環境から受け取るメッセージ byにっこり | アイビーマッピングのブログ

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アイビーマッピングはカウンセリング現場から生まれた会話を「見える化」するコミュニケーションツールです。

こんにちは。
特別支援教育士で

ibマッピングインストラクターの
にっこりです。


いつもお読みいただきありがとうございます。

 

夏休みに入り、22日から4連休で

ゆっくりされている方もいらっしゃるかもしれません。

 

私も今日は仕事が入っていますが

それ以外は休日でゆっくり過ごしています。

 

初日のお休みは久しぶりに

電車で15分ほどのベイエリアへ

神戸の夜景を見に行ってきました。

 

神戸のシンボル、ポートタワー周辺の夜景。

せっかくだから写真を撮っておこうかなと

スマホを構えたら、まあ人が次から次へと

やってくる。

誰もいないシャッターチャンスが来るまで

結構時間がかかりました。

夜景→きれい!→写真に撮りたい!!

 

きれいな夜景を見たら

写真を撮りたくなるという心理。

 

このように、環境やモノが動物や人に

与える意味、関係性を

アフォーダンスと言います。

 

ふかふかのソファがあれば

大人は座ってくつろごうと思いますが

 

幼児さんなら座るだけでなく

そこに上ってジャンプしてみたり

飛び降りたりする。

 

ものが与えている影響ってありますよね。

 

 

アフォーダンス理論は

アメリカの心理学者ジェームズ・ギブソンによって

提唱された概念で

日常生活の中でも応用されています。

 

例えば電車の7人掛けの椅子。

最近は、微妙な空間が空かないように

線や凹みによって自然と7人

座れるようになっています。

 

公共施設に置かれている

分別タイプのごみ箱もそうです。

 

新聞、雑誌のごみ箱は入れ口が

細長い形状で

缶、ビン、ペットボトルのごみ箱は

入れ口が丸い形になっていますよね、

 

看板や案内板、家具や日用雑貨、

よ~く見ると、アフォーダンスデザインは

いろんなところで数多く取り入れられています。

 

 

アフォーダンス理論は保育や教育にも

取り入れられているんですよ!

 

危険を取り除く上でも

子どもにより良い行動を促す上でも

 

望ましい行動を促すために

どう環境を整備していくか?

 

アフォーダンスの視点があると

気づきが広がります。

 

 

 

困難の中、開幕した東京オリンピック。

昨日は、国立競技場建設の

3年間の軌跡を午前中に見て

開会式もほとんどライブで視聴しました。

複雑な思いがないわけではありませんが

アスリートの皆さんへの応援と

これまで熱い思いで準備をし

環境整備をしてこられた方々への

敬意を示して

純粋に楽しめるといいなあと思います。

 

 

夏休みは、生徒たちの宿題の

応援もしているので

自由研究のテーマに

アフォーダンスのことを

勧めてみてもいいかな(^-^)

 

 

環境からどんなメッセージを

受け取るか?

 

 

まずは自分の生活環境から

整えていきたいと思います。

 

今しか味わえない環境も楽しんで

今日もステキな1日を~(*^_^*)