切り替え力 | アイビーマッピングのブログ

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アイビーマッピングはカウンセリング現場から生まれた会話を「見える化」するコミュニケーションツールです。

ibマッピングインストラクターのあおいです。

いつもお読みいただきありがとうございます。



先週の週末、とってもおもしろい事件がありました。


18日の土曜日、東京教室の講座を担当する予定だった私は、
17日の夕方、新幹線で横浜に向かいました。

翌朝からの講座に備えて、横浜に住む娘のところに前泊するためです。


新幹線の中から、
「明日の東京教室で皆さんにお会いできるのが楽しみですー。」
というコメントとともに、駅弁の写真をfacebookに投稿したその5分後に、

東京教室のスタッフからこんなメッセージが入りました。




「あ、あおいさん。

今facebookの投稿をみてメッセージしているのですが、

  ・
  ・
  ・
  ・
  ・

明日は、東京教室、


講座はありません・・・」







ひょえーーーっ!


どういうこと?


新幹線の中で叫びそうになった私。
頭の中が????でいっぱいになる。


現実が飲み込めず、
そのスタッフとしばらくメッセージのやりとり。


確かに講師スケジュールには明日と書いてあったはず・・・

見間違えた?


その間にも新幹線は走り続け、
気が付くと名古屋を通過し、次の停車駅は新横浜。


そういえば、何回かメッセージはあったのだ。


出発する前に、『ホームページで会場の場所、確認したほうがいいんちゃう?』
というココロの声が聞こえていたにもかかわらず、

『大丈夫、いつもと一緒だから。』
と打ち消していたこと。


前日、講師スケジュールが本部の方から再送されていたのに、
変更はないはず、と思って見ていなかったこと。


そのメッセージを無視して新幹線に飛び乗り、
今私はここにいる、というわけ。



そんなことを考えながら、スタッフとやりとりしている間に、

私は以前とは違う自分を感じていました。




昔の私だったら、

「なぜこんなことになったんだろう?」と原因ばかりを追求し、

「なぜあの時、私はホームページを確認しなかったんだろう?」

「あの時日程表を再確認していたら、こんなことにはならなかったのに・・・」

と自分を責め、

終わってしまった過去にとらわれて、

気持ちを切り替えることができずに、
身動きとれなくなっていただろうと。



ところが、

「なんでこうなったんかなあ?」とやりとりしながらも、
この問題の中にどっぷりと浸かっていない自分がいた。


つまり、当事者であるはずの自分が、
この一連のできごとを、
まるで舞台を見るかのように客席の一番後ろから眺めている。


すると、
だんだんとこのできごとが、とてもおもしろい話に思えてきて、
新幹線の中で一人、にやける私。


そして、私の頭の中は、

フリーになった翌日、
どうやって充実した一日を過ごそうか?というところにフォーカスしていた。




結果的に、

偶然にも(いや必然?!)翌日珍しく何の予定もなかった娘と、

久しぶりに一日横浜の街をぶらついて、
お茶して、あれこれ話しして、

充実した週末を過ごさせていただきました。


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私たちは時々、

過去や未来にとらわれて
動けなくなってしまうことがあります。



「なぜあんなことをしてしまったのだろう?」

「あのときこうしていたらこうなっていたのに・・・・」

「この先こうなったらどうしよう?」


そして厄介なのは、

過去や未来に囚われているときは、
それが原因で動けなくなっている、ということに意外と気づいていないこと。



ibマッピングをしていると、

自らが当事者であるできごとに対しても、

一旦舞台から降りて、まるで監督であるかのように、
客観的に見ることができるようになります。


ibマッピングがフォーカスするのは、常に「今」。


できごとの全体を俯瞰し、

今自分にとってベストな選択はなにか?
今自分にできることはなにか?

を考えるくせがついてきます。



そうすると、

いつまでも終わってしまった過去のできごとに囚われたり、
いつまでも起こっていない未来のできごとの心配をすることなく、

気づいたらすぐ「今」に切り替えることができるようになります。


この「切り替え力」が、とても重要。

ibマッピングでぜひこの「切り替え力」を磨き、
快適な人生を歩んでみませんか?