おはようございます☀️
今日は、休日の19系統です。7時08分出勤で19時37分退勤です。労働時間は12時間29分ですので、3時間29分の残業時間が計上されます。また、運行するだけで計上される残業時間が55分あります。休憩は3回で、合計3時間00分あります。走行は159キロです。
先日は、お笑い事故が発生した事をお伝えしました。少し考えたら防げるお笑い事故。また、掲示された事故状況を熟読すれば、防止できるお笑い事故。会社から指示された通りに路線バスを運転していれば、必ず避けられるお笑い事故。特に、我が社を含めた全国各地の路線バス会社では
12月11日から
1月10日まで
の期間中は
年末年始の輸送等における
安全総点検が実施
されています。安全総点検ですが、別に年末年始限定で行なっている訳ではございません。年中行なっておりますが、特にこの期間では重点的に行なっているのです。安全総点検ですが、路線バス本体の点検のほかに
運行に関わること
全ての点検が含まれる
のです。少し・・・どころか大いに意味が分かり難いですね(笑)。そう、拡大解釈されているのです。
安全総点検=安全総確認
です。交差点の右左折の際に横断歩道の出前では一旦停止して安全確認など、より確実に確認作業を行なうことになっています。出勤時の点呼の際も、助役さんからはほぼ毎日言われています。どの営業所でも、同じように各運転手に指示されているのです。ところが、です。もうお分かりだと思いますが
路線バス運転手の
大半はKUZU
です。
指示された事を
遵守する気は
サラサラ無い
のです(笑)。なので、今回も再びお笑い事故が発生しました(笑)。
事故状況です。ある営業所の路線バスが、終点のバス停に到着しました。過去にお伝えした通り、路線バスが終点に到着した後は
車内点検を実施
するように指示されています。お客様のお忘れ物が残されていないか、またはお客様ご自身が眠りこけてお残りになられていないか。毎回終点のバス停では、それを確認するように指示されています。お忘れ物くらいなら、まだマシです。これで、お客様がお残りになられてて、確認せずに終点のバス停を離れてしまうと
行政処分の対象行為と認定
されてしまうのです。行政処分を受けてしまうと、何日間か路線バスの前側ナンバープレートを運輸局に提出しますので
路線バスを動かすことが
出来なくなる
のです。もし、ほかの路線バスが故障などで予備車が無ければ、別の営業所から路線バスそのものを補充しなければなりません。路線バスが不足しているからといって、勝手に運休すれば
もっと重い行政処分が
課せられる
のです。だから、会社側は
口酸っぱく車内点検を
実施するように指示
するのです。
話を元に戻しましょう。終点に到着した路線バス。通常なら、お客様全員が降車された後に車内点検を行なうのです。しかし、お笑い事故となるくらいですから、今回のヤツもKだったのです。このKは
車内点検を実施することなく
また
ルームミラーで
車内を確認せず
終点のバス停から
右前方へ勢いよく発車
したのです。ところが、です。実は、お客様全員が降車されたと思っていたらしいのですが、
高齢女性のお客様が
通路を歩いていた
のです。たとえ降車扉を閉めてしまっていたとしても、車内点検を実施さえしておれば高齢女性のお客様に気付いた筈です。でも、このKは車内点検を実施しませんでした。発車する際も、ルームミラーを黙視確認しませんでした。ハイ、その結果です。通路を歩いていた高齢女性のお客様、勢いよく発車した影響で
後方へ転倒されて
大腿骨骨折の大怪我を負った
のです(涙)。
「お笑い的車内事故」と言える今回の事故ですが、道路交通法でいう
立派な人身事故
です。高齢女性の大腿骨骨折、治療完治は長期間に及ぶことが予想されます。恐らくですが、治療期間が長い診断書が提出されてしまい、当該Kは
免許停止処分を受ける
でしょうね(笑)。まあ、指示されたことが出来ないのですし、率先して外車の看板を汚したのですから、免許停止処分を喜んで受けてりゃええんですよ。冷たい言い方ですが、個人が起こした事故ではありません。路線バスを運行中に起こした人身事故です。Kは事故を起こした当事者ですが、後々の対応は営業所長が行ないます。そう
全ては周りの人任せ
なのです。昔のJR西日本みたいに地獄の下車勤務が待っている訳でもなく、人手不足が故に平然と運行し続けるのです。まあ、我が社の悲しい現実のため、反省しなくても運行し続けられるのですね。
逆転の発想で、我が社には反面教師となる方々が多いと考えています。人のフリ見て我がフリ直せ、です。交通事故を起こした時の悲惨さ、情けなさなどをしっかりと心に刻んで、今日も安全運転で皆さんに笑顔を振り撒いて来ますね。