素晴らしい仏像がいっぱい!奈良国立博物館 | サイキックちゃんとあきこの神仏に会いに行こう

サイキックちゃんとあきこの神仏に会いに行こう

13歳の神仏が視える、聞こえる男の子、サイキックちゃんのママであるあきこが書いているブログです。

おはようございます。

あきこです。
 
 
 
昨日は、日中ブログを書かないで
寝てしまいました。
 
 
 
体調は、徐々に回復に向かっております…
と言いたいところですが、
熱が出なくなっただけで
いろいろ症状が…
 
 
 
さて、まだ奈良にいます。
 
 
おん祭りのブログ途中ですが
昨日一日をダイジェストで
いくつか上げます。
 
 
 
昨日は、まず、奈良国立博物館に
おん祭りの特別展示と
 

 
常設の仏像館を見に行ってきました。
 
 
 
「なら仏像館」は、建築も素敵。
 
 
 
 
おん祭りの展示は、実際に見てから行ったので
本当に勉強になりました。
 
 
 
 
そして、なら仏像館。
 
 
日本には、国立博物館が
4つありまして、
東京、京都、奈良、九州(大宰府)
があります。
 
 
ここ数年他の国立博物館は
何回か行っていました。
 
 
それぞれの国立博物館は
特色がありまして、
どこも勉強になるし
展示も素晴らしいのです。



↑国立博物館は写真禁止なんで、
鹿さんの写真続きます…



 
 
特に京都は
「よくこんな展示会をやりますね・・・」
って思うような、凄い展示会をされますし
(よっぽど優秀なキュレーターさんが??)

 
東京(トーハク)は、大好きな埴輪がいっぱいあるし


 
九州は、日本の文化の起源や伝播について
(大和朝廷だって、神武天皇は日向から上がってきますしね)
九州という土地の日本の位置づけや
文化圏に関して大変勉強になる。
 
 
 
何度も足を運びたくなるのですが、
奈良だけは、実は、あんまり触手が
動かなかったんですよね・・・
 




 
 
もちろん奈良県民でしたので
奈良国立博物館は、
子供の頃から数回は来ております。
最後は10数年前?でしょうか。
 
 
こんなこと言ったらいけないんですが、
奈良国立博物館は、
わたしの中で
 
 
地味で面白くない博物館
 

 
という印象だったんですね。
(なんてことを!)
 
 
 
学校やら親に連れて行かれたり
奈良にきた人を案内したり
という感じで、行ってただけでした。
(すみません…)





 
 
でも今回、見たら、
本当に素晴らしい仏像が
一堂に会している素晴らしい場所だと分かりました。
 
 
本当に古い時代の物
海外から来ている物
歴史に名を残す仏師による物
時代や宗派、その当時の流行や時代背景を反映した様々な仏像をこうやって一箇所で見られるなんて、
なんて素敵な場所なんだ!
 
 
 
しかも、この二年近く
少しずつ勉強をしたせいか
仏像の横にある
解説文が理解できる自分に
気付きました。
 
 
 
わたしは、そもそも仏教のことも
仏像のことも
歴史のことも
全然分かっていなかったから
楽しくなかったようです。。
 
 
 
単に鑑賞力が無かったのね…
 




 
 
 
国立博物館の中の仏像は
シーンとしてらっしゃるように感じました。
 
 
 
 
お寺が運営さるている資料館
例えばわたしは、
広隆寺が好きですが、
 
 
そちらでしたら、
お寺に僧侶の方がいらっしゃるし
賽銭箱もある場所もあるし、
仏像は美術品ではなく
信仰の対象なんだ…って
思うし、手を合わせます。
 
 
仏様に魂が宿っているように
思うのです。
 
 
先日久しぶりに行った
興福寺でも同じでした。




 
 
 
でも国立博物館では
美術品…って感じが
してしまうんですよね。。。
 
 
 
なんてことを書いてしまいましたが、
実は、「なら仏像館」でも
年に四回、東大寺、興福寺のお坊さんが
法要をされているそうです。
「仏像は美術品ではなく、
信仰の対象だから」
と・・
 
 
 
自分の心持に
若干反省・・・
 



↑あきこに疲れが… 
もはやビューティプラスで加工するのも面倒で…
 
 
展示の最後の方に
女人禁制の大峰山、山上が岳の
大峰山寺で発掘された
蔵王権現様の像が四体並んでいました。




大峰山寺は、これまで数々の遺跡が発見され、
「山の正倉院」
とも呼ばれているそうです。

 
 
先月17日の吉野蔵王堂に行くイベントは
役行者様ゆかりの三十六寺が集まる
吉野山出開帳
の最終日のタイミングで行ったのですが、
なんと大峰山寺の蔵王権現様の像が
いらしていて、
まさか女人禁制の大峰山の蔵王権現像に
お目にかかれるとは思っておらず
本当にありがたい気持ちになったことを
思い出しました。
 





 
本来であれば見られないような仏像を
見られるのも、博物館の素晴らしいところです。
 

 
明治の廃仏毀釈の影響なのか
既に廃寺になってしまったお寺の
仏像も沢山展示されていました。
 

 
 
そして山岳信仰の仏像は
過酷な自然環境に耐えられるように
金属製のものも多いそうです。
 
 
大峰山寺四体の蔵王権現像も
金属のように見えました。
 
 
 
四体の蔵王権現様には
人が周りにいなかったのもあり
蔵王権現様の御真言を
ひっそり唱えさせて頂きました。
 
 
きっと昔は沢山の方が
この四体の像にご真言を唱えていたに違いない。
でも・・、国立博物館にいたら
滅多に蔵王権現様の御真言を唱える人は
いないんじゃないか・・・
と勝手に思ったのです・・・
 
 


こちらの左側は、金峯山寺で求めた経本です。
蔵王権現様や、役行者さんの
御真言が載っています。
 
 
金峯山寺でお求めの上、
蔵王権現様の前で覚えたり
役行者さんの像の前で覚えたりして
御真言にお力を入れてもらうといいですよ。
 
 
 
というわけで、
奈良国立博物館
ぜひ機会があれば。
 
 
わたしももっと仏像のことを勉強します!!