酔っ払って 長野と松本の ど真ん中にある山の中の駅で 一夜を明かした件
昨夜の
「月曜から夜更かし」
私も似たような体験をした。
サラリーマンだった頃、
長野市で支店の忘年会をした。
帰りは松本営業所のメンバーたちと一緒にJRで 長野から松本へ戻った・・・はずだった。
ところが、どういうわけか
私だけ 長野と松本のど真ん中にある山の中の駅で途中下車してしまった。
自分でも なんで途中下車したのかわけがわからない。
駅のホームに立っている私に、
同じ営業所のメンバーたちが私を見ながら
何か叫んでいる姿を覚えている。
その声で我に返った。
しかし、時 ・・・既に遅く。
さっきまで乗っていた列車は赤いテールランプを灯しながら、暗闇の中に小さく消えていった。
最終列車だったので、私は駅からそのまま追い出された。
コンビニで一夜を明かそうと考えたが、
駅前にはそれらしいものは無かった。
忘年会の季節らしく、めちゃくちゃ寒かった。
空は良く晴れていて、放射冷却現象。
そこら中に霜が降り始めていた。
普段、営業車で移動している私は
スーツに薄手のコートしか着ていなかった。
駅前の自販機で、手当たり次第に暖かい飲み物を何本も何本も買ってポケットの中に突っ込んだ。
ホッカイロの代わりだ。
このまま駅前のベンチで 眠ってしまったら、多分 洒落にならない。
もしかしたら、私には明日は来ないかもしれない。
星空は いつもと同じように
静かに瞬いているばかりだった。
思わず、木下順二の「子午線の祀り」の一節を思い出した。
「星には心など ありますまい・・・」
空に輝く星々には 心や感情などがないから
あんなに地上で悲しいことがあっても
いつまでも若々しく輝いていられるのだろう・・・という内容だったと思う。
平家の亡霊がそう語っていた。
私は眠さをこらえながら、
美しい星を眺めていた。
命がけで。
翌朝、始発の列車で 何食わぬ顔で出勤した。
システム90Sの明視野 照明装置
何年も放置していたら、乾電池の液漏れで大変なことになってしまった・・・のが、10数年前。
その後、メーカーさんに極軸まわりの修理・極軸望遠鏡を交換して頂いた。
そしたら、この明視野照明装置まで
「忖度」して、回路基板を綺麗にしてくださった。
ちゃんとLEDは 点灯する・・・が、電池ボックスが経年劣化で割れてしまった。
これでもだましだまし使えないことはないけど、ちょっとなんとかしたい。
・・・で、よく見ると、電池ボックスは回路基板に接着ではなく、ネジどめだ。
壊れたら、ちゃんと部品を交換して修理することが出来るようになっている。
40年前の製品だよ。
流石、高橋製作所さんだ。
悪いけど、直して使っちゃうよ。
これなら中学レベルの私でもなんとかなりそうだ。
高橋製作所さんの天体望遠鏡は文字通り一生ものだ。
ネットオークションでも、ジャンク品でも高く落札される理由がわかったような気がした。




