軽井沢町から碓井軽井沢ICまでは、小さな峠越えになります。
私のクルマは、13年目のADAS機能など一切ついていない普通のATガソリン車ですが、パドルシフトのおかげで、ハンドルから手を放さずにギア段を手動で選べます。
年に数回この峠を通りますが、主に2速から4速をうまく切り替えるだけで、最大6%の降り坂を、一切足を使わずに走っています。
当初、思わぬ急カーブや前走車に阻まれてブレーキペダルを踏んで減速したり、減速し過ぎてアクセルを踏みこむことがありましたが、最近はNAVI画面の地図から先のコーナーRを予測することを覚えました。
勾配まではNAVIも教えてはくれませんが、そこは記憶を頼りに、今ではブレーキペダルとアクセルペダルを一切操作せずに難なく降り切ることができるようになりました。
ご存知のように、エンジンブレーキトルクは回転数が高い程高く、低速段にシフトすればギア比と相まって大きな制動力が得られます。
適切なギア段を選ぶだけで、勾配とコーナーRに見合う安全かつ程良い速度で降れます。
燃料を使わないだけでなく、ブレーキパッドを減らすこともありません。
慣れてしまえば、それほど難しい運転操作ではありませんが、ほとんどの前走車のブレーキランプが点滅しているところをみると、この運転法を知らないドライバーが多いようです。
最近のADAS装着車の中には、アクセル、ブレーキ、ハンドル操作を自動で行ってくれるものも多くあります。
高速道路での試乗経験は数多いのですが、このような峠道を試乗したことがないので断言はできませんが、多分まだあまり上手くないような気がします。
人がそうしているように、“自動運転“をめざすAIも前方の道路情報を予測することが必要です。
上手い峠の降り方は、ドライバーにとっても自動運転AIにとっても、同じハズです。