sokuchikaってのは(相変わらず)面倒臭い
自分が入室した瞬間、分かりやすく落ちる者達/ある日のキャラのみを見て勝手にシンパシーないし(自分にとっての都合良い)癒しを求めて親しげにして来る者もいる
ナンパやその場限りの[浮かれたノリ]を楽しみたいタイプ
…何気にそれらの方が分かりやすさという部分ではブレが無い。ナゼなら私情も"集いし者達しか理解できない暗号"も"過去のやり取り"も持ち込む事は少ないからだ
sokuchikaという物に[聞き役]は居ない
皆何かしらの[同意]を求めてやって来る。だから上手くやる為に(リアルでも会った事の無い者に対しては)至極適当にあしらう。理解してもいないのに知ったような口をきく。そこでホステスの様な役割を求める男達は女性に対して「分かってるよ/辛くないよ」といとも簡単にアドを出す。逆にホストクラブの様な感覚を味わいたくて訪れる女性は、とにかく言いっ放し。彼等は[理解]を求めて訪れているのではない…同意を欲し彷徨い求め歩いて来る
集いし者達の中には暗黙のルールが決められて、酷く排他的。分かりやすい程に[群れの匂いと違う感覚]を察知すると…寡黙になったり冷淡になる自分の様に"器用に出来ない人間"にとってそれは大変苦痛だ。けれど逆にそこで(もしくはそこでのみ)上手く振る舞える奴は無敵な力を発揮する。まるでクラーク・ケント、ある時はブルース・ウェイン…兎にも角にも[その術]を心得ていてどちらにも靡く事が出来る
しかし(ある意味)性質が悪いのは、客人になっている側もそれを重々承知していて開き直っている事。本当は心からそう思ってなくてもその中で…違う事を発したら何時自分も[村八分]にされるか分からない為、非誠実さを誠実さだと思い込むようにして自分達の世界に浸る
それが会費を払って行われてる集まりや行為だったらそれはそれでてめぇ達(自分自身達と言う事)の世界でのフリーダムな遊びなのだけど…そこには事情を知らずに入室してくる人もいれば、(前述の様に)インスタントなやり取りを楽しむ為に訪れる者もいる。無論、自分の様にどちらにも付けず上手くやれない人間も(苦笑)
思えば、形容詞に[あの言葉]が付いている限り…誰が入っても良いのだと思うが。それを忘れて、自分達のペース配分が狂わされると分り易いほどに冷酷な面を見せる/中には強引にかき回す。よくx2考えれば、というか奴等の様に[割り切れば]良いのかもしれない。しかし、それも何か寂しい気はしないのだろうか?
結局のところ…自分の様に"気を使ってしまう人間"が一番損をするって事なのだと思う。何だかんだ声をかけなくても明るさ振りまいて盛り上げなくても、奴等は奴等のスピードでやりたいようにやるののだから。頃合いを見計らい、何食わぬ顔で戻る…思えば奴等の専売特許だった(笑)。微塵も気配りに気づかずに笑っている。戦慄さをも走る瞬間もあるが…それでも人恋しく(下世話な思考では無い)なるからか、ついつい足を運んで?しまう
今日はある男に気を使った
(当人としては)シニカルなアイロニーでも発してるつもりなのかしらないけど…あまりに嫉妬が激しいので気を使って落ちたのだ。というか彼にしてみたらこちらに気を使ったつもりなのかもしれない、しかしそれでも(これ以上とは無い程に)分かりやすかった。こちらとしてみたら別に誰も独占してるつもりではないのだが…その女性とのラリーが長く続くと子供の様に拗ねた雰囲気を出し、黙りこくったからだ
相手の女性としたら(意図は全く以て不明なのだが)自分に親しげに話しかける。勿論、多くの人に声をかけているだけサークル?の連中達よりは何十倍もマシなのだが…奈何せんキャラクターを貫いてくれない為、一定の時間を置いて再入室して来た時は挨拶さえしてくれなかった。さっきまでの雰囲気とまるで別人。むしろ薄気味悪い
いや、こういう事を書くと…やれ「個人的な嫉妬」とか「ひどい僻み」etcという人間が現れる。又、中には(先ほどにも追言した様に)嫌われたくない一心で女を庇う男達の山(逆もある)
こういう事があった際その人の[本質]はくっきりと浮かび上がる。冷めた沈黙と無言の退室、又は(こちらが気を配り出た事も飲み込めず)プレイメイトである(苦笑)彼や同志達と…クールを気取って笑っているのだ。そして、ある日再び元のキャラに戻ってる。それはとてもあっけらかんとした表情…わけも分からなくなるってもんだ
騙すなら上手く騙して欲しい/騙し切って欲しい…という心境、それは恋人達の間に生まれる微妙な感情。だけど、それは時にsokuchikaという文化においても言える事じゃないだろうか。付き合いが長い(メール等での蜜月が深い)人間との交信を重要視させる…これはリアルでも言えることだけど、此処では時に残酷な形を迎
える事もある、誤解を生んでしまう事もある
しかし、それは(しつこい様だけど)不特定多数が集まる中で…何時起こっても仕方がない事なのではないだろうか。問題なのは、その失われた信用を取り戻そうと…再びそこへ戻り「さも自分達だけの部屋とばかりに」「他の連中をKY扱いして」時間を費やすという行為。元々のシステムを理解して入ってきてるのだから、「人がたくさんいるからゆっくり話が出来ないね」なんて思う事はナンセンスな筈。別に自分は管理人でも何でもないし、てめぇ達が何しようと知ったこっちゃ無いのだが
(共感を覚える者同士による)劣等感を味わいたい為の可笑しなゲーム…誰だったかそう答えてくれた人がいた。しかし、それは"自分達の世界で自分達と同じ感覚を持った人達のみ入れる魔法の箱の中"ででもしていてもらいたい。そもそも仲間達との触れ合いもしつつ、新しい賛同者の心も欲しいなんて…虫の良い話し過ぎる。というかメールやmixiで繋がっているのなら、そちらで乱交プレイすればイイのだ。人間って本当に欲張りで身勝手な生き物だと思う。悪い様に開き直る、コミュニケーションもRPGの様にコンティニューを押して…都合が悪くなるとポイ捨て。愉快な二十一世紀なのだろう…時折反吐が出そうになる
と、ここまで(ヒネクレたまでの主観で)綴っておきながら…自分も"エゴを忘れて"楽しんでる時もあるんだろうな。けれど…真実はいくら湾曲出来ても真摯な対応は必ず伝わるものだと信じてる。いや、そうでないと報われなさすぎるから。「あんた頭がお堅いねぇ…もっと気楽にやろじゃない」…そうだね、そこの貴方には、到底理解できない不思議な話。
考えるに、このレポート?は同じ様に"上手くやれない者達"へ捧げる言葉なのかもしれない
ps そう言えば!!と、綴っているうちに思い出したのだけど…ある夜全く同じHNの女性と話した事があった。彼女とはまるで違うそのテンションと口の悪さ、既婚者で住んでいる地域も違うという事で、疑いは持たなかったのだけど…よくx2考えると相手の男もその時居たのだった。そして、今宵(というかもう日付けを跨いでいるので前夜になるけど)彼女が久しぶりに顔を出した時、微妙にその先日の女と似た境遇に成っていた。その時は「あれ、ママさんでお子さんもいたっけ?」位にしか思わなかったが…やはり同一人物だったのだろうか。時間を開けて再入室した時の雰囲気となら、その女性は凄く似ている。しかし、それまで優しく声を掛けてもらっている為…やはり二人がリンクしない。とても不気味だし、今日の一件でやはり人と親睦を深めてもろくな事にならないのだな…改めてまじまじと感じた