聞いて書いて、書いて聞いて。 | アイビーマッピングのブログ

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アイビーマッピングはカウンセリング現場から生まれた会話を「見える化」するコミュニケーションツールです。


おはようございます。

ibマッピングインストラクターのあおいです。
いつもお読みいただきありがとうございます。


来月からの講座開講に向けて、7-8月は全国で体験会を開催しました。
本日神戸が最後の体験会となります。

やはり「百聞は一見に如かず」で、
ibマッピングの魅力をわかっていただくには、
体験していただくのが一番です。


体験された方のほとんどが、口を揃えておっしゃるのは、
「相手の話を聴きながら書く」というのが難しい、というご感想。

話を聞いていたら書けないし、書いていたら聞けないし・・・


そりゃそうです。普段の会話で、
相手が喋っていることをいちいち書きとったりしませんから。



ibマッピングマスター講座では、
第2回目の「書きとり力と聞き取り力」の中で、

初めての方は特に、相手が話したことを一字一句
できるだけそのまま書きとってください、とお伝えしています。



言葉のくせは、意外なところに現れます。

例えば、語尾。
「・・・かもしれない」
「・・・しなければいけない」
「・・・にちがいない」
「・・・したほうがいい」

例えば接続詞。
「だって」「でも」「だから」「たぶん」「きっと」「まだ」「もう」


これらの言葉の奥に隠された思いはなんでしょう?
それを紐解いていくことで、考え方のくせに気づいていきます。



この考え方のクセに、自分ではなかなか気づくことができません。
なぜなら私たちは、普段使っている言葉に対してほとんど無意識だからです。


普段の会話では流れていってしまう言葉たちを、一旦紙の上にとどめておくからこそ、
言葉のくせや考え方のくせに気づくことができます。


これはしゃべっている本人(語り手)が自分で気づくこともありますし、
話を聞いて書いている聞き手の方が、語り手のくせに気づく場合もあります。


ですから、聞き手はできるだけ忠実に、語り手の話したことを紙の上に再現する、
ということがとても重要になります。


そのためには、語り手の話を聞きながら、全く別のことを考えていたり、
先走って「きっとこう言うだろう」なんて思っていると、
語り手の話を書くどころか、聞くこともできません。



どれだけ集中して聞けるか、そして書けるか、が
ibマッピングの最初の重要なポイントになります。


書きとり力と聞き取り力をしっかり身につければ、
普段の会話の中でも、相手の話を集中して最後までしっかり聞く、
ということができるようになります。




ここで、今まで受講してくださった方の2回目の感想です。

・しっかり聞いているつもりでも、自分の思い込みで聞いていることが
多々あることに気づいた。

・聞きながら書くのが最初は難しくて、
聞いていると手が止まってしまうということがよくありましたが、
数をこなしていくうちに、コツがわかってきた。

・普段の会話でも、紙に書くつもりで話を聞いていると、
相手の話を理解しやすくなった。

・ちょっとした言葉の使い方に、自分の思考のくせがあることに気づいた。

等々。

「聞き取って書く」というibマッピング独特のスタイルが、
思考の整理、ココロの整理に非常に役に立つ、
ということがわかっていただけると思います。


9月開講、関西地区の講座は以下の3会場です。

●9月16日(水)開講!
神戸会場
午前3時間×6回コース
【日程】9/16 9/30 10/14 10/28 11/11 11/25
【曜日】水曜日

●9月17日(木)開講!
大阪会場
午後3時間×6回コース
【日程】9/17 10/1 10/15 10/29 11/12 11/26
【曜日】木曜日

●9月13日(日)開講!
神戸会場
3days完結コース
【日程】9/13 10/11 11/8
【曜日】日曜日

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