2023年を振り返って&『誘拐の日』 | もくれん日記

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日々感じた、好きな事や好きな人の事を好き勝手に書き留めます。

みなさま こんにちはニコニコお久しぶりでございます💦


師走ですね…毎年この時期に同じ言葉を繰り返し言っておりますが、「1年って本当にあっという間ですね泣き笑い


ワタシ個人としては今年最大の思い出は何といっても

ヒョンビンさんにお目にかかれた上に握手をしていただいたという奇跡的な銀座の出来事❣️


ヒョンビン皇帝のドアップ写真目がハート もくれん撮影


確か、この際にブログ上でも「多分これでワタシの1年間の運は使い果たした❗️」と予言しましたが、その通りでしたニヤニヤ

仕事でもプライベートでも何だか様々な問題が身の上にバラバラと降り掛かってきた1年でしたが、この時の一瞬の「幸福感」だけがワタシの大きな支えとなりました。泣

ヒョンビンさん、本当に有難う❗️と改めてお礼を申し上げたい。「推し活は人類を救う」地球

出来ることなら来年こそは多くの方が待ち望んでいる日本での「ファンミーティング」を開催してほしいですね。指差し

今は子育てに夢中?でそれどころではないかもしれませんが何卒、ご検討を!

新作『ハルビン』は最近の記事では来年早々に韓国では公開予定とされてますね。旧正月あたりでしょうか…日本で公開されるのでしょうか?内容によっては微妙ですね。悲しい


既に多くのみなさまがブログでも上げていらっしゃいましたがヒョンビンさんの最新CF「キャデラック」





素敵ですね💓

平日、スーツ姿で仕事に向かう「出来るオコト」のヒョンビン様と休日はカジュアルな服装で自らハンドルを握り妻?を迎えに出向く「完璧なオット」のヒョンビン様

どちらのヒョンビン様もセクシーで大人の魅力満載。

やはり、ヒョンビンさんには高級ブランドがお似合いですな。一時期、自転車(ママチャリ)をバックにジャージ姿で佇むヒョンビンさんのお姿を見た際にはこのままでは「休日のお父さん」路線をヒタ走ってしまうのか?…と大きな不安を感じましたが、杞憂でしたね泣き笑い

かつての日本車ブランド『レクサス』のCFも素敵でしたが


そこから歳月を経て、新たな姿で高級車の広告に登場されるヒョンビンさん、どなたかがおっしゃってましたね「歳と共に熟成されるワインのようだ」と🍷


しかしながら、最近送付されたザスペの来年のカレンダーにはちょっとびっくり⁉️

「撮られる側」ではなく「撮る側」に変わっていた。

カレンダーは素敵でしたが、思いはちょっと複雑。

まだまだ被写体として色々なお姿が見たいぞ❗️


さて、話は変わりますが

ワタクシ、今年もたくさんの韓国ドラマと映画を楽しみました。

もちろん、映画館の大きなスクリーンで観たヒョンビンさんの2作は特別です飛び出すハート

それ以外にも心に残った作品をいくつかブログでも紹介させていただきましたが、今回は新たに最近視聴しました韓ドラ

『誘拐の日』



原題: 유괴의 날(誘拐の日)

邦題:誘拐の日

演出: パク・ユヨン

脚本: キム・ジェヨン

ジャンル: コメディ、犯罪

放送・配信: ENA(2023)

放送日: 2023/09/13〜10/25


あらすじ

娘の治療費を工面するため、前妻ヘウン(キム・シンロク)の提案を受け入れ、11歳の少女ロヒ(ユナ)を誘拐することにしたミョンジュン(ユン・ゲサン)。ロヒを誘拐しに行くミョンジュンの車の前に突然誰かが飛び込み、確認してみるとロヒだった。気絶したロヒを家に連れてくるミョンジュン。しかし、目覚めたロヒは何も覚えていない。ミョンジュンは自分がロヒの父親だとだまして危機を免れ、計画通りロヒの両親からお金を受け取るために連絡を取るが連絡がつかない…。




このドラマには残念ながら胸ときめくような「イケメン」はほとんど出てきません。真顔

あとラブ要素はゼロです真顔

韓国でベストセラーとなった同名の小説が原作となっております。



主人公のキム・ミンジュンを演じるユン・ゲサンさん

彼が演じたミンジュンはちょっと(かなり)お間抜けなお人好し。そんな気が優しい力持ちの善人が愛する娘の治療費を工面するために元妻に唆されて金持ちの娘を誘拐するというトンデモない犯罪を実行しようとすることから始まるこのドラマ…とはいえ、既存の犯罪ドラマと違い

ミンジュンと誘拐された少女ロヒとの掛け合いはコメディ要素が満載で、観ていて暗い気分にならないストーリー展開となっております。


ユン・ゲサンさん、韓国内では有名な俳優さんで、もちろんお名前はうっすら存じ上げてました。ワタシは今回、初めて出演されたドラマを観させていただきましたが、いかにも人の良さそうな若干、ぽちゃり気味の丸みを帯びた体型は日頃、尋常じゃない筋肉バキバキのキカイダーのような体型の韓国スターばかり目にしていたワタシにはちょっと安心感というか、ぐっと親近感を持ちましたニコニコ

そして、ドラマを通じて最後までブレない温かな人間味あふれるミンジュンが丸いユン・ゲサンさんにぴったりハマって、ぐいぐいと観る人を引き込んでいきます。


そんなミンジュンに誘拐されたにも関わらず、速攻でこのお人好しおじさんを手玉に取って、手下のように扱うIQ200ポーンの天才少女ロヒ。 出てくる大人たちを次々と論破するシビレる11歳 




韓国ドラマに出演している子役の演技力にはいつも驚きますが、このロヒを演じるユナさんも演技巧者の大人の俳優さん達を相手でも臆することのない堂々とした立ち回りには、おばさんびっくりですわ。


物語はこの天才児ロヒの存在を巡って大人たちが「私利私欲」の醜い争いを繰り広げつつ、殺人事件の犯人は一体誰なのかという謎解きがドラマの軸となっております。

逃走したミンジョンとロヒの行方を追いつつも、事件の隠された真相に迫る刑事パク・ユンサンを演じるのがパク・ソンフンさん



ドラマの中では唯一の「イケメン枠」?

決してブレることのない正義感あふれるクールなユンサンですが、いつの間にかこの人もロヒの手下になっていた(笑)


そして、謎多き女 ミョンジュンの元妻ソ・ヘウン



そもそも、なぜお人好しのミンジュンが計算高いヘウンに惹かれて結婚したのかさっぱりワタシにはわからないですわ。かなり可哀想な境遇だけれども、やっぱり共感は出来なかったです。

ソウン役のキム・シンロクさんは「怪物」にもご主演されていましたね。ミステリアスな雰囲気で異世界感たっぷりの女優さんですね。


おまけですがユンサンの上司の刑事役のこの方下差し


どこかでお見かけしたことがある俳優さんだと思ったら『愛の不時着』で北朝鮮の船渡しを取り締まる役人として登場していた!🚢


Amazon primeで地味に配信されているドラマですが、とにかくミンジュンとロヒの絶妙な掛け合いに笑いつつも、他の役者さんの迫真の演技と様々な要素が散りばめられた展開が読めないストーリー。更に「真犯人は一体誰?」という謎解きの要素もあり、最後までハラハラドキドキの12話でございました。

最終話には驚きの俳優さんがカメオでご主演されていますよ〜ポーン




おまけにっこり

韓国ドラマを観ていると度々、「養子」という言葉がドラマのキーワードとしてが登場します。血縁による結びつきを重要視する日本では一般的に浸透するのがなかなか難しい制度ですね。日本と同様に血縁関係を重んじる韓国ですが…


2020年の統計によると1年間で世界各国で海外に養子に出された件数のうち韓国は3位。2020年の1年でも266人の子供が韓国から養子縁組として海外に渡っています…ちなみに1位はコロンビア2位はウクライナ。※最新の2023年の統計では世界5位に下りましたが…

このデータ−を取り始めた1958年から2022年までの期間に韓国から海外に渡った子供の総数はおよそ16万9000人…それ以前の1954年の朝鮮戦争時から含めるとその数は20万人以上になると報告されています。(総計で世界1位)

韓国からここまで多くの子供達が海外へと送られた背景には「貧困」と戦争時にアメリカ兵との間に生まれたいわゆる「混血児」への韓国社会の偏見が原因にあるとされてます。また軍事独裁政権下では外貨獲得の材料として養子制度が利用されたともいわれてます。


その後、1980年代に入ると韓国は目覚ましい経済発展を遂げるのですが、今度はシングルマザーの増加と家庭内での児童虐待増加を理由に海外へ現在でも多くの子どもが「養子」として渡っております。一部にはお金目当てのブローカーも存在するとか…


少子化問題に直面している日本よりも危機的な状況の韓国。新生児の出生率が世界最低値0.7人という現状にありながら「世界屈指の赤ちゃん輸出国」と揶揄されている韓国。

韓国政府は2012年に施行された養子縁組特例法により、子どもの養子縁組については国内を優先して行われています。それでも昨年の養子縁組者は国内182人、海外142人で、10人中4人が海外へ出た計算になるわけです。

最近、韓国は「将来的な国の消滅」が世界から本気で心配されているそうです。日本も決して人ごとではないけれど…。