1月15日アイスリボン道場マッチ529試合結果 | プロレスでハッピー!アイスリボン!!

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アイスリボン道場マッチ
『アイスリボン529』
2014年1月15日(水) アイスリボン道場
19時30分試合開始/19時00分開場
観衆 72人


◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
△志田光 vs ベーターノワール△
(時間切れ引き分け)





ベータ―と長野で2度タッグで対戦した志田は、ベータ―の強さを肌で感じ、「ヘイリーを思い出した。」とその印象を語った。そして、この日の一騎打ち…志田はベータ―が得意とするハードコアマッチルールを選択。あえて相手の土壌での試合に臨んだ。イスを手にリングインしたベータ―は、いきなりタックルで志田を吹っ飛ばすパワーを見せつけ、肉体自体が凶器に等しいにも関わらず、パワー全開でイスを振り回すのだからハードコアマッチを得意とするのもうなずける。ベータ―のイスに対抗し、志田も竹刀で応戦。さらに場外での乱闘は、そのまま会場の外まで戦場とし、共に退かないぶつかり合いは、あっという間に10分タイムアップ。ほぼ互角のまま時間切れドローとなった。試合後、志田は「初めてハードコアリボンをやったんですが、ベータ―が強いんだよ!アイスリボンを退団するこのタイミングで、こういう選手に会えたことが嬉しく思います。10分は短い。もう1回と言いたいところなんだけど、アイスリボンの選手とも試合がしたいし、嬉しい悩みが増えたなと思いました。」と満足気に語った。果たして再戦はあるのか!?

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○はやて vs 新田猫子×
(6分57秒 ギブアップ)
※ハヤティーナⅣ





昨年神栖リボンでのトライアングルの判定を巡ってのシングル決着の約束が実現。開始早々飛び技勝負に出る猫子に対して、一度は場外に逃げ呼吸を整えたはやては、猫子の仕掛けを切り返し、グランドへと持っていく。この試合でルチャの神技を見せると予告していたはやて。ルチャ=空中殺法と思われがちだが、ルチャではメキシカンストレッチの攻防も試合のメインとなる。それぞれのルチャ戦士がオリジナルのストレッチホールドを持っており、そのひとつひとつがルチャの歴史となっているのだ。はやてもまた、あえて飛び技を出さず、メキシカンストレッチのバリエーションを試合の中でいくつも披露してみせた。その複雑かつ芸術的なホールドに、思わず客席からどよめきが起こるシーンもあった。猫子もミサイルキック、fromコーナーtoコーナーを決め、勝負に出るが、最後は腕、肩、腰、足を決めるはやてのオリジナルホールド…ハヤティーナⅣにギブアップ負けを喫した。試合後、マイクを手にしたはやては「プロレス20年ぐらいやってまして、この10年は若手の指導とか団体とか学校やったり、なんでかっていうと自分の遺伝子、プロレスの技を若い人たちに教えたかったんですね。今年50(才)になります。それが私の役割だと思ってやってきました。猫子選手、もっと出来るよ。頑張って上を目指して、ルチャリブレやってさ、そのためには力も貸すし、技も教えるから。いっしょに頑張ろうよ!」と猫子と握手。トライアングル王座奪回を目指す猫子にとっては、頼もしい援軍となりそうだ。

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&×世羅りさ vs 渋谷シュウ○&松本都
(9分41秒 タイムマシーンにのって)





前回の道場マッチでタッグ戦とはいえ、渋谷にフォール負けを喫した藤本。スタートから渋谷を猛烈に意識するが、渋谷は藤本の挑発を無視し涼しい顔で受け流す。当然この展開で張り切るのが都。「私に任せろ!」とばかりに試合を引っ掻き回す。しかし、この都の暴れっぷりを渋谷はうまくコントロール。その気になった都と、しっかり息の合った連係まで決める渋谷。マイペースな2人のタッグは意外にも息がぴったり。試合は渋谷&都が終始リードし、その流れのなかで苛立ちを隠せない藤本。技の正確さには定評のある藤本の蹴りが世羅に誤爆し、ダメージの残る世羅を渋谷がタイムマシーンにのってで丸め込んでのカウント3。またも試合を制したのは渋谷。しかも都をパートナーにしての文句なしの勝利だった。
そして、座談会では、まずは都がマイクを手にした。
都「今日は渋谷さんをうまくコントロールして無事、勝利出来ました。前回、自分とタッグを組んで負けて、それを自分のせいにしているような今のチャンピオンはダメだなと思ってしまいました。」
都の挑発的な言葉に最初は苛立った表情をみせていた藤本だが、「たしかに都の言うとおりだと思うんですよ。今日、渋谷さんはよく都がパートナーで勝てたなと思ったんです。だから、渋谷さん、ちょっと前に出て」と語り、渋谷が前に出ると、
藤本「2月9日、大阪リボンで、自分の持っているICE×∞のベルトに挑戦してきてください。」
改めてチャンピオンから対戦を要求したが…。
渋谷「ん~、人から言われて挑戦するものでもないし、こう…キーキー言われると"もういい!"ってなっちゃうんだよね。」
藤本「キーキー言ってないだろうがっ!!」
渋谷「ほらほら、キーキー言ってる…。」
藤本「大阪リボンで挑戦してきてくださいってば・・・」
渋谷「ベルトはもちろん欲しい。でも今じゃないと思う。だって誰もいないもん。大阪・・・私、試合するでしょ?誰もセコンドいないし、やる気が…」
藤本「(セコンドに来ていた)夏すみれさんは?」
渋谷「夏すみれはセコンド来てくれるの?」
夏「大阪はちょっと交通費が…」
渋谷「団体に入っているから、誰か(セコンドがほしい)。」
藤本「前回、つくしとくるみがセコンドつくっていったじゃん。」
つくし「つくしとくるみは渋谷さんの味方なんで、セコンドつきますよ!」と渋谷に駆けよるつくし。
藤本「ほら、一人じゃないよ。・・・世羅、世羅だって嫌でしょ?私。タッグベルト持っているんだよ。渋谷さんのセコンドつきたいよね?」
世羅「は、はい…つきたいです、渋谷さんのセコンド…。」
藤本「ハムさんだって、都だってそうでしょ?渋谷さんのセコンドつきたいでしょ?私たちタッグベルト持っているんだよ!内藤さん、今日負けて(ベルトに挑戦出来なくて)悔しいよね?渋谷さんのセコンドつきたいでしょ?一人じゃないよ!渋谷さん!」
つくし、世羅、ハム子、都、内藤が渋谷サイドに集まる。しかし、まだその気にならない渋谷。
藤本「チェリーさん、2月9日、暇ですか?」
チェリー「大丈夫だと思います。」
藤本「ほら、チェリーさんもセコンドついてくれるよ。なんか、おかしいけど、いいよね。」
渋谷「いっぱい、寄ってきた(苦笑)。」
藤本「渋谷さん、一人じゃないよ。一人なのは私。」
渋谷「ん~やっぱベルトって大事なものだし、まだ今では…。」
ここで割って入ったのがチェリー。
チェリー「ちょっと待って。渋ちゃんはいっつも言っているように二択を間違えるところがあるんですよ。AとBがあったら、いけないほうを選んじゃう。今、せっかくいい条件揃ってて、大阪まで行けて、ベルト挑戦出来て。絶対にまた二択を間違えてるでしょ?渋ちゃんは殺し屋っていう立派な名前があるんだよ。つっかが自分の命ぐらい大事にしているベルトをさあ、これ、撃ちにいかないでどうすんのよ!?いつやんの?」
渋谷「今でしょう。よし、ベルト、獲るぞーっ!」
同期であり、タッグパートナーとしてWAVEのタッグベルトを共に巻いたチェリーの言葉で渋谷が決起。2・9大阪リボンでの藤本vs渋谷のICE×∞戦が正式決定となった。

◆第4試合 次期リボンタッグ王座挑戦者決定トーナメント1回戦
タッグマッチ時間無制限1本勝負
チェリー&×内藤メアリ vs 星ハム子○&つくし
(12分54秒 片エビ固め)
※ダイビングボディープレス
※星ハム子&つくしが、トーナメント決勝に進出







2・15仙台リボンでのリボンタッグ選手権の挑戦チームを決めるトーナメント1回戦の第1試合がメイン。オバタリアン39vsセクシー&キュートの顔合わせとなったが、どちらのチームもタッグとしての実績のあるチーム同士だけに、志田が「事実上の決勝戦」と評したカードだ。試合はオバタリアンの奇襲攻撃でスタート。つくしを捉え、チェリーのインサイドワークに長けた攻撃が続く。さらにチェリーというコントロール塔を得たときの内藤は、粘り強い。中盤ではハム子にRKOを決め、キャメルクラッチであと一歩まで追い込む健闘をみせた。序盤から主導権を手にしたオバタリアンに対して、苦しい戦いが続くセクシー&キュートだが、ベルト挑戦にいの一番で名乗りを挙げただけに、ここで負けるわけにはいかない。つくしのピンチにハム子が必死のフォローをみせ、徐々に試合の流れを変えていく。つくしとのダブルのロープはりつけドロップキックを決めたハム子は内藤に的を絞ると一気に攻勢に出た。息を吹き返したつくしもチェリーをしっかり捕獲し、最後はハム子のコーナー最上段からのダイビングボディプレスを決めての逆転勝ち、決勝へと歩を進めた。