どうも。
虫が大の苦手で、セミの死骸の横を通るだけでも寿命が縮まる思いのあんずです
死んだと見せかけて急にミンミン鳴くよね!キライ‼︎
小学校5、6年生の時の担任の先生の話
30代後半で細身で丸坊主で顔が猿
子供はいなかったけど結婚してた
あんずが今まで出会った先生の中でいちばん大好きな先生だった楽だから!
とにかく教師としてのやる気が全くない先生だった
あんず「先生、昨日なんで休んだの?」
先生「めんどくせーからだよ。」
授業は度々、
「今日自習な!寝るから静かにしてろよ〜」
給食の時は、
「食べたくないのは残していいぞ〜不味くて食えねーよな!」
先生は引き出しの中にいつもある、ふりかけをかけて給食を食べていた
勿論、誰よりも給食を残していた
あと、人として教師として有り得ない事もしょっちゅう言ってた
「俺はかわいいヤツは贔屓(ひいき)するからな〜顔も性格もブスなヤツは覚悟しろよ!」
この、贔屓がエグい!
テスト中、私のとこに来て耳元で答えを教えてくれる
体育は耳元で教えてもらう事は出来ないから、体育以外はオールA
チビガリで運動神経なかったから体育はいつも居残りだった
今はチビガリではないけど運動神経ゼロは変わらず
私がいたグループは私以外みんな背が高く、大人っぽくて綺麗な子ばかりだった
そんな綺麗な子を妬む、ブスグループのボス『バーゴン』が、いちばん綺麗な子『綺麗子』をシカトし始めた
バーゴンは私よりチビで、何故かいつもほっぺが赤く、目が細く、オカメを踏んづけたような顔をしてる女だった
ホントにバーゴンってあだ名だった
確か男子達が付けたあだ名で、陰でバーゴンと言われてた
バーゴンって川口探検隊でやってたかな?
みんな自分が標的になりたくないから、バーゴンの言う事を聞くしかなかった
マイペースな私はそんな事気が付かず、いつも通りにしてたら、イケメングループの男子達が「綺麗子シカトされてるから、綺麗子と話したらお前が次の標的にされるぞ!」って
次の日
あんずの番です
それでもマイペースだから、給食の時間まで気が付かず、またもやイケメングループのボスが「あんず気が付いてないから教えるけど、今シカトされてるのあんずだよ。」って
イケメングループのボスはあんずが初めて人間で好きになった初恋の人
で、その日からイケメングループ達がチョロQで一緒に遊んでくれたり、鉄棒教えてくれたり、いつも一緒にいてくれた
それで私の仲良しグループや他の子達にシカト止めるように言ってくれた
がしかし!
先生にまで言っちゃったから、さー大変
「おい!バーゴン!お前あんずと綺麗子をシカトしろってみんなに言ったな!ブスは覚悟しろって言ったよな!」
この日からバーゴンは机ごと廊下へ
ドアから直ぐの廊下に机を置かれ、授業も給食も廊下で、それは1ヶ月続いた
バーゴンが少しでも綺麗子や私を睨んだり、先生に反抗的だと、教室のいちばん後ろの壁に向かって机を置かれ、バーゴンはその日壁に向かって授業を受け、壁に向かって給食を食べていた
しかしこのバーゴン、めげなかったね!
ブスつえーって思ったの覚えてる
昔とはいえよくこの先生クビにならなかったなって思うよ
先生に教えられた事で唯一覚えているのは、
「納豆のいちばん美味しい食べ方は、200回かきまぜる事だ!」