へこんでもすぐに回復―心の筋力のつけ方 byにっこり | アイビーマッピングのブログ

アイビーマッピングのブログ

アイビーマッピングはカウンセリング現場から生まれた会話を「見える化」するコミュニケーションツールです。

おはようございます。
特別支援教育士で

ibマッピングインストラクターの
にっこりですニコニコ


いつもお読みいただきありがとうございますドキドキ

 

 

つい先日、小学生の生徒が勉強中に

こんなことをつぶやきました。

 

私、なかなか覚えられへん。

何でもすぐ忘れるし。ダメダメやわ…

 

 

ネガティブな発言が多い彼女に

今回は何があったのかと聞いてみると

 

へそくりの場所忘れた…と。

 

えっ?へそくり!?

 

 

そう。へそくり350円。

小さい袋に入れて星のシールを

貼っておいたのに、どこに

隠したか忘れたから使われへん。

 

 

わ~、それはたいへん!

 

落ち込む彼女に

 

そういうことって先生もあるある!

へそくりしたことも忘れてて

本の間から1万円札見つけたことあるけど

 

こんなところにお金が?!

やった~!嬉しい~!!!!

 

ってなったことあったよ。

もうね、喜びも100倍!

 

と、私の経験を話したら

ゲラゲラ笑っていました(^-^;

 

 

 

ストレスがかかって落ち込んだ時に

素早く立ち直る回復力のことを

『レジリエンス』と言いますが

 

何かとストレスがかかる毎日を

元気に過ごすためには

大切な力ですね。

 

 

ポジティブ心理学の第一人者

イローナ・ボニウェル博士によると

4つの「I」でレジリエンスは高められます。

 

これら4つの構成要素は

レジリエンスマッスルと呼ばれています。

 

マッスルという言葉の通り

レジリエンスは筋肉のように

鍛えられるという考え方です。

 

 

4つのレジリエンスマッスル

 

・I can(私は◯◯できる)

自己効力感を高める。

 

 

・I like(私は◯◯が好きだ)

ポジティブ感情を高める。

 

 

・I am(私は◯◯である)

自分の得意なこと、強みを考えてみることで

自尊感情を高める。

 

 

・I have(私には友人・知人がいる)

サポートがあることに気づく。

 

これら4つの視点で、自分という存在

自分が持っているものを客観的に理解し

 

逆境を乗り越える心の筋肉をつけていく

ことができます。

 

というわけで、マッピングで

さっそくできそうです♪

 

 

真ん中のテーマに

レジリエンスマッスルを鍛える

私は~の視点を入れて

たくさん書き出してみてください。

 

・I can

私は歩くことができる。笑うことができる。

つなぐことができる…(マッピングも!)

 

・I like

私は旅行が好き。音楽が好き。

人と出会うのが好き。美味しいものが好き。

たこ焼きが好き…(美味しいもの教えて!)

 

 

などなど、それぞれの項目ごとに

答えて書き出して

心の筋力アップを目指しましょう。

 

家族の「私は~」を聞いて

みんなで筋力アップもいいですね〜

 


私の内側の声を聴いて

今日もステキな1日を~音譜