも今、そんなモテモテとか言ってウキウキなサオリからベルト剥がしたら、超かっこ悪くないですか?ダサい安納、面白いんですよ。お客さんにダサい安納を見せたい。朝陽に勝って、私が挑戦します。」

〈試合後の朝陽〉
「妹加さんが言った“所属が弱いから頑張る”ていうのが一番…。安納さんがベルト獲った瞬間も誰も突っかかりにいけなかった。自分もそうですけど、気持ち的にも実力的にも弱い。31日、後楽園で挑戦者決定戦が決まって、妹加が勝つだろうって誰もが思うと思うんです。でもそんなことを払拭して、なんかわかんないけど、切れてます、今。むかつきますね。そんなことは自分が一番わかっているから…むかつくから勝ちます。」

〈試合後の星いぶき〉
「ベルトって、今は身近な人が持っているじゃないですか。7月31日、志田光参戦。どっち取るっていったら、自分は志田さんを取る。志田さんは海外でやっているから、なかなかこっちに帰ってこない。自分はまず志田光とのシングルマッチをやりたいって思いました。志田光はスーパースターって言われてますから、自分が勝てば自分がスーパースターって名乗れるんじゃないかなって思います。(タイトル挑戦は)まだまだ足りない部分があると思うので、志田光と試合をして、そこから何かが掴めていけたらなって思います。」


◆第5試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
トトロさつき&マドレーヌ&×NATSUMI with真白優希 (14分50秒 春夜恋) チェリー〇&真琴&星ハム子


7月31日後楽園ホール大会で行われるリボンタッグ王座戦の前哨戦が早くも実現した。マドレーヌ、NATSUMIを引き連れる形でリングに立ったトトロに対して、真琴&ハム子はチェリーとのベテランタッグを結成し、万全の体制。ベテラン勢は序盤からしっかりと試合をコントロールし、優位な戦いをみせる。しかし、対するトトロもキャリアの若い2人をアシストしながら、パワー全開で応戦。ベテラン勢のインサイドワークも吹っ飛ばすパワフルな攻撃と勢いで互角の攻防を展開していく。しかし、その試合の流れが一気に変わったのはハム子がトトロたちを場外に落として、自らコーナーに上がったときだった。そのハム子を追うようにエプロンに立ったのはトトロたちのセコンドについていた真白。ハム子に目潰しを仕掛けて場外に落とすと、ハム子、真琴、チェリーの3人をまとめて養生テープでぐるぐる巻きにした。真琴にピンチに助けに入ったのは真琴のマネジャーの松澤さん。阻止しようとするマドレーヌ、さらにトトロ、NATSUMIに次々スタナーを決めると、「お前、いいかげんにしろ!」と6月18日横浜リボンに続き、真白にもスタナー。ベテランタッグを無事救出した。この松澤さんの加勢によって、息を吹き返したベテランタッグがここから一気に反撃に出る。

 

 

最後はNATSUMIをとらえたチェリーがNATSUMIのブロックバスターをこらえ、逆にブロックバスターを決めると、NATSUMIの反撃をしのぎ、飛び込んでくるところをいなすと、一気に春夜恋でカウント3を奪取した。

 



〈試合後のリング上〉
ハム子「キャリアを積んで歳をとっても私、今が旬なんです!」
真琴「年を重ねるごとに美しく、強くなれる!生涯全盛期だ!」
トトロ「ハムさん、今年に入ってからすっかり落ち着いて、牙抜けたのかなって思っていたんですけど、そうじゃないみたいですね。でも今一番脂がのっている、リアルに全盛期のトトロさつきが7月31日、このベルト、インターナショナルリボンタッグのベルト、チャンピオンの私が迎え撃って必ず防衛します。7月31日、楽しみにしています。」
真琴「ところで、真白優希!私の大事なマネジャーに、何手出してんだ!」
真白「えっ!」
松澤「そうだ、私に何するんだ!」
真白「いやいやいやいや、ちょっと待ってくださいよ。先に手を出してきたの、そっちだろ!私にスタナーやった記憶がある。」
松澤「真琴にすごいことやったの、お前が先だろ。」

 


真白「おい、松本弘子!」
真琴「松澤さん(だよ)!」
真白「ごめんなさい、松澤弘子!このトライアングルベルト、挑戦して来いよ!」
真琴「いやいやいや、さすがに一般主婦なので、ベルト挑戦は難しいかと思います。」
チェリー「今試合に勝ったの私だし。それに松澤さんがベルト懸けて試合するわけないでしょ。」
松澤「おう!やってやろうじゃねえか!こんな真白の姑息なプロレスに私は怒ってるんだよ!そのベルト獲ってYMZに持って帰るんだよ!」
真白「OK!じゃあOK!挑戦OK!」
松澤さん「ホント?ホント?ホントにいいのか、私で?」
チェリー「いいわけないでしょ!」
真琴「よくない、よくない。」
※松澤さんが真白に襲い掛かり乱闘に。真琴らが割って入る。

 


トトロが「らちがあかないので私が締めます。」と出場選手にリングに上がるよう伝える。本部席から佐藤代表が「今のやり取りを米山さんの方にお伺い立てたうえで検討したいと思いますので、よろしくお願いします。」とアナウンス。リング下で松澤さんがエキサイトする中、トトロが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で締めた。



〈試合後のチェリー、真琴、星ハム子〉
ハム子「私たちタッグパートナー揃ってるのに向こうは揃ってない。しかも最後にチャンピオンベルトもない。これはね、負ける気しないですよね。キャリア積んでも年を取っても旬なので。古株の力を見せる時が来たって思います。7月31日後楽園ホール大会は、私たち遠慮なくベルトいただきにいきます。」

 


真琴「正直、そうですね。相手はどっちもキャリア下ですし、パワーは向こうにだいぶ分があるかなって思っちゃうんですけど、大丈夫!柔よく剛を制すると思うので、よろしくお願いします!」
ハム子「私、痩せてパワーが落ちたとか思われるかもしれないですけど、体幹はあるので。パワー負けしません。大丈夫です!若い子たちばかりに任せてられないというか、ここで私も出なきゃなっていう。トーナメント辞退した意味、ここで見せつけたいと思います。」

――あと松澤さんの件ですが…。
真琴「申し訳ございません。なんか、なんか…。」
ハム子「トライアングルですか?」
真琴「ベルト挑戦、初めてなんですよ。」
ハム子「チェリーさんと真白と松澤さんってことですか?」
チェリー「今日の試合、(汗をぬぐいながら)余裕過ぎて汗もかいてないんでね。私がやっぱりベルト挑戦するかなと思ったんですけど、松澤さんが暴走して。ハウスに入れておいたので、ちょっとどうなるかわからないんですが、でも真白優希、チェリー、松澤さんのトライアングルってなったら、真夏の夜の夢みたいなね、感じになるとは思うので、もしできたら楽しみだなって思います。悪夢。ナイトメアですよ。」
ハム子「3人でベルト巻きましょうよ!」
チェリー「巻こうよ!女はね、ハタチ越えたらみんな一緒だから。お酒が飲めるか飲めないかの年齢越えたらみんな一緒だから!何歳とか関係ないの。みんな同じ。」
真琴 「松澤さんも一緒ですね。」
チェリー「そうそう。頑張りましょう、 私たち!」
3人「頑張りましょう!」

〈試合後のトトロさつき〉
「今日の前哨戦は落としてしまったんですけど、試合後、真琴選手、星ハム子選手、自分たちは今が全盛期って言うてましたけど、私も今日隣にはいてないけど、私の心の中にいるまなせゆうなも、今が一番脂のってるし、今が一番リアルに全盛期なんですよ!古株の2人を蹴散らして、7月31日、私たちビッグデカイが絶対に防衛します。なので、応援よろしくお願いします。そしてね、真白優希と真琴選手のマネジャーの松澤さん?あれはいったいどうなるんでしょうか?ちょっと、そっちもね、気になるんですけど、私は今回、真白がケガで欠場して、元々チャンピオン同士でタッグ組む予定だったので、チャンピオンタッグ組めるのをすごく楽しみにしてます。私も防衛して、真白どうなるか分からへんけど、真白もトライアングルきっと防衛するので、また必ず、チャンピオンタッグ、リベンジチャンピオンタッグ組めるのを楽しみにしてます。」