アイアンドシー・クルーズの上村です。
いよいよ2016年が始動しました。
昨年を振り返ると、、、
2014年後半戦のもがいた日々から、
「如何に早い変革を遂げるか」という宿題を抱えたままに
スタートを切った2015年。
『使命が戦略を定め、戦略が組織を定める。
組織は何をなすべきか?使命は何か?』
という原点にひたすら向かいあう日々でした。
4月には、2016年3月期のスローガン
「実りは奇跡。利益は意思。」を発表し、
事業構造シフトを通じ、もがきの時期から脱却する、
という強い意思を表明しました。
それに伴い、それまでのサービス単位での組織編成を、
サービス単位での最適化志向から、組織全体としての価値最大化を図るべく、
職能型組織へと変更をしました。
これは後々、事業部制組織へ移行するための布石でした。
半年間の新体制を経て、10月からは、
CEO/COO/CFO体制とするとともに、
将来的なグループ構想も見据えた3事業部制組織に移行。
(住まいメディア事業部、カーメディア事業部、サプライ事業部)
組織変更に伴い、事業の意思決定スピードのため、
事業部トップへの権限規定等も見直しました。
また、並行して昨年は年間を通じ、
会社の理念・ビジョンを徹底的に議論、
1つ1つの用いている言葉の意味を定め、
ビジョンを『Create Better Life』と改めて再定義し、
新たな機会の創造を通じて人々の暮らしをより良くすることを
弊社が目指すビジョンとして掲げることができました。
次に、掲げたビジョンへのロードマップ第一弾として、
オリンピックが開催される2020年までのコミットメントを、
「1-2-3計画」として幹部合宿を通じて定めました。
これは、「社会への影響力」「事業・組織」「財務指標」
の3つの観点から指標を決め、コミットしたものとなります。
決して易い計画ではありませんが、必ず実現できると確信しています。
また個人としては、EOという経営者組織において、
理事を務めさせて頂き、毎月の理事会への参加等を通じて、
様々な形での意思決定プロセスに触れることができました。
5月に理事として参加したサンディエゴでのグローバルカンファレンスでは、
巨大(すぎる)カンファレンスの仕切り、学びコンテンツの工夫など、
非常に学び多く、刺激的な1年を過ごすことができました。
2016年、今年は(も)年間を通じて結果を出すべき1年。
昨年後半は筋肉質な組織への変貌を何とか遂げつつ、
収益基盤も固まり、最高に良い形で1年を締めくくることができましたが、
一方、足下では、拡散拡大に伴うサービスの質とのGap、
お客様に提供すべき/したい価値と現実のGapがやはり生じています。
その点については、決して速度を緩めることはなくも、
並行して価値向上に全力で努めていきます。
今年は、外部環境的にはリスク含みの年だとも言われていますが、
我々としては、住まい領域・自動車領域において、
しっかりと提供価値の質を高めていきつつ、
立ち止まることなく、深化・拡大のチャレンジを進めていきたいと思います。
2016年も、どうぞよろしくお願いいたします。
![2015忘年会](https://stat.ameba.jp/user_images/20160104/15/iacc/08/ab/j/t02200147_0800053313531569387.jpg?caw=800)