ドライフルーツの魅力は何と言っても丸ごと食べられる事♪果汁たっぷりで香り豊かな生の果実もいいですが甘さも栄養もギュッと詰まっているんです。

 

今回はドライフルーツのお話です。

皆さんはドライフルーツと言ったら何を思い浮かべますでしょうか??

 

プルーン・レーズン・マンゴー・オレンジなどが一般的によく見かけますし

和のドライフルーツなら干し柿はもちろん梅干しも立派なドライフルーツです♪

 

まずドライフルーツの特徴としては、

 

①保存性

②機能性

③料理のバリエーション

 

が挙げられますが、特に②機能性にフォーカスしてみます。

ドライフルーツ全般に共通して言えるのが、

 

①ミネラル

②食物繊維

③抗酸化物質

 

になります。

ちなみに①ミネラルは5大栄養素、②食物繊維は6大栄養素、③抗酸化物質は7大栄養素に入ります。

下の図を見ると日々のバランスの取れた食事を心掛ける事が

どれだけ大切なのかが良く分かると思います。

 

 

あまり知られていない7大栄養素の重要性を伝えたいので

オレンジ(みかん)を例に挙げて③抗酸化物質に注目してみます。

 

皆さんは普段オレンジやみかんは皮を剥いて食べますよね。

果物に限らず野菜にも皮に栄養が詰まっているという話を良く耳にすると思いますが

ここに体にウレシい抗酸化物質が豊富に含まれています

 

まずは図を見て下さい。

オレンジ色をしている一番外側の皮をフラベドと言います。

ここには油胞という透明なツブツブがありますがここに精油成分のリモネン

ギュッと詰まっています。

化粧品の成分にも使われている成分で美肌効果が期待できます♪

 

そしてその内側の白いワタの部分をアルベドと言います。

ここには食物繊維も豊富に含まれていますが何と言っても抗がん作用が期待できる

β-クリプトキサンチンがギュッと詰まっています。

柑橘類の中ではみかんに特に多くオレンジの約100倍含まれています。

 

ちなみに漢方の陳皮(ちんぴ)はオレンジやみかんの皮を乾燥させたものです。

昔からその機能性が知られ薬として重宝されていたんですね^-^

 

最後にドライフルーツはそのまま食べるのももちろんオススメですが、

ぜひ料理のアクセントに活用して見て下さい♪

プルーンやアプリコット・梅干しなどはそのままワインと煮詰めるだけで

立派なソースになりますし、梅酒などのようにお酒に浸けたり

カレーの隠し味にもかなりオススメです!!

 

今回の記事をきっかけに皆さんの毎日の豊かな食生活にドライフルーツが

役立つことを願っています。

 

次回をお楽しみに^-^

春の味覚アスパラガス♪栄養剤にもなっているアスパラギン酸はこの野菜が由来なんです。

 

今回は春から夏にかけて旬を迎えるアスパラガスのお話です。

 

サラダやパスタなどの彩りにあるとウレシいアスパラガスですが、

僕が1番オススメしたい食べ方は蒸し焼きです♪

作り方はとてもシンプル。

 

①フライパンや小鍋に少なめの水と塩を適量加え沸騰させる

②アスパラガスを入れて強火で蒸し焼きにする

③水がなくなったら香り付けにオリーブオイルを加えて焼き色を付ける

※短時間で調理するのがポイント

 

一般的な茹でた場合と違いホクホクの食感と香りがしっかりと感じられます

ぜひぜひ試してみてくださいね^-^

 

テーマのアスパラギン酸のお話になります。

 

その名の通りアスパラガスから発見された由来があるアミノ酸の一種です。

新陳代謝を活発にし疲労回復に効果が期待できます。

 

またこのアスパラギン酸

身近な他の食材にも多く含まれいるんです。

代表的なものに大豆がありますが、

アスパラギン酸の含有量を本家のアスパラガスと比較すると、

 

アスパラガス(約360mg/100g) < 大豆(約572mg/100g)

 

と大豆の方が多く含まれいます。

大豆食品も同様で豆腐や豆乳・湯葉・高野豆腐などからも多くのアスパラギン酸

摂ることができます。

他にはもやしやしらす干しやカツオ節にもアスパラガスに匹敵する含有量があります。

 

アスパラガスが旬の今はぜひ沢山食べていただきたいですが、

今回のブログでスタミナアップ効果が期待できる体にウレシいアスパラギン酸

年間を通して摂ることができるという事を知っていただけたらと思います^-^

 

『知らずに食べるから知って食べるへ』

その一歩になればと思います♪

オーストラリア産のぶどうが旬♫今回は『時間栄養学』の観点から朝食にぶどうをオススメする理由を教えます!!

 

まずはオーストラリア産のぶどうの特徴です。

日本に輸入できる品種は3品種ありますが近年特に輸入量が増えている品種が

トンプソンシードレス(緑)とクリムゾンシードレス(赤)。

どちらも種が無く・皮ごと食べられて・とても甘いのが嬉しいポイントです♪

ちなみにシードレスとは種(シード)無し(レス)の意味です。

 

そして本題の朝食にぶどうを食べていただきたい理由を

時間栄養学の観点から書いていきます。

時間栄養学とは、いつ何をどれだけ食べれば効果的なのかを考える学問です。

 

①ブドウ糖と脳

②朝食(ブレックファースト)の意味

 

①の大事なポイントは脳は糖質の中でもブドウ糖をエネルギー源として活動します。

一日に摂取する全エネルギーの約18%が脳に消費され、

摂取したブドウ糖のうち約50%が脳の栄養源として消費されると言われています。

ぶどうはそのブドウ糖を主成分として含まれいるので体を覚ます効果が期待できると言えるんですね^-^

 

②は言葉の語源のお話。

朝食を英語でいうとブレックファースト(breakfast)ですが、断食を断つという意味になります。

fast day(断食日)をbreak(断つ)という所から来ていますが、

これを日常の生活に置き換えると一日の中で食事と食事の間の時間が最も長いのが

夕食と朝食の間が一般的ですよね。

食事をしない時間を断つという意味で捉えると理解しやすいのではないでしょうか。

 

睡眠を経てまだ脳も内臓も活発化していない時間帯に即エネルギーとなるブドウ糖を

多く含むぶどうを朝食に食べることが効果的と言えます

 

イチゴも食べ飽きてきたし次はどんなフルーツを食べようかなと

考えているそこのあなた!!

 

今が旬のオーストラリア産のぶどうがオススメです♪

そしてぜひ朝食に積極的に食べてくださいね^-^

山菜が美味しい季節♪♪今回はちょっと視点を変えてみます。僕たち人間ではなく山菜の立場になった生態系と味覚のお話です!

 

まずはイタリア(シチリア島)旅行の報告です^-^

 

季節は春。イタリア語ではprimavera(プリマヴェーラ)。

シチリア名産のレモンやブラッドオレンジが旬を迎え、活気のある市場では

新鮮な果物や野菜はもちろん海に囲まれたシチリアらしくマグロを始め魚介類も

豊富に揃っていました!

ワインやオリーブオイルは火山灰土壌の恩恵で穏やかな酸味が心地よい味でした♪

詳しくはfacebookでご覧くださいませ^-^

写真や動画盛りだくさんです!!

 

 

さて、では本題です。

今回は山菜の”苦味”について深く掘り下げていきます。

そして食べられる山菜の立場になって話を進めていきたいと思います。

読んでいく内にへ〜こんな考え方もあるんだ!?と思っていただけるように

頑張って書いてみます。

 

まず山菜といえば皆さんは何を思い浮かべますでしょうか??

ふきのとう・タラの芽・ぜんまい・わらび・行者にんにくなどなど

これら多くの山菜には特有の苦味が含まれていますが苦味の代表的な成分としてポリフェノールがあげられます。

 

この成分は苦味に限らずえぐみや色素を持つものなど様々な成分の総称で、

これらは植物自身が紫外線や厳しい気候などの環境や僕たち人間や動物・虫などから

食べられないようにするために得られた成分なんです。

 

そもそも多くの植物は子孫を残すために僕たち人間や動物に食べられるために成長しているわけでは無いという考え方を知っていただけると幸いです。

 

もう少し付け加えると、野菜の定義はあくまでも人間の都合で決められたものです。葉物野菜を良い例に若い内に収穫して苦くないとか柔らかいからこの野菜は新鮮で美味しいという価値観が生まれますが、野菜達からしたら良い迷惑なんですね、、、

本来ならそこから成長して花が咲き種ができて次の世代にバトンを繋ぎたいというのが食べられる野菜達の本音なんですね。

 

なのでざっくりいうと野菜というのは僕たち人間が美味しく食べる事ができて体に良い植物の総称という事が言えるんです。

 

この考え方をベースに”苦味”について話を戻します。

僕たち人間が感じる味覚の中で苦味というのは毒物だと感じるシグナルで体に害を

及ぼす危険があるというサインとも言えます。

山菜に苦味が多い理由として春に芽吹くこれらの植物は厳しい冬の冬眠から覚めた

動物達に食べられないように進化の過程で毒物のサインとなる苦味を含むようになったんですね。

 

山菜のテーマは色んな視点でお話をする事ができるので続編を書きます。

 

次回のテーマは、山菜 × 苦味の科学編にします。

今度は食べる立場の僕たちの視点で体にウレシい情報や味覚についてもっと

詳しくお話ししたいと思います。

 

次回をお楽しみに^-^

 

 

 

好き嫌いがはっきり分かれるパクチー。実は立派な緑黄色野菜なんです。今回は豊富な栄養素の中でも香り成分の効果に絞った食べ合わせのすすめです♩

 

皆さんパクチーは好きですか??

独特の香りがクセになるパクチーは東南アジアやメキシコなどのエスニック料理の人気とともにブームになってきていますね。

食べた事がない方に分かりやすく言うと、

カメムシの匂いがする三つ葉だと思ってください・・・。別名カメムシソウなので。

食べるか食べないかはあなた次第!!笑

 

 

まずはパクチーをとことん掘り下げて見ます。

実は呼び方が沢山ある事をご存知でしたでしょうか?

 

●パクチー :タイ語

→トムヤムクンを代表にスープなど

●シャンツァイ(香菜):中国

→サラダ、スープ、お粥、鍋料理など

●シラントロ:メキシコ・スペイン

→サルサやスープなど

●コエントロ:ポルトガル・ブラジル

→魚介や野菜の煮込み料理や鍋など

※日本ではポルトガルから伝来したため和名としても

●コリアンダー:アメリカ

→サラダやスープなど

●コリアンドロ:イタリア

※明日から約1週間イタリアに行くので実際に食べて勉強してきます^-^

 

他にもアジア圏から北ヨーロッパまで約13通りの呼び名があるそうです。

と言うのも、パクチーはもともと地中海沿岸〜アジアにかけての地域が原産で

昔から世界中で食べられてきた歴史があるためなんです。

 

当時からパクチーには解毒作用や美肌効果、デトックス効果などが期待され

野菜というより薬草やハーブの位置付けで食べられていたみたいです。

 

 

そんな栄養豊富なパクチー。

今回はその中でも香り成分がもたらす嬉しい効果と食べ合わせのお話です。

 

パクチーはセリ科の植物ですが、

アピインアビオイルなどの香り成分が特に葉の部分に多く含まれていて

イライラやストレスを抑えてくれる効果があるとされています。

食べる精神安定剤や安眠剤とも言えますね♩

 

そして同じセリ科の野菜をいくつかあげると、

にんじん・セロリ・せり・三つ葉・パセリなどがありますがこれらにも同じ効果が

期待できます。

 

前回の医食同源シリーズ①でお話ししました相加効果(同じ効果を持つもの同士を一緒に摂ることでより強い効果が期待できる食べ合わせ)を使って、サラダやスープなどにしてみてはいかがでしょうか^-^

 

春は季節の変わり目で気温の変化が不安定になりますし、

環境が変わる時期でもあります。

無意識のうちにストレスを溜めてしまう前にパクチーやセリ科の野菜で

体にも心にも嬉しい食事をオススメします!!

 

では、明日から1週間イタリア(シチリア)に行ってきます♩

農場見学、ワイナリー、市場散策などなどしっかり勉強してきます^-^

 

 

3月3日は桃の節句ですね♬桃が咲く頃に女の子の幸せを願う古くは中国から伝わった歴史のある伝統行事。この時期に合わせて果物の桃をテーマに女性になにかと嬉しい医食同源のお話です。

 

今回は医食同源シリーズ第1弾として、桃を取り上げます。

オススメの食べ合わせや栄養価値・桃アレルギー対策など役立ち情報満載でお届けします。

まずは、オススメの食べ合わせです。

 

①桃+紅茶(ピーチティー):アレルギー対策

②桃+ヨーグルト:便秘解消

③桃+グレープフルーツ:美肌作り

 

特に今回はテーマのカテキンからも①の桃+紅茶に絞ってお話しします。

皆さんは生の桃を食べた時にある種の苦味を感じたことがあると思います。

これは桃に含まれるカテキンによるものなんです。

カテキンには体に嬉しい様々な効果があると言われていますがアレルギー症状を改善してくれる抗アレルギー作用もその1つです。

 

そして紅茶にも多くのカテキンが含まれているため、同じ効果を持つもの同士を一緒に摂ることでより強い効果が期待できる食べ合わせになります。

これを相加効果と言います。

これから春本番になるにつれて花粉症に悩ませられる方にもオススメですね^-^

 

次は、栄養価のお話です。

食べ合わせ②の桃+ヨーグルト:便秘解消にあるように桃には食物繊維(ペクチン)が多く含まれています。これは整腸作用を促してくれる効果があるため腸内環境を整えてくれる働きが期待できる乳酸菌たっぷりのヨーグルトとは抜群の相性です♩

これを相乗効果と言い、異なる成分から同じ効果が期待できる食品を食べ合わせることでより強い効果が期待できます

 

最後に桃アレルギーのお話です。

残念ながらこれだけ女性に嬉しい情報満載の桃ですが、桃を食べると口の中や唇がかゆくなったりイガイガしてしまう事があります。

また、桃でアレルギー症状が出てしまう方はりんごやいちご・なし・すもも・びわ・さくらんぼなどにも同じ症状が出てしまう可能性があるので注意が必要です。

これらは全てバラ科の植物という共通点があるためです。

 

そもそも食べ物からくるアレルギーはそれらに含まれるタンパク質が原因ですが、その構造が植物学的に同じものだととても似ているため注意が必要という事になります。

ただ、果物からくるアレルギーのタンパク質の多くは加熱する事で解消できます。

生の桃だとアレルギー症状が出てしまう方は缶詰やジュース、ゼリーなどで桃の美味しさを楽しんでみてはいかがでしょうか♬

 

次回もお楽しみに〜

春野菜を美味しく食べよう!甘く香りが良くて彩り豊か、そして心地よい苦みも◎な沢山の春野菜。色々なスタイルのサンドイッチを作ってお出かけしよう♪

 

今回のテーマは春野菜です。

春(2〜4月)に旬を迎える野菜達を楽しむ情報満載にしてみました^-^

今回もこのブログのポイントの”知らずに食べるから知って食べる”への

一歩になれたらと思います。

 

まずはオススメの楽しみ方のお話です。

これから日を追うごとに春らしくなってきたこの時期にたっぷりの春野菜を使ったサンドイッチにしてみてはいかがでしょうか♪

 

ほとんどの春野菜は甘みがありみずみずしいので生(生に近い状態)で食べられる点が共通しています。お気に入りのパンを使って色々なスタイルのサンドイッチにすると手軽に栄養バランスの取れた食事の完成ですね^-^

 

下の写真はロールサンド。

好きな春野菜を巻くだけですし、今が旬のイチゴやキウイを使ったフルーツロールサンドもいいですよね♪

他にもオーソドックスなサンドイッチはもちろんオープンサンドなども見た目で楽しめる所がオススメです。

 

 

さて次は体に嬉しい情報です。

皆さんは春野菜といえば何を1番に思い浮かべますでしょうか??

最初の写真にも人気の春野菜がたくさん揃っていますよね。

春キャベツ・芽キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・菜の花・大根・カブetc...

 

他にも新玉ねぎや新じゃがいも・新ごぼうなど春に収穫を迎えて”新”がつく野菜がありますが最初に挙げた野菜にはある共通点があります。

 

それは全てアブラナ科の野菜という事です。

ちなみに他にもアブラナ科の野菜としては、

白菜・小松菜・チンゲン菜・水菜・クレソンetc...、そしてなんとわさびもアブラナ科の野菜になります。

 

アブラナ科の野菜の特徴として、

 

①イソチオシアネート(辛味成分)

②ビタミンC

③食物繊維

 

がありますが特に①のイソチオシアネートはがん予防に効果が期待できる成分と言われています。

具体的にはがんが発生する原因のDNAの損傷を抑えたり、がんの原因となる酵素の働きを抑えてくれる効果があるとされています。

もちろん春キャベツやブロッコリーなど辛味を感じない野菜にもグルコシノレートという成分として含まれていてそれが消化の過程でイソチオシアネートに変わります。

 

ちなみに前回の黒にんにくのブログで紹介したデザイナーフーズ・ピラミッドにも多くのアブラナ科の野菜が上位にランクインしています。

 

春は気温の変化はもちろん環境の変化も多い季節になります。

気を付けていても体調を崩しやすいこの時期に、

体を強くする春野菜(特にアブラナ科)を積極的に食べて美味しく春を楽しみましょう♪♪

 

 
話題の滋養強壮食品”黒にんにく”。実は自宅でカンタンに!?作れます♪作り方からオススメの食べ方、そして体に嬉しい情報まで詳しく紹介します!!
 
約10ヶ月ぶりのブログです。
サボっていましたが、始める理由ができたので再開します。
 
さて、今回のテーマは黒にんにく。
先月末に大量のにんにくが手に入ったので20個ぐらい黒にんにくを作ってみました。
とてもカンタンなんです!!作り方は、
 
①炊飯器に入れる
②約2週間、保温し続ける
 
これだけです。
これだけでひとつ数百円する黒にんにくが作れちゃいます♪
詳しく知りたい方はクックパッドなどで調べてみてくださいね^-^
 
 
次はオススメの食べ方です。
 
まずは味の特徴ですが、とにかく甘い!!
臭いや辛味はなくドライプルーンのように柔らかく滑らかな食感です。
 
もちろん1番はそのまま食べるのが手軽ですし黒にんにく独特の甘みや香りを楽しめます
僕はワインのおつまみにしています(^~^)
他にはパスタやサラダのトッピング、カレーや煮込み料理の隠し味にも。
色々な食べ方を探せるのもこうして手作りで沢山あるからこその楽しみですね。
 
 
そして最後は、体に嬉しい栄養のお話になります。
 
皆さんはいつもにんにくにどのような効果を期待していますでしょうか??
多くはスタミナアップ、疲労回復のために食べられていると思います。
 
実はにんにくには他にもいくつかの効果が期待できる成分があると知られていますが、今回は抗酸化作用に絞って紹介します。
なぜなら、黒にんにくは生のにんにくに比べてこの抗酸化作用が何倍も期待できるからなんです。
このブログを読んでくださっている方にはぜひ知ってほしい大切な情報なので、
少し長くなりますが最後まで読んでみてくださいね。
 
抗酸化作用を具体的な効果に言い換えると、
 
①風邪予防
②生活習慣予防
③美肌・アンチエイジング
④がん予防・改善
 
になります。
これらの効果に関係しているの成分がポリフェノールS-アリルシステインです。
 
まず、よく耳にするポリフェノール
殺菌作用や抗ウイルス作用が①と②に大きく関係しているこの成分が
黒にんにくになる事で生のにんにくより数倍も増えることが知られています。
 
そして、S-アリルシステイン
聞きなれない成分ですが、これは黒にんにく特有の成分でとても重要です。
生のにんにくの臭いや辛味の原因となっている成分が黒にんにくになる過程で
化学反応を起こしてこの成分ができるそうです。
だから黒にんにくを食べても臭くもないし辛くもないのはこれが理由なんですね♪
 
S-アリルシステインには強い抗酸化作用が期待でき③と④に大きく関係しています。皆さんはタイトルにも書きました”デザイナーフーズ・ピラミッド”をご存知でしょうか??
これはアメリカ国立ガン研究所(NCI)が発表したがん予防に効果のある食品群の事を言いますがなんとにんにくはそのピラミッドの頂点にあるんですね!!
これがそのピラミッドです⇩⇩⇩、
 
もちろん勘違いしてはいけないのは、これらの食品を食べたらがんが治るのではなく
予防の効果が期待できるという風に理解してください。
それにアメリカ人と日本人はそもそも食文化や体質の違いがありますし、ピンポイントにどのがんの予防に期待できるというのもこの図からは分かりません。
 
ただ、このデザイナーフーズプロジェクトは1990年代からがん予防のために始められた国家プロジェクトである事。また実際に野菜の摂取量が増えてがん患者・死亡者数が低下した事はデータで裏付けられている事からも信頼度の高い情報と言えるのではないでしょうか。
 
久しぶりのブログでとても長くなってしまいましたが、
読んでくださった方にとって、このブログの目的である
”知らずに食べるから知って食べる”への第一歩になれたらと願っています^-^
 
次回もお楽しみに!!!
話題のナッツ!!でも何がスゴいの??正しく知っておきたい3つの知識!!




なぜカラダに良いのか?どうやって美味しく食べるか??ムリなく続ける方法は???など、、、
これを機会に『知らずに食べるから知って食べる』へのキッカケ作りにお役立て下さい♪


①豊富な食物繊維

食物繊維は腸内環境を整える役割や食事の最初に摂る事で血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる
効果が期待できます。タイトルにあるベジタブルファースト(Vegetabale First)とは食事の最初に
食物繊維が豊富な野菜から食べ始める事
を言います。
これにナッツを加えていつものサラダなどに食感と香りをプラスしてみてはいかがでしょうか♪


②ビタミンEで美肌・老化防止

ビタミンEは強い抗酸化作用で肌や血管の老化防止に役立ちます。


③オレイン酸で生活習慣病予防


オリーブオイルの主成分もこれになります。高血圧や動脈硬化などの原因になるコレステロールを
減らしてくれる効果があります。

そして、これらの効果を期待するためにナッツを食べる習慣化が必要です。
オススメは①で説明しました食事の最初(ベジタブルファースト)に野菜と一緒に食べる。
また、ダイエット中の方には間色もとてもオススメです。
腹持ちが良い事もありますが、ナッツはよく噛んで食べるのでそれによって満腹中枢が刺激されて
食欲が抑えられて食事の量を自然に減らす事ができます♪

ぜひぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

最後に注意点として、
これらの効果を期待するにはできるだけ無塩・ノンオイルのナッツで実践してくださいね。


おわり

冬本番!!寒さで体が冷え免疫力も弱くなりがち・・・。
そんな時こそ滋養強壮効果大のれんこんパワーで医食同源のすすめ♪♪



今回はれんこんのお話しになります(^-^)/
暖冬と言われていましたが、ここ数日は強力な寒気のおかげで冷え込んでいますね。
沖縄も雪なんて((>д<))
はたして沖縄県人は長袖というものを持っているのだろうか・・・??笑

さて、本題です。
今回はれんこんの持つ様々な効果の中でも免疫力アップとスタミナアップ効果に注目します。

まず、キーワードです。

①免疫力アップ:ビタミンC
②スタミナアップ:ビタミンB1・B2


ビタミンCはレモンに代表されるように風邪予防に効果的な栄養素です。
細菌やウィルスなどを撃退してくれる白血球の機能を助ける効果があります。

ビタミンB1・B2は糖質や脂質の代謝を助ける効果があります。
これがスタミナアップになんの関係があるの?と思う方もいるかと思いますが、
いくらエネルギーの源となる糖質や脂質を積極的に摂っても、
それらが効率的に消化され吸収されて代謝されなければ意味がありません。


ここがポイントなんです!
摂取した栄養素=吸収した栄養素=代謝された栄養素
では無いことを知っていただければ今回のブログの価値がグンと上がります。

摂取した栄養素≧吸収した栄養素≧代謝した栄養素
なんです。

効率よく糖質や脂質を代謝できるということは、車に例えると燃費にあてはまります。
いくらエネルギーとなるカロリー(ガソリン)を蓄えても効率よく燃やせなければ(燃費)
無駄が多いですよね。

逆に燃費の悪さをヒトの体に置き換えると肥満に繋がります。
糖質も脂質も燃やしきれなかった分は脂肪として蓄えられるためです。

れんこんは冬が旬の野菜です(^-^)/
旬の時期はそうでない時期に比べて栄養素が多く含まれています♪

寒い冬こそエネルギッシュに過ごすためにもぜひぜひれんこんを食べてくださいね('-^*)/


おわり