「失業者」扱いをされてしまう辛い監督業 | 移動ログなどを取ってみることにする。(旧goal.comをがむばって翻訳してみる。)
昨日サッカー中継を観ていた時にアナウンサーが話していたのですが、ヨーロッパの監督の平均在籍期間というのは恐ろしく短いのですね。長期に監督をされている方もいるので、それ以上に極端に短い方もいるということですね。今日はリーガエスパニューラ、セビージャの監督交代についてです。

Sevilla appoints Emery as Michel successor
セビージャはミチェルの後任としてエメリを指名する

見出しらしく余計なものがあまりついていないのでわかりにくいですがMichelとsuccessorは分けずにas Michel successorで「ミチェルの後任として」と訳すのがよさそうです。

Sevilla has wasted no time in appointing Unai Emery as the club's new coach following Michel's dismissal earlier on Monday.
セビージャは先の月曜日、ミチェルの解任後にクラブの新しい監督としてウナイ・エメリの指名に時間を無駄にしていない。

has wastedで「無駄にする」no timeで「時間がない」とバラバラに訳すとこうなるのですが、「無駄にする時間がない」=「時間を無駄にしていない」ということのようです。難しいですね・・・。

The Basque trainer has agreed an 18-month contract with the Andalusians and will take charge of his side's Copa del Rey clash against Zaragoza on Wednesday.
このバスク人監督はアンダルシアのクラブと18ヶ月の契約に合意し、水曜日にサラゴサに対してぶつかるコパ・デル・レイの事に当たるだろう。

The Basque trainerとかthe Andalusiansとかこのような表現が多いですね・・・。そしてtake charge「事に当たる」ということになりますね。

Emery has been unemployed since he was sacked by Spartak Moscow in November following the Russian giant's humiliating 5-1 home defeat to arch-rival Dynamo.
エメリは、ライバルであるディナモ・モスクワによってロシアの巨人が屈辱的にホームで1-5と敗戦した後、11月にスパルタク・モスクワから解雇されて以来失業者だった。

unemployed「失業者」です。後半は少し難しかったですが構成をつかめば訳せそうな感じでした。the Russian giantというのはもちろんスパルタク・モスクワですね。

それにしても監督業というのは辛いですね。良い時は良いのですが悪い時はとことん悪くなる。失業者という扱いをされてしまうのですね・・・。それにしてもモスクワから次はアンダルシア地方へ。この位置関係も大変なものだと推測します。とは言えアンダルシアダービーが楽しみですね。