突入せよ!「あさま山荘」事件 | 今日の紫煙は・・・・

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時々私が嗜むタバコについて、感想をまとめます。
できるだけ良いところを見つけてレポートしていきます。
それから喫煙はマナーを伴う大人の趣味です、未成年の方はご遠慮ください。

突入せよ!「あさま山荘」事件


タバコが良い小道具になっている映像作品を紹介します。

1972年2月に発生した事件をもとに警察側の視点で製作された

映画です。
当時幕僚の一人であった、佐々淳行氏の小説が原作です。
2002年に公開されました。





簡単に内容を紹介します。
指名手配を受け逃走中の連合赤軍メンバーが軽井沢のあさま山荘に

押し入り、管理人の妻を人質にして複数の銃器で武装し立て籠もり

ました。
突然の人質立篭もり事件に対して,現場の長野県警への応援として

警視庁・警察庁(本庁)からも人員が派遣されます。
本来ならば連携して重大事件に当たりたいところですが、対立が

生じてしまいます。
東大安田事件などを経験してきた中央の組織に対して、地方の長野

県警は今回が初の赤軍派による武装事件で経験がなく、一方で地元

警察としての意地もあります。
合同で行われる会議室は反目から怒声へと凄いやり取りの場となって
しまいます。


印象的なのはタバコの紫煙を燻らせながら会議に臨む長野県警の

面々に対し、警視庁・本庁組は一切吸わずといった構図のシーンで

対立の様子が分かりやすく演出されています。
もっとも副音声の佐々氏自身の解説では、どちらも吸いながら会議を

してたと暴露しちゃってますが(笑)








人質の無事救出、犯人の生け捕り、銃器使用の制限といった命令に

加え、厳寒の長野、攻め難い構造の山荘という困難な環境で任務に

あたる幕僚と機動隊員の様子がよく分かります。
現場と東京の本庁との感覚のズレも後々大きくなっていき、本当に

現場指揮官は苦労するものだなと思います。


当時の世相や緊迫感あるやり取りを追体験でき、指揮官として

あるいは部下としていかに危機に臨むべきかも学べる良作です。
危機管理の専門家である佐々淳行氏の作品が上手く映像化されて

います。
もちろん原作もオススメですよ。