GITANES ジタン | 今日の紫煙は・・・・

今日の紫煙は・・・・

時々私が嗜むタバコについて、感想をまとめます。
できるだけ良いところを見つけてレポートしていきます。
それから喫煙はマナーを伴う大人の趣味です、未成年の方はご遠慮ください。

GITANES ジタン


ゴロワーズと並ぶフランスを代表する黒タバコのシガレットです。
1910年に当時フランス専売のセイタ社(Seita)より発売されました。
(同時にゴロワーズも)





黒タバコとは文字の通り黒褐色で独特の熟成香のするタバコ葉です。
収穫したタバコ葉を乾燥、次に長期堆積発酵させた後、19世紀くらい

までは塩水に漬けるという製法でした。
現在は発酵の後は強めのロースト(加熱)処理で、独特の色や香りを

生み出しているようです。
(出典:たばこの事典・山愛書院)


ジタンとはフランス語でジプシーの意で、踊り子の意匠がパッケージに
なされています。
横長の紙箱に二段で20本が収められています。
ちなみに残り本数が減ると、箱の中で踊ってしまうのが難点です。
(名前が踊り子だから仕方ないかな~)




シガレットのサイズはショートピースやホープと同じで、いわゆる
レギュラーサイズです。
短いフィルターはプレーン仕様となっています。
本体からは獣香あるいは鶏小屋の匂いで、この辺りで好き嫌いが

別れそうです。

2015年7月現在で20本460円、タール10ミリ、ニコチンは0.7ミリです。


吸い味は黒煙草らしい熟成したコク・旨味そして塩気が楽しめます。
とても香りが濃くて芳醇ですが、キツさはあまり感じずまろやかに感じます。
ゴロワーズと比べると薄目でマイルドな印象です。
(過去のゴロワーズについての記事はこちらを)





フィルターを外して両切にすると、さらに香りが豊かになり好印象です。
ゴロワーズのような荒さはなく、まろやかです。

ただ短いので満足感に乏しいのは事実です、燃焼も早いイメージで

5分~5分半ほどです。
両切にしてシガレットホルダーで吸うのが良い方法かもしれません。
葉巻に慣れている方には香りや味わいに違和感が少ないと

思います。


ジタンを解体して、手巻きでスローバーニング紙を使い巻直すと、
ゆったりと良い香りを楽しむことができます。


そうそう、この銘柄の愛好者についても触れておくべきでしょう。

名優アラン・ドロン、ミュージシャンのジョン・レノン、そして怪盗

アルセーヌ・ルパンの三代目であるルパン三世などなかなかの

個性派が揃っています。


甘いタバコ、自然なタバコも良いですが、良く熟成されたまるで
チーズのような味わいを持つたばこも喫煙の楽しみの一つとして

良いのではないでしょうか?