OperaAlice -14ページ目

親友と

話した。メールで。
彼女には別れる前に凄く迷惑をかけた。私は仙台だけど彼女は長野。
そんなに遠くの友人にしか話せないって、本心を打ち明ける相手が他に居なかったって。そういうことなんだよね。
それだけ彼に凡てをあげてたって事。


私…莫迦みたい。

ふと、

今日も知らないうちに泣いてた。
こころが空っぽになったみたいに。
鳴咽はない。
ただ、満たされなくて泣いてた。


何で夢ではあんなに私は幸せなのに、現実では惨めなのか。
夢で私は貴方が居なくても笑ってる。
貴方が、いなくても。


いつかそんな日がくるのかな。



分からない。
わからない。

ねえ

四月の初旬、貴方はもう一度やり直そうって。そう言ったのに。
チャンスもくれずに去っていったね。

期待、したんだけどな。
オオハズレ。
ねぇ、どうしてさ。
愛してる。今もって、愛してるの。

憐れみで良いんだってば。チャンスを……



ねぇ。
あたしは莫迦だね。お願い。こんなにも。あたしは。



ねぇ、貴方の笑顔が脳内で鮮やかに咲いて。
私にとどめをさすが如く。

貴方には、蝕まれた。冒された。
身体じゃなくて、心が。
貴方が私を、怨んでれば良いのに。