バチカン美術館 その1 | サイキックちゃんとあきこの神仏に会いに行こう

サイキックちゃんとあきこの神仏に会いに行こう

13歳の神仏が視える、聞こえる男の子、サイキックちゃんのママであるあきこが書いているブログです。

また、バス移動中です。


そして巡礼の旅は、
現地では3日目ですが、
まだ1日目の昼までしかブログを書けていません。



ちなみに、バスの中では
毎日お祈りがあります。
その後、当日のミサの歌を
皆んなで練習します。



食事の前もお祈りいたします。



昨日泊まったホテルは
巡礼地、サン・ジョバンニ・ロトンドにある為か
部屋に十字架と、その街にいた
聖人ピオ神父の写真がありました。




さて、また初日に戻りまして、
バチカン美術館へ。


小高い場所にあります。


musei Vatican 
って標識。


バチカン博物館て書いてあるガイドブックもあれば
バチカン美術館て書いてあったり。


英語でmuseum は美術館じゃないのか?


ルーブル美術館は
ミュゼ ド ルーブル
だったじゃん!


と思うものの、
調べたら、museiは複数形らしく、
(単数形はmuseo)
ここは複数の美術館、博物館の総称なんですって。




めっちゃ並びます。
事前予約が優先。
直接並びますと、軽く2時間は待つそう。


左側が直接来た人達。
右側が予約あり。

ダフ屋(予約チケットの販売か?)が
沢山います。


予約レーンでも並ぶ。
この入り口が国境でもあります。
入り口まではイタリア。



この像好き。



団体は、イヤホンガイドを付けるのが義務付けされていて、それを借りるのがまた長蛇の列。



バチカンの模型。
左側に、大聖堂と、広場がありますね。


左側の長ーい廊下部分が
バチカン美術館。


歴代教皇の華麗なるコレクションを展示してます。






バチカン美術館といえば
有名なシスティーナ礼拝堂が
最後にあります。



礼拝堂内部は写真撮影も
話す事も禁止。



だから、事前にパネルを使って
ガイドさんに説明してもらうんです。


こちらは左右の壁を彩る絵。
ボッティチェリが描いたのもあります。
独特だから、すぐ分かります♡




こちらは天井画。
ミケランジェロの描いた創世記。

既に完成している礼拝堂の天井に
足場を組んで上がり、
4年がかりで不自由な姿勢で描いたそう。

30代の作品。



ちなみに、ピエタ


↑これがピエタ


は、20代のときの作品なんですって。




そして礼拝堂正面、祭壇に描かれた
最後の審判。
これもミケランジェロ。
60代の作品。


筋肉隆々のイエス=キリストが描かれています。



最後の審判を祭壇に描くのは
普通はありえないんですって。



でもこの当時、キリスト教、司祭、教会、修道院、教皇庁は酷く腐敗していました。



だから戒めのために、あえて当時の教皇は
「最後の審判」
を描かせたそうです。


腐敗している者は、最後の審判で
天国に行けないから。





各エリアは、歴代の教皇毎になっています。



ここは、古代のエリア。
ギリシャの彫刻。






↑お風呂。
もしかしたら、ローマかも。








動物の像がいっぱいのエリア



写真撮ってないですが、
石のスフィンクスいました。

エジプトから持って来ちゃったんでしょう。



サンピエトロ広場のオベリスクも、
持って来ちゃったらしいです。



ルーブルにも、大英博物館にも
持って来ちゃった物がいっぱいありますからねぇ。








こちらの像、

ヴェルベデーレのトルソ


時の教皇が、ミケランジェロに
「欠けた部分を修復せよ。」
と命じますが、

「これはこのままで完璧です。」

と断ったそう。


ミケランジェロは、当時禁じられていた
死体の解剖などを行い、
人体の動きをかなり研究していました。


だから、あんなに素晴らしい像や
絵が作れたし、
非常に彼の描く人体は正確だったそう。


だからこそ、古代の人達が作った像が
非常に正確であること、
完成されていること、
その上で美しいということを
ミケランジェロは一番知っていたし、
それをそのまま保存するべきだと主張したわけです。



そして、この像に影響を受けて、
システィーナ礼拝堂の
最後の審判のキリストを描いたそう。



わたしは、こういう天井の
幾何学な模様が大、大、大好き。






バチカン美術館は、年間600万人が訪れます。


しかし、元々、美術館として作ったわけではない。
だから狭いんです。


導線も悪い。


もうぎゅうぎゅうです。


東京の上野に、有名な展示が来たときレベル。



外国の美術館、博物館で
こんなに混んでるのは初めてです。




天井画が素晴らしい。


多分、これも有名な絵…
なんですが、3冊買った図録、
今スーツケースの中なので
調べられません。




女神ディアーナ。
狩猟の女神大から犬を連れてる。


ギリシャ神話でいうところの
月の女神アルテミスですね。



ここを潜ると、いきなり中世になります。