不本意ながらの行為ですが
ひとしきり眠りについたなら
次の抜け殻を探し始めます
それが不意に訪れるので
モノクロの不可思議に昔見た
サーカス団の調教師よろしく
退屈さえも演目の1つ
それしか僕には無いのです
妻もいなければ嫁も居ない女房も居なけりゃフィアンセも居ない
フィナンシャルに追われる事はない今も 貧窮してる日々の罅割れ
他人は僕を見ていません 僕が明日を夢見れないのと同じに
留まる事のない季節の移ろい
22世紀らしいとは思いませんか?
彼等も体調を崩しているのです
時には迷う事もあるのでしょう
鮮やかなドット柄の包装紙に包まれた
可愛くて可愛げない男の子と女の子
それだけになってしまった人間達に
戸惑っているのかもしれません
僕は酷くどうしようもない生き物
知恵もなければ見栄もない飢えの真理さえ知らない口笛
それでも同居人を助けています
杖をついて病院に行けば 女医に冷たく笑われました
足が弱っているからなのですが 彼女には怠慢の住人と見えたのでしょう
そう思われても仕方ないのです
生まれつき持った治る事ない障害さえも 「だから何よ」と笑われたけれど
それでもしょうがないのです
パブリックイメージのカルテ通り
触れてはならない新手の振体 逢えて手当てをする事もない そう思われてしまったのでしょう
母は居ますが母がいません
父の想いを裏切り続けた代償なのだと思いますが
現実を受け入れる覚悟が無いまま
何かを求めては時をあやふやに
堅実に生きれば良いものを
前日に整えりゃいいものを…
不本意ながらの行為ですが
ひとしきり眠りについたなら
次の抜け殻を探し始めます
それは不意に訪れるので
モノクロの不可思議に昔見た
サーカス団の調教師よろしく
退屈さえも演目の1つ
それしか僕には無いのでしょうか?
bgm*SqueezやOnly OnesにVibrators/Smith etcを聴きながら