自分でケツを拭けない癖に
テメェ教をぶら下げているよ
多勢に無勢とは名ばかりの
逃げのカードにゃポイントぎっしり
スミマセンなんて曖昧な言葉
口にしてるのは楽だからだろう?
風の行方に身を預けては
怠けに感けて時を蹴る
閑古鳥鳴けばおどけてみせて
それが膨れたら眠たくなって
目をこすりながらションベンへ
一日の半分は無駄に竚む
鏡の前でポーズを決めて
唾を吐きかけて叩き割る
滴り続けて水垢となってた
汚れも曇りも砕けて散った
細くなった腕ハンマーでやられた
二三日で治まる痺れならいいけど
胸の痛みまではこそげないのか
破片の数だけ差し引いてくれよ
庭を出れば紫陽花のグラデュエイト
溜息の季節を彩れど
ほほえみ返す気になどなれない