妬いてみた | さやみる推しのNMB妄想小説 別館
#あーちん小説
さやみるでありがちなんですけど、
チャラいさや姉に妬いちゃう
みるきーが見たいです。
最後はいちゃいちゃしてほしいです。
NMBのままお願いします。



(みるきー写真撮ろ!)

「ええよ」

(...ん、ありがとー)

メンバーが集まると大抵
写真の撮り合いになる
SNSとかにあげへんとやもんなぁ
チラッて奥を見たら
後輩に囲まれてる彼女がいた

(彩さんはいチー...)

ギュッ

(キャッ///...彩さん)

「ハハッ可愛い~」

(もぉ止めてくださいよー!)

これは彩ちゃんの悪いとこ
周りの人をすぐに釣り上げる
よく釣り師と私は言われるが
彩ちゃんの方がすごいと思う
周りの子の目はハートになってる
彩ちゃんと付き合ってだいぶ経つから
こーいうのには慣れてる
でもいい気はしない
私には...そんなこと

「みるきー」

「あ、彩ちゃん」

「今日のアレ無理そうやわ
後輩と約束できてさ
じゃっ」

「...」

アレとはデートのこと
内緒で付き合ってるから
誤魔化してる
私の方が早く約束したのに...
きっと彩ちゃんの考えは
私とはいつでもおれるけど
後輩の悩みは今聞かへんとってことや

「みるきー?大丈夫?」

「恵ちゃん...」

「さや姉アホやなホンマに
みるきーのことほっときすぎや」

「フフフッありがと
でももう疲れてきちゃった」

「え?」

「彩ちゃんに嫉妬するのも疲れた
もう、いいや」

「みるっ...きー」



付き合った当初は
私が心配しないようにって
気にかけてくれてた
でもいつからか
そんなんなくなって
むしろ最近ではホンマに付き合ってんのかも
分からへんくらいや
記念日やって覚えてない
たまに思い出して言うたと思えば
忘れるよなーとか言うてくる
忘れるわけないやん
あんなに幸せな日のことを...
後輩メンバーとの付き合いも大切
彩ちゃんから歩み寄らなアカンことも
十分理解してる
でもそれなら少しは

「構ってやアホ...」






「ふぅーあ、上西
リハそろそろ」

「...」

「どした?体調でも悪」

「アホやなさや姉」

「は?なんやねん急に」

「みるきーのこと好きちゃうの?」

「は?だからなに」

「...みるきー、もうさや姉の
彼女じゃなくなるかも」

「...は」

目が真剣になった

「せっかく久しぶりに会えたのに
後輩ばっかと遊んで
ベタベタして
今までならチャラいーとか言えたけど
さすがに恵でも無理
浮気やであんなん
みるきーもみるきーや
はっきり怒ればええのに遠慮して
はぁ...可哀想」

「一方的に...私やってなぁ!」

「みるきーなんかした?
したとしても分からへんやろ?
みるきーのこと見てへんかったもん」

「っ...」

「これ恵の忠告やから
あとは知らへん
みるきーのことさや姉が
どう思うかちゃう?」




「ん...寝ちゃってた

え...」

「目覚めた?」

目を開くと
目の前に横になってる彩ちゃん

「なんで...どうしたん?
あれ?リハあるやんな?
なんか用なん?」

「用ないといたらアカンの?」

「...そんなことないけど
だって彩ちゃんは...」

「私がなに?」

「いや...後輩たちと遊んでたし
遊んでる彩ちゃん一番楽しそうやんっ」

「っ...」

(みるきー彼女じゃなくなるかも)
(さや姉がどう思うかちゃう?)

「私は...美優紀といたほうが
楽しい」

「へ...?どうしたん急に」

「急じゃない
いつも思ってることや」

「...」

「なに」

「いや、初めて知った」

「むっ...」

「彩ちゃんも
そんな風に思って...」

「当たり前やろ彼女やねんから」

「...フフフッよかった
最近自信なくて
正直もういいかなとも思ってた」

「言うてや...」

「言われんよ
後輩との触れ合いも大切やし
こんな私の嫉妬で
邪魔できひん」

「っ...その方が邪魔やから!
ええか!?私は鈍感やし
アホやと思う!
だから言うてくれへんと
分からへんことばっかや!
頼むから...勝手に解決しんとって」

「彩ちゃん...」

「でも。うん謝るのは私や
ごめんな美優紀」

「...許さん」

「...」

「ちゅーして?」

「へっ、ここで?」

「じょーだん
彩ちゃんヘタレやし
ええよまた今度で
ほら、リハ戻ろ?」

「...」


「みるきーと仲直りしたん?」

「まず喧嘩してへんし」

「まーそうやけど」

「...納得いかへん」

「ん?」

「悪い上西
先のことは頼むわ?」

「え?それって...」


彩ちゃんに伝えてもらって
優しさ感じて満足満足
さて、レッスンを

「美優紀」

「んー?な...ンッ!?」

(キャーーーッ!!)
(え!?彩さん!)
(うそ、さやみるってホンマやったん!)
(みるきーさん可愛い)

「ちょ、ちょっと///」

「こーした方が
手っ取り早いやろ?
ちょっといにくいから
抜け出すでほら」

ニカッって大好きな笑い方

「しゃーないなぁ」

差し出された手を繋いで
走り去った


おまけ
(けいっちさん!)
(教えてください!)
(いつからなんですか)
(ガチなんですか!?)


「あいつらぁぁ(怒)」