(人は)タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない | -匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

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太田光さんよろしく
それ奈良美智!(←それなら良しとも!と読む)というギャグを流行らせようとしたけど、チャットの皆には嫌われてたので誰も使ってくれなかった男の...苦悩と葛藤と少しだけ優しさの日々

今夜の『相棒』は何気に楽しみ…暫くずっと見てなかったけれど、何と言っても高橋克実が出るから。別に彼のファンというわけじゃなくて(ぉい)…今夜彼が演じるあのキャラが好きなのだ。その役が出て来たのはまだ[薫ちゃん(寺脇康文)]が相棒だった頃の話。高橋さん演じる探偵は、事務所もポロx2恰好も平成の今に"コロンボでさえ着ない様な"トレンチコートにハット。けれど本人としてみたら…フィリップ・マーロウを愛読しハードボイルドに影響を受け、キザにキメてる(勘違いしてる?{笑)自称名探偵。言う事は一々"夢がデカイ"んだけど…普段から何処か間が抜けてて、仕事の依頼も小さなものばかり。でも凄く町の人に慕われてる(喉ちんこ二つに割れてるボイトレのオカマさんから女子高生etc)…ホント克実さんしか出来ない様な人柄溢れるキャラクター

薫ちゃんは初め「右京さん、こんな奴ほっときましょうよ」と半ば呆れてて、でもその愛すべきキャラに翻弄されつつも実直な人柄に親近感を持つって感じだったかな/右京さんも半ば呆れても居るんだけど…普段はドジで言う事もキザな上にうだつの上がらないその雰囲気とは別の"彼にしか出来ない解決方法や不思議な人辺りの良さに着眼点の鋭さ"を見抜いてる。そんな内容だったと思う。何より「又お会いしましょうb」と王様のレストラン的なオチでほんわか(王様~は何か又一波乱ありそうな感じだたけど)終わったもので…見終わる頃にはこってりそのキャラの虜になってたオイラは「でってー、いつかまた出るよね」と期待してたのだ。掃除機、薫ちゃん交代劇の間も「えぇーい、"あの"名探偵の出番はまだかー!!」(笑)と[繋ぎでもイイから]と出番を楽しみにしてた…何処かのサイトや前のブログにも綴った気がする。それ位愛橋あるキャラだた

最近の相棒はナゼかしら(本人達はそうでもないのかもしれないけど)画面越しに"未だ合い計れない二人の距離"や"何とも言い難い冷めた夫婦の様なヒリヒリ感"を覚えて/伝わって来てる気がして…見てられないと言うのがあったから。薫ちゃん夫妻とのやり取りはおろか、環さんとこのパートもない/小野田官房長官も劇場版で死亡してたみたい(それの説明/回顧などもほぼ省かれてる)…そう、いやがおうにも[ヒリヒリとしてソリッドな部分]だけ際立っているのだ。掃除機そんなのは初期だけで構わない、コメディリリーフとまではいかなくてもその役割があるからこそ面白いのだと思う。中身までブリティッシュ風にならなくてもいいのに…そう感じる様になった時見る気が無くなっていた。そもx2相棒がミッチーになって二人の関係が[対比]になっていない時点で、少し見放していたのかも(とはいえたまには見てたけど)。よく考えれば水谷さんと寺脇さんの競演も長いもんね、それを見いなすのは無理があるかもしれないけど…どちらもスマート(分かりやすい人間臭さの描写が少ない)だなんてネ、と

今回久々に名探偵が登場するけど…以前の二人ん時同様に馴染むとは限らないし、ミッチーが終始冷めた目線でばかり続ける/今のスタッフ&演出の方が…陣川君時みたいに"只単に足手まといで単に厄介なだけのキャラ"という捉え方をしていたら、期待も失われてしまうだろう。一応タイマー録画はするものの(結局はする{笑})期待は半分に抑えとくかなぁ

*追記*(1月16日午前3時前)
と、これだけ長く切実なる思いを綴っておきながら[本編]を見た感想は…"久しぶりの競演なのに、話が色々と詰め込み過ぎて中々直ぐには理解出来なかった"という(笑)。マーロウ矢木さんとの久しぶりの出会いも(既に右京さんと話の折り合いが付いていたとはいえ)薫ちゃんの事を一言も口に出させなかったのは残念だったなぁ~。後"気づいたらライターを取られてる"描写とかあるかなぁと思ってたけどそれもなかった。←何か、高橋克実さんが出る時は[単純明快]なのを期待しているのだろうか、それとも自分
の脳味噌が更に老化していってるのか(汗)

(ネタバレあり、注意)
ややこしいと思った大凡な話は↓の様な感じだったと思う

①物語の始まりは、矢木さんが「(とある探偵殺人事件の)アリバイ工作に利用されたみたいなので事件の真相を知りたい」という思いから右京さん達に接触を図って来るんだけど…

②殺害されたその探偵は…(生前)とある資産家福栄義英さんに何かを依頼をしていた。しかし、その資産家さんはもうすぐ亡くなりそうなので…豪邸では遺産相続の問題が出て来ていた

③矢木さんが最近よく飲みに行くスナックのマスターは、もうすぐ婚約するらしい…でも(作中ではすでに嫁と呼んでいる)婚約相手が「あまりに美人なので心配で仕方ない」ので浮気調査をして欲しい、と頼まれていた

④しかしその時に後をつけられてた事に気付いたその婚約相手が矢木さんを誘惑、巻くのだけど…その時がアリバイ工作に利用された時間だった?

⑤更にその女性は、殺された探偵と元夫婦で…そのマスターをたらしこめて結婚詐欺を働こうとしていた。それはナゼかというとそのマスターは資産家義英さんが遺産相続を受ける一人である隠し子だったから(警察がその人を疑っていたのは元々の関係性を見出していた為?)

⑥そもx2矢木さんがそのスナックに通っていた理由は…義英さんに「自分の隠し子を探し、その隠し子に[遺産目当てで]近づいて来る輩達を遠ざけてやって欲しい/見守ってて」と頼まれていたから

⑦結局真犯人は、その富豪に住んでいる義英の奥さんと言われる女性だったのだけど…dna鑑定によると生まれて来た子供は奥さんとの間に出来た子じゃなかった。探偵を殺した理由はそれを知られて「(本当はあなたが受け取る筈だった)遺産を丸々よこせ」と脅されていたから

思い出せるあらすじをうろ覚えで整理してみただけなので、間違ってたらゴメンチャイ…だけど、こんな内容だったと思う

矢木さんの思惑?としては…当初(福栄義英さんの隠し子を探して、その隠し子に相続させる膨大な資産を目当てに集まって来る輩達から見守ってやって欲しい、という)別の依頼を頼まれていた矢木さんが…とある探偵殺人事件の真相にある程度気づき、右京さん達のお力を借りたいと色々なヒントを出していた、そんな感じだったのだろう

にしては
…その間に、矢木さんの[嘘]/マスターに仕組まれたちょっとしたトラップ/執事の「福栄家を絶やしたくない」という想いからの矢木さん拘束事件/そもx2が資産家の義英さん自体が殺されたというベタな展開じゃない為に…一度見ただけではなかなか把握出来ないややこしさがあったんだと思う。最近はあまり相棒も目にしてなかったのだけど、流石にこれだと(前述に綴った様に)「一話分に詰め込み過ぎ」と思った人も居たのかもしれない。実況板で丁寧に説明をしてくれてた人達は、もしかしたら先導役?の身内なんじゃないだろうか…そう思う程に"見ながら把握して書き込んで掲示板上でやりとりする"のにも余程のヘビーリスナーじゃないと追いつかないんじゃないかなと。要は回りくどさもあったのかもしれないけど(汗)

※あぁ、これをまとめるのに二時間以上かかってしまったorz 今日は朝一で病院へ行かなきゃならないのに…流石に急いでもう寝ます(汗