改めて女優ソン・イェジンさんについて勝手に語る① | もくれん日記

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みなさま こんにちはニコニコ

 

昨日、NHKBSで放送された「アナーザーストーリー」の『愛の不時着』の真実 ご覧になりましたか?

NHKらしい丁寧な内容で,さらに今まで知らなかった制作の裏側も今回語られていて、非常に見応えのある番組だったと思います。


 

番組の中で『愛の不時着』のシーンがたくさん流されて,リ・ジョンヒョクもたくさん登場したのですが、ヒョンビンさんのインタビューやコメントはなく,そこはちょっと残念でしたがいろいろと大人の事情もあるので「仕方なし」といたしましょう笑い泣き

 

番組内ではヒロインのソン・イェジンさんをはじめ、ピョ・チス役の実はイケメン、ヤン・ギョウォンさん、人民班長役の昨日は妙に色っぽい感じのキム・ソニョンさんも登場されてNHKの本気度を感じました。

NHKは『冬ソナ』同様に『愛の不時着』の放映権を狙っているのでしょうか…Netflixは10年は独占放映権を所有しているらしいですが滝汗

更にTBSもスタジオドラゴンと業務提携をしているので虎視眈々と狙っていますね。個人的にはNHKで、更に吹き替えではなく字幕で放送してほしいですね!

 

さて、昨夜の放送で久々に動いて喋るソン・イェジンさんを拝見しましたが、ホント「美しい」!

着飾った美しさではなく画面を通してもわかる内面から輝くような美しさはやはり、私生活も充実しているからですかね…ウインク

 

そんなイェジンさんに対して、ヒョンビンさんとの交際宣言直後にはけっこうなアンチ発言がSNS上で上がってました。

当初に比べるとかなり減ってきてはいるものの、最近でもTwitterで彼女の女優としてのキャリアを真っ向から否定する様な乱暴なつぶやきがされた事は本当に残念です。

ヒョンビンさんのファンとして淋しい気持ちや悲しい気持ちを持つのはしょうがない事ですが、その気持ちを相手への歪んだ批判に向けるのはどうにも賛同出来ません真顔

好き嫌いはその人の勝手ですが事実と異なる誹謗中傷はいけませんブー

まあ,そんな事をする方に私がここで異議を唱えたところで全く聞く耳を持たないでしょうが…ニヤニヤ


 

無駄とは思いますが、今回は女優ソン・イェジンさんのキャリアと人となりについて改めて勝手に語らせていただきます。長いです。

 

星略歴

ソン・イェジンさんは1982年1月11日に韓国大邱広域市でお生まれになりました。

ご家族はご両親とお姉様の4人家族で高校を卒業してソウル芸術大学に進学するまでは大邱で暮らしていらっしゃいました。



一番上の幼少期の写真はある記事でヒョンビンさんの幼少期として間違えて紹介されちゃた事がありました💦

小学生の頃から完成されてますね。

バスに乗っていると周りの乗客から「綺麗ね〜」と騒がれたとの逸話も。


小さい時から芸能界に憧れていたわけではなく、高校生の時は美術に興味があり、将来は美術系の学校に進む事も考えていたようです。

その頃、知人の紹介で今現在も事務所の代表であるキム・ミンスクさんと出逢います。


そこから高校を卒業するまでの約2年間、地元大邱からソウルまで演技レッスンの為、4〜5時間掛けて船で毎週通う事になりました。

後にイェジンさんご本人が女優になろうと決意した当時の心情について

「華やかさを夢見たわけでなかった。子供の頃から自分の中に存在した多くの何かを表に出したかった。」と語ってらっしゃいます。

 

その後、大学に進学し「ソマン化粧品」のモデルとして芸能界デビューを果たします。

更に2001年19歳の時にドラマ『おいしいプロポーズ』でいきなり主役級の役で俳優デビュー。一気に脚光を浴びる事となります。


その後も2002年に映画『ラブストーリー』翌2003年にはドラマ『夏の香り』に主演。

その透明感と清楚なビジュアルから「国民の初恋」というキャッチフレーズで多くの人気者となります。



イェジンさんといえば記憶に残っているのが2000年に出演したポカリスエットの広告!

ヒョンビンさんが当時の映像を観て思わず鼻の下を伸ばしてしまうほどの破壊力がありました。ニヤニヤ



 

そして、日本でも記録的なヒットとなった名作『私の頭の中の消しゴム』(ヒョンビンさんもサングラスで隠して密かに涙した笑い泣き)が2004年22歳の時に、更に2005年24歳の時には当時絶大な人気を日本でも誇ったヨン様ことペ・ヨンジュンさんと共演した『四月の雪』では未亡人という難しい役柄にも挑みます。


おまけニコ

『私の頭の中の消しゴム』でイェジンさんが演じたのは若年性アルツハイマーに侵されるという難しい役柄

そもそも、この役にイェジンさんを推したのは主演のチョン・ウソンさん

イェジンさんの『ラブレター』を観て、彼女ならと監督に推薦したらしいです。

ウソンさんはイェジンさんについて「周りが彼女を正しい環境に導いていけば、きっと韓国を代表する女優に成長する」と太鼓判を押したとの事


その後も多くの映画、ドラマに出演されて2016年公開の『ラストプリンセス』では女性俳優の主演作品として初めて観客動員数400万人を突破する快挙を果たします。キラキラ拍手拍手拍手



韓国の映画賞の中でも特に名誉ある百想芸術大賞、青龍映画賞、大鐘賞の主演女優賞を全て受賞する「グランドスラム」を最年少で達成するという輝かしい功績…まさに韓国を代表する女優として現在まで活躍されてます。

 

星女優としてどう生きてきたか

 

そんな女優としてデビューから着実にその歩みを進めてきたソン・イェジンさんですがデビュー当時の3年間は女優としての仕事に集中するため、友達とも会わず、ただひたすらに仕事だけの生活を送っていたの事です。ポーン

デビューから今現在までずっと彼女のそばでマネージメントをしてきたキム・ミンスク代表はイェジンさん以前にも多くの女優さんを見てきましたが、イェジンさんについては「私が果たしてまたこういう子に出逢えるかな」と思えるほど特別な存在だと語ってらっしゃいます。

イェジンさんはデビュー以来一度も所属事務所を変えてません。これは韓国では本当に稀な事とされてます。そのわけをあるインタビューで問われた際に

「損得を計算してより良い条件を求めて離れると状況が変わって自分が困った時に同じ事をされると思う」と答えてます。


ちなみにイェジンさんはスタイリストやヘアメイクの担当者もずっと同じ方です。

「長い間一緒に仕事をしていると、もはや自分にとって彼女たちは単なる仕事仲間では無く家族だ。家族を気に入らないからと変えたりしないのと同じ事」

非常に愛情深いお人柄だと思います。

同じ事務所に所属し公私共に親しい女優のイ・ミンジョンさんは

「正直なところソン・イェジンと同じ事務所という事は自分の中でかなり誇らしい」と先輩女優としてのイェジンさんに対する尊敬を表してます。

 

そんなイェジンさんの仕事に対する姿勢はまさに「ストイック」❗️

「私は重要なシーンを取る時には洗面所で手を洗いながらずっとそのシーンの事を考えている。それはまさに外科医が手術の前に手を洗いながら目の前の手術の事を考える気持ちのようだ。いざ、現場に行くと誰もその場で私を助けてはくれない。孤独の中でひとり戦うのだ。」

 

「自分として生きる時間よりも作品の中の役として生きる時間の方が長いので作品が終わると空っぽになった気分」

 

「考えごとがあまりに多い性分なので、時にはそれが演技の邪魔になる。」

 

「ヒットしそうだから(オファーを)受けて、不発になりそうだからやらないという事は長い目で見ると本人にとって毒となる」

 

2008年に映画『妻が結婚した』で第29回青龍映画賞主演女優賞を受賞した際には

「今後は最高の女優になるよりもいい俳優になります」

「女優は歳を重ねるうちに決断する瞬間がある。スターと俳優のどちらかの道に進むかは自分の意志による。綺麗で美しい役で残っていくことも出来るが、自分はいつからか俳優となる道を選ぶようになった。自分しか出来ない道を選ぶようになった。」



 

2016年公開の映画『ラストプリンセス』では

「朝5時に起きて音楽を聴きながらマインドコントロールをしていた。もし、失敗したら今後、女性が主演の映画が作られないだろうと考えると責任が重かった。」

「女性の伝記が映画で企画される事は多くない。このような役柄に出逢うのは容易ではない。

そういう意味で順調に進んでほしい。少しでも完成度の高いものを見せたい。」

この映画でイェジンさんは制作予算が不足している事を知って、自ら10億ウォンの出資を申し出ます。なかなか出来る事ではありません。

ちなみにヒョンビンさんも映画館でこの『ラストプリンセス』を観て、「いつか彼女と共演してみたい」と改めて感じたとおっしゃってます。


制作スタッフもそんな真摯な彼女について


映画『パイレーツ』の美術監督キム・ジアさん

「スタッフも厚手のダウンを重ね着する程の寒さが厳しい冬のロケで一日中、薄い衣装で水路の中でひたすら監督の要求に従う姿を見て,同じ女性として尊敬した。今までの女優に対する固定概念が変わった。」


映画『ラストプリンセス』のホ・ジノ監督

「舞台挨拶で移動するバスの中で不用意に設置されていた針金でイェジンさんがひどい怪我を負ってしまった。にも関わらず最後まで舞台挨拶を消化してくれた。」



イェジンさんはデビュー当時、相手俳優のファンなどから意味もなく誹謗中傷されたり、時にアンチファンも少なからずいたという事。

ただ、2006年に放映された『恋愛時代』ではその演技力から今まで彼女のアンチだった人もファンに変わったといわれてます。


デビューしてから約20年、真摯に役者としての

道を進んできた彼女の姿がこの様なエピソードやインタビューで垣間見る事が出来ますね。笑い泣き


続いてはいよいよ,彼女の恋愛感,結婚感などに迫りたいのですが、かなり長くなったので,勝手ながら続きは後ほどバイバイバイバイバイバイ


「20代の時間はあまりに早く過ぎ去ってしまったと感じてます。本当にその時は演技しかなかった。」


つづく…