地震その後 | アルツハイマー型認知症の義母時々高齢の実母の日記

アルツハイマー型認知症の義母時々高齢の実母の日記

字の読み書きができなくなったのが脳外科受診のきっかけ。2010年4月62歳でアルツハイマー型認知症と診断される。現在76歳。要介護5。2018年7月(当時要介護3)から2024年1月末まで有料老人ホームに入居。2024年1月末から特養へ
今のところ元気な実母は80歳

2024.1.1

はじめに震度3くらいの地震がきた

震源地が能登半島ということもわかり

またか

まだ余震くるね

なんて話していた5分後

スマホの緊急地震速報が鳴る

直後ものすごい揺れがきた

とても立てる状態じゃない

1分弱続いた

ここでこの揺れだったら能登は一体、、、ガーン

生後半年の孫と

娘夫婦も一緒にいて

こたつに頭を突っ込み揺れに耐える


あまりに大きな揺れに津波の心配など

すっかり忘れてとりあえず外へ出ようとしたとき

津波警報がテレビだかスマホだか防災無線から流れた

動揺していて覚えていない

川と海から離れよう

ブレーカーを落とし

防寒具、オムツを持って出るだけで精一杯だった

時間との戦い

揺れから5分後には避難を開始していた

それでも遅いくらいだ

近くの高台は初詣で賑わっているであろう神社⛩️ガーン

多分渋滞

ひたすら海と反対方面に車を走らせる

ここも渋滞💦

さすがにこの揺れの大きさだから

みんなも避難をはじめたようだ

東日本大震災の津波の恐ろしさを知っているからこその行動だと思った

早く逃げて、引き返さないで

強い口調で避難を促すラジオ局のアナウンサー


避難途中で津波はすでに到達との情報


ウチの町内の指定避難所の場所は

津波に巻き込まれる心配があり

地震のときはここじゃダメだねと話していた

目的地のスーパーに辿り着き

トイレと非常食の買い出し


イートインコーナーで

1時間くらい居ただろうか

夕食どうしよ

実はこの日主人の誕生日であり

お寿司とケーキを用意してあった

持ってくればよかったね💦

揺れも落ち着き

一旦家に帰ることにした


今後の地震に備えて

必要なものを準備して鞄に詰める

またすぐ避難できるように🧳

我が家は幸い被害はそんなでない

脱衣所のちゃちなラックが倒れ

洗剤等が散乱したのが一番大きな被害



食器棚は阪神淡路大震災の後

倒れ防止のストッパーを設置したおかげで

食器は全て無事



夕食のお寿司とケーキを自宅で無事にたいらげ

全然めでたくない誕生日祝い終了

味わう余裕なし


お風呂も無事はいれて

パジャマではなく普段着で就寝

足元にはスマホとランタンとヘルメット⛑️

幸い夜中は体感できる揺れもなく

ぐっすり眠れた

どなたか撮った拾い動画ですが

義母と散歩した堤防のあの川

逆流している

避難している時にやはり津波が来ていたんだ



まだ油断はできないけど

暖かい家の中で食事が出来て

布団で眠れる幸せを噛みしめている