出雲系三種の神器② | サイキックちゃんとあきこの神仏に会いに行こう

サイキックちゃんとあきこの神仏に会いに行こう

13歳の神仏が視える、聞こえる男の子、サイキックちゃんのママであるあきこが書いているブログです。

こんにちは。

あきこです。

 

 

今日は、家の中でのWi-fiがめちゃ重いです・・・

皆さんお盆の時期に自宅でネット見てるからでしょうか??

 

 

そして今日の昼間は本当に暑くて

一歩も外に出ることが出来ませんでした。

 

 

 

 

 

さてさて、

 

 

 

の続きです。

 

 

 

スサノオの元からスセリヒメを背負い

神宝(かんだから)を持って逃げたオオナムチ。

 

 

オオナムチが持ちだした、スサノオの神宝こそが

 

 

生太刀(いくたち)

 

生弓矢(いくゆみや)

 

天の詔琴(あめののりごと)

 

 

の三つ。

これが出雲の神宝。

出雲系の三種の神器なんです。

 

 

image

 

 

生太刀、生弓矢とは

活き活きとした生命力にあふれる太刀と弓矢という意味で、

スサノオノミコトの武力、政治的な支配力を象徴しています。

 

 

image

 

image

 

 

天の詔琴とは、神のお告げ、神寄せ、

神の言葉を聞くときに用いる琴です。

これは、スサノオの宗教的な支配力を象徴しているとされています。

 

 

 

image

 

 

さて、天の詔琴を持ち出して逃げるときに、

天の詔琴は樹に触れて、地がとどろくような音がなり

寝ていたスサノオは目を覚まします。

 

 

起きて追いかけようとしますが

髪が垂木に縛られているので動けません。

 

 

 

その間にオオナムチは遠くに逃げていきます。

 

 

image

 

やっと追いかけて行ったスサノオは

黄泉平坂(よもつひらさか)に至って

なおはるか遠くにいるオオナムチにこう呼びかけます。

 

 

 

「そのお前が持っている生太刀、生弓矢をもって

お前の兄たちを打ち払って、

お前が大国主(おおくにぬし/政治的な支配者)となれ!!

 

 

そして(天の詔琴をもって宗教的支配力を身につけて)

宇都志国玉神(ウツシクニタマノカミ)となれ!

 

 

その時には、我が娘であるスセリヒメを正妻として

めちゃめちゃ立派な宮殿を建てて住め!

 

この奴(やっこ)め!!」

 

image

↑石見神楽のスサノオノミコト

これはヤマタノオロチの話。

 

 

 

 

この時、スサノオノミコトからオオナムチに

出雲の神宝が象徴する

政治的支配力と宗教的支配力が譲渡されたのです。

 

 

 

地上に戻ったオオナムチはスサノオの言う通りに実行し

大国主、つまり地上の支配者となります。

 

 

 

古代の統治者は、武力と政治力だけではなく

宗教的な力も持っていないといけませんでした。

 

 

 

その両方をスサノオから引き継いだオオナムチこそが

大国主として、この国の統治者となり、

国作りをしていくのです。