地震その後2 | アルツハイマー型認知症の義母時々高齢の実母の日記

アルツハイマー型認知症の義母時々高齢の実母の日記

字の読み書きができなくなったのが脳外科受診のきっかけ。2010年4月62歳でアルツハイマー型認知症と診断される。現在76歳。要介護5。2018年7月(当時要介護3)から2024年1月末まで有料老人ホームに入居。2024年1月末から特養へ
今のところ元気な実母は80歳

避難中

スーパーにたどりつき

少し気持ちが落ち着いたとき

主人は「かぁちゃんどうしよう」

とずっと言っていた

自宅近く、しかも津波のきた川沿いに施設はある

二階建ての建物

津波がきたら一気に流される

施設を選ぶときには

そんなことも考えなかった

これから施設選びの方々

災害時にも安全な場所に建つ施設

というのも必要な条件かも


少し前から寝たきりになった義母

導尿カテーテルも入っている

どうやっても私達が助け出せる状態ではない

看護師である娘も

おばあちゃんを連れてくるのは無理!

と父を説得していた

私はすっかり義母のことなど忘れていた


そりゃ自分の親だもの

心配してあたりまえだ

私の母は地震時ひとりだったけど

自宅は津波の来る場所ではなく

LINEで逃げて!と私に指示していたくらいだから

安否は確認出来ていた

でもさぞかし心細かっただろう


施設への電話はかえって迷惑になるから

今はやめようと主人と話す

家に帰ってしばらくしてから

施設から全員無事ですと連絡が入り

主人は胸を撫で下ろしていた


あとは

私、職場の心配

小さい診療所

まだしばらくお休みなんだけど

医療機器とか落ちていないだろうか?

仕事初めの日にすぐ仕事がスタート出来るように

一回様子を見に行く必要があった

職場メンバーのグループLINEで

5日になったら余震の具合いもみて

まだお休みだけどみんなで見に行こうと

いうことになった

ドクターヘリが病院から何度も往復している

近くの海沿いの道は土砂崩れで

道路が分断された

まだ余震もつづく