TODAY'S
 
転勤族の子どもの気持ち


前回の記事は

こちら




中3長男

いよいよ進路を決める時

転勤族をしてきた中で

1番家族で話した今年

長年蓋を開けずに

ぼんやりさせて来た事も

いよいよ決断するタイミングが来ました。



中学に入ってから

高校はどこの県にするか?

住み慣れた今の県にするか?

主人、私の実家のある県に家を建てるか?



そうなると主人は単身赴任になる

主人は家族が好きなので

やはり一緒にいたい気持ち



家を建てて広い庭で野球の練習したり

大好きな猫を飼いたい子ども達



両親のそばに帰り

今までできなかった一緒に過ごす時間を

持ちたい私




色んな感情がそれぞれにある中で

全部叶えたい!のに

叶えれないもどかしさ

うまく進まない話し合い

お互いの気持ちも分かるからこそ

複雑になり言葉が出てこない...

塾に送る車の中で降りる間際に




「どうせ勝手に決めるんでしょ...」




長男が言った言葉に私はハッとしました。

温和で人と争う事をしない優しい長男



今までの転勤生活

住んでからは楽しくなるよう

家族で助け合ってきたけど




もっと前の段階

「あなたはどうしたい?」




私はそう聞かずに来たんだな、と。

転勤って引っ越すしか仕方ない状況

それももちろん長男は理解してくれていたけど、

本当は聞いてほしかったのかもしれない




言いたい気持ちを

抑えてきたのかも知れない




叶えてあげれないとしても

聞いてあげたら良かった




幼い子どものままでは無かったんだ、って

その時気づいたんです。

身体も私より身長が高くなり

話す内容も

大人以上に冷静な時があるし

私よりニュースに詳しかったり

彼は彼の世界が広がってる。

そうか、

もう子どもじゃ無いんだって。




寂しいような嬉しいような気持ちになりながら

子どもは親の所有物で無い事に

改めて気付きました。




気づけてよかった...




今までは親が舵を切ってきたけど

これからは

成長した子どもの意思も尊重しよう!




数時間後、お迎えに行って

車に乗った長男に

「これからはあなたの意見を聞くからね。

今まで合わせてきてくれてありがとう!

沢山頑張ってくれてたんだね」




と言いました。

子どもって本当あっという間に

成長していくんですね。

ちゃんと自我が育っている事にホッとして

今まで12歳年上の主人が

「絶対」の存在だったけど

次はこの長男の気持ちを守らないと!

反省のような

使命感のような気持ちに。



主人にも話さないと。

充分に合わせてきてくれた

次は子どもの気持ちを優先にする時が

きたよ、って。



急にスイッチが入って

そこから怒涛の夏を迎えました。





つづきは

こちら