おはようございます。
ibマッピングインストラクターのあおいです。
ibマッピングインストラクターのあおいです。
いつもお読みいただきありがとうございます。
小学校6年生、次男の国語の教科書の最初に、
次のような詩が書いてありました。
創造
一枚の紙から、
船が生まれる。飛行機が生まれる。
ひとかたまりの粘土から、
象が生まれる、つぼが生まれる。
生まれる、生まれる。
私たちの手から次々と。
この詩に対して、先生が次のような問いを子どもたちに投げかけました。
「『・・・から・・・が生まれる』という形式の文を作ってごらん。」
それに対する子どもたちの答え。
「鉛筆から字が生まれる。」
「消しゴムから消しカスが生まれる。」
「人々の技術から便利なものが生まれる。」
「工場から車が生まれる。」
「石油からプラスチック製品が生まれる。」
「人の優しさから笑顔が生まれる。」
「時の流れから歴史が生まれる。」
「人から人が生まれる。」
他にもたくさんありましたが、
子どもたちの想像力と発想力は、なんともバラエティに富んでいて、
同じものは一つとしてなく、
たったこれだけの文章なのに、
ひとりひとりの子どもの背景がなんとなく見えてきませんか?
例えば、
車が生まれると書いたこの子は、たぶん車が好きなんだろうな、とか
消しカスが生まれると書いた子は、
よっぽど消しゴムを使うのか、消しカスを集めているのかな、とか、
笑顔が生まれると書いた子は、周りに笑顔があふれているのかな、とか
ちなみに、
「時の流れから歴史が生まれる」
と書いたのは、今歴史にはまっている次男です。
たったこれだけの文章だからこそよけいに、
その子が今大切にしていることが、言葉の中に凝縮されている、
そんなふうに感じます。
「『私』の主成分は言葉。『私』は言葉でできている。」
というのは、翻訳家上野圭一先生のお言葉ですが、
私たちの頭に浮かんでくる言葉たちは、今の自分を表しているといっても
過言ではありません。
私達は普段、ほとんど無意識で言葉を発していますが、
それらの言葉の中に、今の自分を表すキーワードが隠れています。
ちなみに、私の「・・・から・・・が生まれる」は、
「体験から気づきが生まれる」
「続けることから結果が生まれる」
「自分を知ることから楽チン人生が生まれる」
やはり、いつも私が大事にしている言葉たちです。
皆さんもぜひ、「・・・から・・・が生まれる」
やってみてください。
ibマッピングをしていると、
自分の使う言葉に意識が向くようになります。
自分の言葉に意識を向けると、自分のことがよくわかるようになります。
なぜなら、
私は言葉でできているから。
今日は言葉遊び、楽しんでみませんか?
今日は言葉遊び、楽しんでみませんか?