番組が「従」だった! | アイビーマッピングのブログ

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アイビーマッピングはカウンセリング現場から生まれた会話を「見える化」するコミュニケーションツールです。

おはようございます。

ibマッピングインストラクターのあおいです。



突然ですが、テレビはよくご覧になりますか?

私はあまり見ない方なのですが、その理由は2つあります。



一つはおもしろい番組があまりないということ、

そして、もう一つの理由がCMです。



例えばこんな経験ありませんか?

番組の一番盛り上がっているところで、「続きはCMの後!!」とか、

「さて、この後の驚きの結末は!?」とか言いながら、結末ではなくCMに入る、とか、

一時間に何回もCMが入って「もう!何なんよ!!」ってイラっとした経験。



スポンサーがつかないと、番組作れないのはわかるけれど、

いくらなんでも・・と思ったこと。




ところがこの間、ある方がテレビについてこんなことをおっしゃっていました。

「テレビってみんな、番組が『主』でCMが『従』だと思っているけど、実は逆。

CMが『主』で、番組が『従』だからね。

テレビは、広告代理店が選んだものを買ってもらうための宣伝がメインだから。」



へーーっ、CMが「主」で番組が「従」!!

なんと斬新!!



だからテレビは真剣に見るもんじゃないよ、とその方はおっしゃっていましたが、

そうか、CMが「主」で番組はおまけなんだ!と思った私は、

そう思ってテレビを見てみるとどうなるのか?実験してみることにしました。

すると何が起こったと思いますか?




同じように「続きはCMの後で!」と言われた時に、

「おお、今からメインですね、どうぞどうぞ!」っていう気分になる。

なんてったってCMメインですからね(笑)。



すると、不思議なことに前ほどイラッとしないんですよね。

で、おまけにCMの見方が変わる。

「このCMは何を伝えたいんだろう?」とか「何を売りたいんだろう?」とか

考えながら見ている自分がいる。

(これってまさしく広告代理店の思うツボですが)




こんなふうに事実は同じでも、視点が変わると解釈が変わります。

すると、

今までイラっとしていたことがしなくなったり、

絶対におかしい!と思っていたことが実はそうでもなかったり。

すると、それに伴って行動も変わる、というわけです。




事実は一つしかありませんが、解釈はいくらでも変えることができます。

そして、解釈に絶対的な正しさはなく、そこにあるのはそれぞれの個性です。

bマッピングをしていると、一つの事実を様々な角度から解釈する、

ということができるようになります。




その中で自分が楽になる解釈の仕方を見つければいいわけです。

自分が楽になれば、ムダに争ったり、イライラしたりすることが少なくなります。

これが幸せ生活の秘訣だと思うのですが、いかがでしょうか?