プラマイプラスに

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遅ればせながら、先月家族全員分のマイナンバーカードを取得しました。


今更になってしまった理由は、これまであのペラペラの通知カードで事足りていたのと、単純に申請が面倒だったから。


マイナポイントがどうのこうのと言われても、ポイント系にはいまいち疎くてよく分からないし。


だけど何かと手続きが多い我が家にとって、夜間休日問わず、コンビニで住民票が取得できるのは有り難い!


そんな軽い気持ちで申請に至りました。










■宗教上又は医療上の理由により、顔の輪郭が分かる範囲で頭部を布なので覆う写真を使用する方や、乳幼児、障がいのある方又は寝たきりの方等、やむを得ない理由により適切な規格の写真を撮影できない場合

下記のいずれかのご対応をいただくことで使用可能といたします。



①交付申請書の表面の氏名欄に理由を記載して、交付申請書を送付してください。


②個人番号カードコールセンターに電話して、申請書IDを伝えてください。







私はスマホ申請だったので、②の方法をとることに。


あらかじめ撮影しておいた写真が必要だったので


いぶちゃんの背景に白いバスタオルを敷き、


緊張で左方向に引っ張られがちな顔の向きを、なるべく正面に固定。


いぶちゃん、プルプルと小さく抵抗をしていました。笑


これで何とか写真の準備は完了!





あとは呼吸器がついていることを説明するくらいかな?と思っていたのですが、


全然そんな簡単なものじゃなかった。笑




 
(コールセンターのお兄さん)
「バスタオルは白色の無地ですか?」


(私)
『はい、そうです。』





「バスタオルの素材はどのような素材感ですか?」


『そ、素材感?!
至って普通のバスタオルです!笑』


「例えば、なめらかな感じなのか、毛羽立っている感じなのか、という事です。」


『結構使い古しているので、バサバサな方だと思います(照)』





「バスタオルは何枚使用されましたか?
その際タオルとタオルの繋ぎ目などはありますか?」


『2枚使ったので、繋ぎ目はあります。』


「繋ぎ目の場所も登録しなければならないので、どこら辺か教えて下さい。」


『ば、場所?!
肩あたりですかね。』






「目は開いている状態ですか?」


『いえ、開けられず閉じている状態です。』


「半開き、ではなくしっかり閉じている状態ですか?」


『あ、この時は娘も起きていたので、見ようによっては、片目がほんの薄っすら開いています!』


「両目をしっかり開いている時の撮影は難しいですか?」


『はい… 両目がしっかりと開くことはありません… 』





「お口はしっかりと閉じている状態ですか?」


『いえ、かなりしっかりめに開いてます!笑 』


「こちらも身体上のご都合により、閉じられないという事でよろしいですか?」


『はい… そうなんです… 』





「ご病気によるものですか?
それとも障がいによるものですか?」


『病気というよりは、障がいによるものですね…』


 


その他、写真に写る呼吸器の仕様の説明なども大変でしたが


何とか小一時間かかって、いぶちゃんの写真とIDの紐付け登録を完了することが出来ました。





いぶちゃんももう5歳半。


これまで各所と様々な場面でこういったやり取りを続けてきた訳で、


これ位の確認事項で今さらどうこう落ち込むなんて事はありません。


だってこの手続きには全て必要な事柄だから。


だけどいぶちゃんのアラームと闘いながら、申請一つにかかる時間やその手順の多さに、あぁハード… と参ってしまった。






たかがマイナンバーカード、されどマイナンバーカード。


家族全員分のカードが揃ったときは本当に嬉しかったです。


うまく言葉には出来ないけど、いぶちゃんの存在が公的に認められているという証明が、何だかとても心強くて。






これに限った事ではなく、何事もいちいちスムーズには進まないのが重心児育児。


そういうことを気にしないでいい子育てっていいなぁと思う瞬間がよくあります。


だけどこれが我が家なんだから、仕方ない!





引き換えに入ったマイナポイントで美味しいコンビニスイーツでも食べれば、申請の些細な疲れなんてプラマイゼロ。


それどころか、ついでにもう一つスイーツを買えば、プラマイプラスじゃない?






明日は朝一で就学会議が入っています。


こちらもスムーズには進まず課題は山積みですが、一つ一つ着実に。






びっくりチキン。


弟たちがダイソーで選んできてくれた、いぶちゃんへのお土産です。笑


ヴェーー!ヴェーー!と鳴き声が響いて、朝からベッド周りが騒がしい。