ぎやまん寄席 湯島天神編 百回記念後夜祭その2 三遊亭白鳥独演会 17.5.23 | i10k2のブログ

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平成29年5月23日 ぎやまん寄席 湯島天神編 百回記念後夜祭その2 三遊亭白鳥独演会

前座のぐんまさん、同県人。「あっ!」と言えば浅間のいたずら・・・とでてくる。
渋川の方だというが間違いない。

白鳥さん、肩掛けカバンに着物を入れて一人で会場入り。
新作を考えるので弟子に寄られるより一人の方が良いのだろうか。

三遊亭ぐんま
白鳥2番目の弟子、と。
湯島天神は高校受験の時に祈願して受かった。
その10年後に、白鳥師匠の新作の台本審査を受けている時に居ても立ってもいられずに祈願にきた。
絵馬を書くのに迷ったが、そのご利益で今日ここにいる、と。
お礼の報告を兼ねてと、桃太郎

三遊亭白鳥
少数精鋭のお客様で、と。
数日前に文京での一人会があった。そんなに一人会ばっかりやってどうする、と。
文京シビックは370席、どうしようかと思ったら311人入ったと聞いた。
お金が頭に浮かんだが、主催者から半分は招待だと言われて自分の独演会がアウェー状態だった、と。

3月から二人会を含めて色んな会をしてきていて、また同じかと言われないように各会違う噺をしていて今日辺りが底をついている。底に張りついている噺を拾っていると。
文京では昔受けなかった噺を3本だてでやったら受けたと、談春30周年に出た時に感じたことを。

今日はこの夏やっていない噺3席で、最初はリクエストしてもらったら珍しい人間椅子、と。
これは聴いたことがある人はあまりいないと思う、池袋演芸場で江戸川乱歩の本を落語でやろうという企画ものでやっている、と。
普通の寄席でやるとオバチャンがヤダ~と言うのでやっていないと言って、背景の説明のマクラに。

三遊亭白鳥
今やった人間椅子が一番心配だった、さらおうかと思っていたがそれより前にさらいたいのがあって、と。
今日笑ってもらって、自分が一番ビックリしている、と。

一番困るのが時事ネタで、不倫の話はあっという間に過ぎてしまった、と。
そういうときは時事ネタの噺は諦めちゃって、またその話が出てきたらやる、と。

共通点のある噺もつくるがと、自分の小学校高学年の頃の女性の新任の先生との話。
自分の独演会にその先生が来てくれた話で大笑い。

お客様参加型落語、晋ちゃんに合わせて右~左~、一本ポンと、最後のフライト

中入り

三遊亭白鳥
あと1席、力が尽きようとしている、と。
仕事をいっぱいいただけるのは嬉しいが追われるようで、と。

身一つで創作落語を作っているが、やらないと作らなくなってきてしまう、と。
人間椅子を変えてやって良かったのでまたどこかでやろうか、と。
自分の噺を、有り難いことに色んな噺家さんや女流の人がやってくれているのでそれはそっちに任せて、また新しい噺を作ってと思っている、と。

最後の噺は東京ではやっていないと思うが、と。
白酒師匠や喬太郎師匠との二人会をやっていて、三三師匠との両極端の会は直ぐに売り切れる、と。
二人会でやると売れる。主役にはなれないが良い脇役だと、両極端での話。

この噺は色んなところでちょっとずつ替えてやるが、今日は両極端バージョンと、古典落語一筋のミミちゃんの富Q。

天神裏の打ち上げは3人でノンビリ。