そぞろに訪れた涙粒
どうしてこうも降りしきるのか
うつろうだけの季節にため息をつき
遠くを眺めてぼんやりとしてる
間違いで有罪を確定されそう
罪無き被疑者の空模様
流れ落ちては集まり溜まり
足早な子供たちの心踊らせる
けれど異なっているので
指針の速さが身にしみる
当て布されてないこの小宇宙
時代は激しく殴打されゆく
僕等やっぱり傘が必要
はじき返して いざゆかん
こすりつけられるよに浴びたそのしぶき
これからはタオルも小さくて済むのかな
かけられる機会も減るだろう
ちっぽけで巨大 不可思議な扱い
思えば当然の事だろう
悩む事無く必然だろう
大きな傘が必要なのさ
休みなく色めき立つ都会でも
なぞる事のみ許された田舎でも
※3/16日午前7時過ぎ~10時前