BABYMETAL - NewYork/UK Liveを振り返り、にわかなりのベビメタ考察 | 長澤まさみと「脳内カメラ」

長澤まさみと「脳内カメラ」

大ファンである長澤まさみを独自解釈で書き綴ります



AMS GT-R Takes Down THREE 2,000hp Lambo's!!!

なんでGT-R?と思う人もいらっしゃるでしょうが、BABYMETALとの共通点として、
ちょっと海外で活躍し(この場合販売)その知名度を高めていっている対象として、
似てるかなという事で引き合いに出してみました。
ちなみに何が凄いのかと言えば、ノーマルエンジンベースで改造し1000馬力以上出しても、
耐久性、つまり信頼性(壊れず耐えられる)をも持ち合わせているクルマは世界に何台も無いのです。
このチューニングを施したのはAMSという海外のチューニングカー工房。
今回は2000hpという化け物を制作しての挑戦でした。
ちなみに普段でもこの性能のまま街中をフツーに走れてしまう所謂スーパーカーです。
このベースとなる日産GT-Rも動画検索するとその数や相当なものです。
世界中にマニアックなファンを抱えてるってだけでも日本人としてはその活躍ぶりに、
嬉しくなって来てしまうわけでして。

BABYMETALも興味ない人達には度々ネット上で「ステマなんじゃないの?」みたいな風潮、
海外人気のニュース、実はマスコミの創り出した創作なんでは?と言われてしまいます。
じゃ、youtubeの一般が投稿してる動画達はなに?と単純に思ってしまいます...。
実際海外で大人気といってもそりゃピンと来ない人が多いのは理解出来ます。
興味ない人、知ろうとしない人にとっては一生知る事のないマニアックな世界での事なので。
そのジャンルの中でたまたま人気に火がついたって事なので、一般ウケとはまだ距離があります。
GT-Rの海外で不動の人気ぶりも、BABYMETALのそれも、どちらも特定ジャンルの中で、
それを興味趣味としている方々にとって大人気を博してるといった現象であるので。
一般社会に浸透する人気ぶりといった意味合いではないのです。
メタルダンスアイドル(ポップ)ユニットともメタルバンドとか言い方は多種多様ですが、
その音楽に興味があるアイドルに興味がある特定の方々に大人気、注目の的なのだと。

日本を代表するとかそんな言い回しは好きではないので、様々な国で彼女達を好きな人達に
愛されていけばいいかなと、今後の飛躍にも期待しつつ応援していきたいと思っています。

BABYなんだけどMONSTER、秘めたる可能性は無限大。GT-RもBABYMETALも同じくで。

私もBABYMETALに関しては「にわか」ファンの部類です。
名前は知ってましたが、本当に好きになって聴き始めたのはここ数ヶ月の事。
海外のニュースが好きで、そこで日本人の名前なんてポンポン見るようになると、
単純に嬉しくなってしまう性格でして(笑)。
最初はアイドルがメタル?ふ~ん発想が面白いね程度で。
でも聴き始めると何か妙に洗脳じゃないですけどツボにハマってしまいまして...。
元々メタルは80年代にジューダースプリーストの大ファンだったもんで好きでした。
でも好き嫌いもあって、アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンは田舎臭い顔だから
あんまし好きじゃねーなとか、LAメタルが台頭して来た頃は女の子のように、
モトリー・クルーやW.A.S.Pにハマり過ぎて演出されたメタル系に走ったり。
10代の頃はといえばジューダース共々モーターヘッドも好きでしてむしろ首が故障したのは
その頃の方が多かったかな...髪はパンチパーマが伸びたヘアスタイルでしたが(笑)。
基本はメタル以前のパープルやツェッペリンに慣れ親しんで聴いてたせいですが、
10代の頃にこの3人に出会っていたら受け入れるのには時間が掛かっていたかもしれません。
巷で言われる「そうじゃない感」に支配されて頑なに拒んでいたかも。
今は脳みそが寛大となり、大抵の変わった事マニアックなもんでもウェルカム状態。
しかし彼女達のダンスや歌、これがいつものアイドル調だったらそんなに興味もこんなに
ハマる事も無かったと思います。

最近では彼女達の楽曲、何聴いても高揚してしまいしかも泣ける曲もあるという状態。
すぅちゃんの歌声には毎度やられていますし、激しく踊り出すあのダンススタイルとかハマりまくり。
そしてとっても可愛いこの二人、アニメから抜け出して来たようなおもちゃ感、
随分とちっちゃい子達だなぁと思ってましたが、大きくなりやがりまして。
水野由結ちゃんと菊地最愛ちゃんの二人、まだ15歳、いやもう15歳とか。
同年代でもちっこい方だしその容姿も幼な過ぎる感じにも見えて策士のコンセプト通り。
BABYMETALって名前の通りキャラクターで子猫とか子犬のように見てて幸せになる気分。
でもよく観ると二人のダンス、特に腕の振り方なんてPerfumeかって位動いてる。
あたたたーで騙されるんですが、とってもプロ意識高いダンスを披露してます。
何年も少ない楽曲で同じパートで踊り続けているせいかキレッキレ。
そして3人のダンスシーンなんか常に見入ってしまうシンクロ具合なとこも。
全曲での演出が素晴らしいんですよね、あの動きが。
彼女達と同じ年頃だった当時の安室ちゃんやMAXを思い起こし懐かしんだり。
とにかくプロに徹してるのは特筆すべき点、海外で活躍するに辺りプロ意識は必須。
単なるJ-POPアイドルだったらこうも人気にはなれなかったでしょうね。
コンセプトと新しい発想からなる唯一無二の音楽形態、そして見せるに拘る演出と、
彼女達の愛らしい容姿、これが見事ヒットの要因だったのではと思います。
そして実は一番重要だったのがバンドなんじゃないかなって。
いつものカラオケアイドルだったらフェスなんか呼ばれないし、ここまで欧米の人達から
支持してもらえなかったんじゃないかなって。一部のアニソンファン限定みたいな。
BABYMETALが人気を勝ち得たのはアイドルファンのみならず、メタルという狭き門の
特定ファンを掴んだことに加え、普通の人達のメタルへの登竜門的に道を開いたこと。
それまでメタルに興味なかった、そんなフェスとは無縁だった人達の腰を上げさせた点。
波状効果として他のバンドの音楽に触れさせた功績は大きかったようです。
それと家族で子連れで行ける親子で楽しめるメタルの世界を開いたことなんじゃないかなって。
BABYMETALの果たす役割は「カワイイメタル」という通り、狭き門を自由に行き来出来る
ポップスの世界同様、誰にも入り易い世界にしていく事に貢献しているのだと思います。
来年からが勝負なんじゃないかなって。
彼女達を通して、メタルジャンルの売上がどう推移してくか、波状効果に期待です。

まあ、ちょっと勉強しようと思いまして歴史を遡ってみたらこんなちびっ子の頃から
やってたんですね。ボーカルのSU-METALこと中元すず香ちゃんが小学生の頃。
アミューズの研修生っていうのかな?さくら学院ってアイドルグループの中での事かな?
可憐ガールかぁ...アイドル音痴なので詳細はわかりませんが、こんなちびっ子当時から
芸能の道に入ってたかと思うと現在のあの威風堂々としたステージ姿勢も理解出来たり。

可憐Girl's - Over The Future

(2008.中元すず香)

こちらは今でもちびっ子のような雰囲気である水野由結ちゃんと菊地最愛ちゃんの二人。
小学生当時といってもつい最近の映像みたいなもんですね。
「イエイ、ゼッタイ、ダイタン」とかの掛け声、あー骨抜きにされます(笑)。
メタルどころかロリコンへの登竜門だったのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

【さくら学院】「Over The Future」 踊ってみた!【入学試験】

(2010.水野由結・菊地最愛)
そして2年ちょい前、すぅさんの誕生日である生誕祭での3人。
まだ今よりチビですが、顔はYUI&MOAのふたりとも変化なし。身長以外はこのまま。
チュチュというのかな?YUIちゃん胴短かっ!身長伸びるのみ込んで衣装さん作ってますね。
MOAちゃんは今と変わらぬ感じの容姿。これで中1ですよね?違うのか?ん...
それにしてもSUさんの歌声は聴き惚れます。何度かこの歌声聴いてると理解してもらえるかと。
感動させる声質、声色を持ってらっしゃるような気がします。
あと頑張って歌ってる感が聴いてる側を引き込むんですよねェ、ェと伸ばしたくなる位、
この声質に惚れてしまっています。
それとJUJUさんのボーカルが好きで、あの声もまた慕ってしまうんですよねェ、
その感じ方と似てるんです。聴き入らせるボーカルといったらいいのかな。


BABYMETAL - Over The Future (Rising Force Ver.)

(LEGEND "D" SU-METAL聖誕祭 2012/12/20 at 赤坂BLITZ)


11月4日、Hammerstein Ballroom


NYマンハッタンにある多目的ホール、ハマースタインボウルルーム。
収容人員は3500人、1906年~現在と由緒あるオペラハウス。
何度か近代的に改修してはいますが、歴史を感じさせる雰囲気と名残は随所に。


UNLOCKING THE TRUTH
黒人少年3人からなるメタルバンド。
12歳~13歳の中学生バンドで、今年の7月にはSony Musicと180万ドル(1億8000万)でメジャー契約。
ボーカルの居ないインストメタルバンドですが、バンドを結成したきっかけが、
日本のアニメソングを聴いてバンドやってみようと思ったんだそう。
確かにアニメのオープニングやエンディングにアーチストの楽曲なんか多いので、
たぶんそちらの方を聴いての事じゃないかな?「アニメソングを」というより。
アニメタルなんてのもあるからそれかな...?
とにかく日本の音楽から彼らは感化され音楽を始めたという事実。
いずれ将来グラミー賞とか取るようなアーチストになってたり、楽曲提供するような
プロデュースに長けた人材となるか、将来有望な少年たちです。

中学生メタル・バンドUNLOCKING THE TRUTH、約1億8000万円でSony Musicと契約を結んだことが明らかに!
そんな彼らもBABYMETAL観に来てくれてたそうですね。
同世代だからなんとなく通じるもんもあるのかなって。
ちょっとだけ学年から言えばお姉さんバンドとなってしまったBABYMETAL。
YUI&MOAの二人は15歳の中3、彼らは中1の13歳ですもんね。
まあ少しするとあっという間に身長も大きく引き離されるのでどっちが年上か
海外では判断出来なくなっちゃうと思いますが(笑)。


彼らとは先日のSonisphere Festivalで一緒でした。

中元すず香ちゃんが高2で最年長だけど水野由結ちゃん、ほんと背が伸びて...。
あのSUを見上げる感じの二人が可愛らしかったんですが...今もカワイイですけどね。
MOAとYUIに一番お姉さんってことを否定されるSUには笑えました。
かなり天然らしいので、たぶん二人よりもちょっと幼い精神年齢と思われてるのかも(笑)。
ステージ上がると別人に豹変し、そのただならぬ勇姿に惚れ惚れしてしまいますが。
この6人、近い将来この2組で対バンならぬ限定ユニットなんてあり得たり。


BABYMETALアメリカ・ニューヨーク公演の様子まとめBACK TO THE USA/UK TOUR2014

BABYMETAL - NewYork Live Compilation (Part1)
Koko Valent


BABYMETAL - NewYork Live Compilation (Part2)
Koko Valent


11月8日、UK o2 academy brixton

BABYMETALが、11月8日(現地時間)にロンドン O2 Brixton Academyにて、
海外ツアーの追加公演<BABYMETAL BACK TO THE USA / UK TOUR 2014>
のファイナル公演を行い、5,000人のオーディエンスを前に新曲を初披露した。


2014年7月にThe Forum Londonで開催したワンマンライブが即完売となり、
ライブも大盛況となったことを受けて決定した、2014年2回目のロンドン単独公演。
これは、ワールドツアーの追加公演となるBABYMETAL BACK TO THE USA / UK TOUR 2014、
11月4日(現地時間)のニューヨーク HAMMERSTEIN BALLROOMでのライブに続いて行われた。
ワールドツアーを締めくくるこのロンドン公演は、前回に続きチケットSOLD OUT。
様々なロックメタルTシャツに身を包んだ5,000人のファンが集まり、朝早くから列を並べていた。


BABYMETAL、ロンドン公演で5,000人を前に新曲初披露
2014.11.9barks



o2ブリクストン・アカデミー
ロンドンの非アリーナ会場としては最大のコンサート会場であり、収容人数は最大4,921人
(1階スタンディング3,760人、2階席1,083人、2階スタンディング78人。
オールシーティングの場合の収容人数は2,391人。


ちなみに1回めのロンドン公演ではこんな話も...
当初500人規模を想定→現地プロモーターの勧めで変更し1000~1500人規模
チケット販売開始と同時に瞬殺で定員枚数が即ソールドアウト。
あまりの人気ぶりに慌てて2500人規模の会場に変更、現地プロモーターようやく落ち着く。
2回めの公演となるブリクストンアカデミーはロンドンでは最大キャパの屋内会場。
前回の完売ぶりを受けて定員の5000キャパきっかりで販売。
これまた開催日までには無事完売となり英国での人気ぶりが伺えたという結果。

すごい子達が現れたなって印象です。
ファンなんだけどこんな話を知ると日本じゃないのにこりゃすごいなぁ~本物だわと。
現地の客も最初から動画やソニスフェアで学んだのか日本語のまんまで掛け声してたり。
フランス・ドイツ・アメリカとここイギリス、LIVEは言語じゃないな音だなと。
意味わかんなくても洋楽を聴いてる日本人の僕らと同じ感覚なんだろうなと。
音が全てなんだなと。音楽は感性で聴くもんだと。

嬉しいですよね、一昔前の考えだったら日本語のまま演るなんて想像出来なかったし。
言語の違う国で、そのまま日本語でステージをこなすなんて凄いなと。
英語圏なら英語で歌うのが当然でしたから。
ドイツ人もスウェーデン人もイタリア人も母国語でなく英語で出す歌うのが慣例でしたし。
惜しむらくは「おねだり大作戦」だけは英語でやったら今の雰囲気からの笑いから
あのブラックジョークに大ウケ、会場中爆笑になるんじゃないかなと。


London BABYMETAL: BABYMETAL DEATH
Laurian Gridinoc

BABYMETAL -UK Live Headbanger!! (Live at Brixton)
Wayne Miller

以前アミューズは著作権に非常にシビアで、Youtubeのアップロードに関しても
即削除依頼とか出されてましたが、一般からの所属アーチストの動画アップロードが
いかに商業的に重要な貢献度を果たしているのか近年はよく理解出来ている様子。
日本発で一般からの投稿によってBABYMETALのようにヒットが生まれる現象も極自然な流れ。
重要なプロモーションツールだと認識しているんじゃないかなって思います。
今はこのような一般、ファンからの発信により口コミ的に海外で人気を得たりする時代です。
前例ではPerfumeやきゃりーぱみゅぱみゅ、AKBなどもその類ですよね。
どんどんこういったツールで日本のアーチストを紹介出来ていったらいいなと思います。
言語が必ずしも重要ではない事は、このような現象をみても明らか。
ただ、欧米の人まね程度ではハートは掴めないと思えますが、似て非なるもの、
これが得意なのが日本のアイデア勝負の手法、日本独特な産物じゃないかなと。
あちらに無い奇抜なアイデアを今後も発信し魅せて行くことが重要だと考えます。

日本国内でもファンカムと呼ばれるスマホで撮影出来る環境を全てのライブで
おこなえたらいいんではと思うんですが、まだまだその辺は固いですよね。
個人撮影が緩和されていくことを願いたいですね。
それが結果、売上にも繋がるわけなので。
冷えきった音楽産業には聴く側の力が必要、そこから拡散する情報が必要なんだと思います。
音楽業界を支えるのは聴く側なんだと理解する事が再び活性化する為の道なのではと。


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