1/18授業 水B2クラス 井原正明 | インターナショナル・メディア学院東京校

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1/18授業
水B2クラス
井原正明

1コマ目:芦川先生

まずは授業の始めに腹筋、側筋の筋トレ。
次いで滑舌、発声、感情解放のトレーニング。
こういった、ついつい作業的になりがちなトレーニングでも指示を細かく出して頂き、「出来る出来ない、上手い下手に関わらず、演出家の指示を忠実に守ろうとする姿勢が大切」と教わりました。

そして、実際に映画で使われた台本を使っての演技の訓練。
まだまだ足りない物だらけの自分たちですが、先生はあの手この手でそれぞれが持っている良さを引き出そうとして下さり、「そういった自分自身の中から滲み出てくる感情こそが、役者にとっての引力になるのだ」と力説してくださいました。
疎かにしてはいけない演技の基礎の部分の難しさと面白さを再確認できました。
もっと汗だくでヘトヘトになるまで真剣に取り組んでいきたいと思います!


2コマ目:桜井先生

腹筋の筋トレに発声、滑舌のトレーニングをミックスさせたものを1時間。
桜井先生の授業ではお馴染みのトレーニングですが、何度もやっているからこそ「慣れ」が悪い方向に傾きがちになる事を指摘して頂きました。
何故、このトレーニングが必要で、何故、自分たちはやらねばならないのかを考えて、集中する事が必要だ」と教わりました。

そして、男女1人ずつが登場する台本を使っての訓練では、演技の基礎のそのまた手前の、心構えやプライドに関する話をして頂きました。
「自分で自分を上手いと思っている人は、まずそのプライドを取り払う事が必要。でなければ、初心に還る事などできはしない」と懇々と説いて頂き、少なからず思い当たる自分は恥じ入るばかりでした。
1コマ目の授業で、好き放題に演技をさせて貰って、どこかで調子に乗っていた自分を見透かされたようで、改めて「演技のプロ」とは「人を見るプロ」でもあるのだと痛感しましたあせる