井戸掘り-6.2023年2月 鞘管打込み | ICARUS GARAGE

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2022年12月に6m近くまで掘削するも底部で壁面崩れが数度発生し掘削は困難となりましたので、掘削は5mで取り止め、鋼管鞘管を打ち込むことにし、検討を進めました。

通常の配管業者、鑿井(さくせい)業者(ボーリング)の場合、SGP(配管用炭素鋼鋼管)を打ち込むのですが、ネットで調べますと通常SGP40A(Φ48.6×t3.5 )やSGP50A(Φ60.5×t3.8)を使用し、またそれを販売しているものが多くありました。SGP40Aが良さそうですが、価格がかなり高価です。そこで、いろいろ調べますとホームセンターでも売っている単管パイプを打ち込んでいる例もありましたのでホームセンターで材料を調べにいきました。

 

地元ホームセンターでコメリ、カーマ、ムサシを調べに行きましたが、コメリの単管パイプが一番安く、強度が高く、打ち込みパイプも矢先が強度が高そうで良さそうでした。

足場や、農業などで小屋などに使う単管は2種類の規格があります。

足場用のJIS規格(単管パイプの直径規格はJIS G 3444によって48.6mmと規定)

 STK500 JIS規格     Φ48.6 ×t2.4 (足場用規格品)

 STK700 JIS規格でない Φ48.6 ×t1.8 引張り強さを約40%以上向上

足場用など旧来の単管はSTK500ですが、現在軽量、高強度のSTK700材の単管パイプが広く流通しています。
軽量で価格も安いので、コメリでこちらを購入し使用します。都合の良いことに、コメリの打込み単管パイプの矢先は、肉厚の鋳造製でしっかりした作りで、打込み井戸の鞘管には最適です。
まずはSTK700の単管5m×1本、打込み2m×1、2m×1本、自在クランプ、打込みキャップなどを購入します。
無料貸出しトラックが借りれますので、自宅への輸送も楽です。
▼ホムセン コメリの単管。軽量&高強度のSTK700です。1~6mまであります。5mまでですと無料貸し出しトラックに積載運べます。
▼単管杭、先端の剣先が鋳物製で肉厚で堅牢、良さげです。1、1.5、2mとあります。
▼鋳物製の剣先。打ち込み用剣先は剣先だけでネットで1~2万円しますのでこちらがお勧めです。
▼単管杭の打ち込みヘッド部です。溶接してあり、ここも強度が高く良かったです。
▼2月18日に、STK700の単管5m×1本、打込み2m×1、2m×1本、自在クランプ、打込みキャップなどを購入。いろいろTRYしてみます。
▼まずは単管杭が打込めないかテスト。杭が入って道ができれば、パイプを打ち込んで穴を簡単に開けたいと思いましたが、砂質地層でしたがなかなか入らず、ロングの一本物パイプを製作し打込む別のやり方に変えました。
▼2月22日 単管パイプ5mに2mを溶接し1本物にします。これでパイプを打込んで泥を取り出し、打込みを進めれないか試します。溶接は、 スター電器製造(SUZUKID)の100V溶接機です。
▼パイプの溶接は、下にC形鋼を置き、その上に2本のパイプを置いて溶接しますと真っすぐに溶接できます。
▼溶接遮光面は通常の黒い遮光ガラスですが、投光器で照らしますと溶接母材が見えますので作業性が良くなります。
▼溶接縮みによる曲がり、反りを防ぐため、まずは周上3点ほど点付けします。
▼3点ほど溶接しましたら、全周溶接に入ります。綺麗に溶接できました。
▼かれこれ20年近く使っているスター電器製造(SUZUKID)の100V溶接機のHOME ARC NAVI PLUSです。
ややパワーが弱く、火花スタートが悪いですが、慣れれば上手に溶接できます。以前C形鋼材で園芸小屋なども製作し活躍してます。できれば強力な200Vタイプか、半自動が欲しいところです。
 
これでパイプは5+2mで7mとなりました。先端が空いたパイプのままで打込めないか試してみます。