あの人は年上のお嬢さん お嬢さんだけれどお嬢ちゃん
幾つかのイメージを巡らせて 思い描いてみたけれど
予想以上に身勝手で ミサイルの行方よりも気紛れだった
言葉では幾らでも繋がれてた そう感じてたの僕だけらしい
割に合わない孤軍奮闘 なぁに何度か経験してる
けれどやっぱり淋しさ押し寄せ 防波堤なみなみと涙でいっぱい
彼女達はいつも言うよ
「興味持ち始めたのは私だけど 貴方は只の参考材料
騙された方が悪いんじゃない? 子供の様に困らせないで」
何か違うかもと思われた瞬間 関わりはゼロに戻ってる
すれ違いをニアミスと変換したら 頃合いを図って見知らぬふり
新規のパートナー探し当てたら その男インスタントになり果てる
僕はやっぱり人間じゃないよ 人間じゃないから分からないよ
君達の様にそれについては 長けていないんだ こっちこそ御免ね
いつもの素振りはやめておくれ 「気にかけてた」なんて言わないでおくれ
そして此処には来ないでおくれ
例えその瞳涙で潤んだとしても 人間じゃないから信じられない
今のこの僕おかしな感情 「それでいいんだろ」としか思えないのさ
不思議なものだねお嬢ちゃん達 今までもそうだけど 今回もそうさ
新発売のキャンディ買い占めたなら それまでの記憶を消せるらしい