私がまだ若く頭の中が毎日お祭り騒ぎの時のお話。
てかさ、別れた過去の男を振り返ると、なんでそんな男と付き合ってたの?って自分で思う(笑)
まーでも、どんな出会いも人として成長する上で無駄はないからね〜
では、過去の男シリーズ1人目は・・
ある休日、友達から「呑んでるから来ない?」と電話があった。
いつも週末はクラブ遊びしていたあんずは、この日ばかりは何故か家でのんびりしていた。
暇だし友達の誘いに乗った![]()
【登場人物】※全て仮名
あんず→20歳、会社員
マユミ→女友達、20歳、アルバイト
ナオユキ→まゆみの彼氏、23歳、自営業
ヒロシ→なおゆきの友達、23歳、会社員
この、ヒロシが後にあんずと恋に落ちる![]()
そう、悲劇のヒロイン男である![]()
初対面、イケメンだけど何かダサい印象だし、何となく感覚が違うかなと思いつつも、年上で大人っぽく見え、スキになるんだろうなと思っていた。
ダサい上に感覚違ったら無理だろ(笑)
しかも、ヒロシはダサいくせに、ちょいちょいカッコつける。
カッコつけてるつもりでも、行動までもがダサい。
車の写真撮る時、タイヤの位置をわざわざ変える![]()
昔のヤンキー雑誌の族車のようなタイヤの向き。
きっとヒロシはヤンキーになりたかったけど、ヤンキーになれなかったんだろう。
女からしたら「わざわざダセー事するなーおい!」って感じ。
あと、当時流行ってたドラマの男役の真似をネタじゃなく、フツーにやっちゃう(笑)
もうね、ツッコミどころ満載!
何度かダブルデートを重ね、付き合うようになった。
付き合ったのかよ(笑)
付き合ってからも4人でいるのが楽しくて、いつも4人で遊んでいた。
数ヶ月が過ぎ、ヒロシの異変にマユミとナオユキが気付き始めた。
お酒の席で酔ったヒロシは、
「永遠の愛なんて存在しない。」
「結婚なんて上手くいく訳ない。」
「・・だから俺は一人で生きてく。」と。
他にも色々言っていて、若かった上にやや抜けてる私には、「そうなんだぁ。」ぐらいで特に気にも留めてなかった。
4人の集まりに何度かヒロシが来なかったある日、二人から「ヒロシと何かあったの?ヒロシ最近様子おかしくない?」と聞かれた。
この時言われて初めて気が付いた。
あんず「そう言われれば最近連絡もあまりないし、話してても何か突っ掛かる感じでマイナスな事ばっか言うんだよね。」
マユミ「ちゃんと話した方がいいんじゃない?」
あんず「そうかなぁ?」
ナオユキ「ヒロシに話あるから何時になってもいいから来いって今電話したから。」
しばらくすると気まずい表情でヒロシがきた。
あんずの顔も見ず、声掛けるわけでもなく、気まずい表情のまま、ヒロシはただそこに立っていた。
ナオユキが、ヒロシの私への態度に我慢が出来ず、真っ先にヒロシに近寄り、
ナオユキ「どうした?何があったんだよ?あんずちゃんにちゃんと話せよ。」
で、二人で話す事に。
ヒロシ「ごめんな、今まで俺変だったよな。」
わざと変だったんだろ?
悲劇のヒロインになりたくて仕方ないからな(笑)
あんず「・・うん。」
しばらく沈黙が続いたあと、
ヒロシ「あのさ・・俺、結婚できないんだ。」
あんず「は?」
はい!ここから悲劇のヒロイン男が舞台に上がり、悲劇のヒロインを繰り広げますよ!
ヒロシ「だから、俺あんずと結婚出来ないんだよ。つーか誰とも結婚出来ないんだよ。しちゃいけないんだよ!」
あんず「そうなんだ。で、結婚出来ないのが何か問題?私、結婚したくて付き合ってる訳じゃないから問題ないんじゃない?」
ヒロシ「結婚出来ない俺と付き合ってもあんずの時間の無駄になるよ!俺なんかと付き合い続けない方がいいよ!」
あんず「ん?別れたいの?」
ヒロシ「別れたくなんかないよ!でも結婚出来ない俺と付き合い続けても俺は誰とも結婚出来ないからあんずの時間を無駄にしちゃうんだよ!」
結婚なんてまだまだ考えていなく幼かった私は、ヒロシが悲劇のヒロインになりたかった事など全く気がつかないままこう言った。
あんず「別れたいなら普通に言って。結婚とか言われてもよくわからい。私がヒロシと付き合わない方がいいって勝手に決め付けないで、私が決める事でしょ。で、どうしたいの?」
ヒロシ「わからない。少し時間が欲しい。」
あんず「わかった。」
数日後ヒロシから電話があり会う事に。
車の中で沈黙が続いたあと重い口を開いたヒロシ。
悲劇のヒロインは沈黙よくするからな!
ヒロシ「俺、実はバツイチで子供がいるんだ。別れた奥さんが子供の面倒見てる。罪のない子供に父親がいない淋しい子にさせてる俺が幸せになっちゃいけないんだよ!だから俺は誰とも結婚しちゃいけないんだよ!」
あんず「子供??」
続きは次回に![]()
