もっと、皆と話したかったが、お母さんを待たせる訳にはいかないので、シドニーの人たちに別れを言い、お母さんの車に乗った。
わざわざ、元気でねと声をかけてくれにきてくれたムーンウォーク男子。
学年が違うし多分学校でも会うことはない。
彼は
「シドニーを、僕らを忘れないで。」
と言ってくれた。
「もちろん。 キミも今日のことを僕のことを忘れないで。」
と返事した。
彼の顔も名前も覚えている。
でも、ホストファミリーの家で寝る前に確認すると彼が写っている写真は一枚もなかった。
一緒に写真を撮ればよかった。
とても、後悔したが仕方ない。
オーストラリアでの日々を忘れないためにブログを始めたが、ムーンウォーク男子を忘れないためにもブログを書いてて良かったと心から思った。