と、聞かれると何を思われますか?
打ち方であったり、考え方であったり、一言でくくりにくいかと思いますが、ある有名なコーチが言われていた「高いビルを建てるには頑丈な基礎が必要である」という言葉。
基礎がもろくグラグラな状態では、ミスも多々起こりますが、その時々のミスを修正してもグラグラゆえ高いビルも建てられないということです。
今回は、考え方の基本として「勝負に勝つための基本とは?」を記してみました。
プレーヤーの方、指導者の方、保護者の方、参考にしてみて下さい。
『勝負に勝つ』以外に色々勝つことがあります。
一つに・・・
「自身の掲げたテーマを貫く」が、終始実行出来ていたら、少なくとも自分には勝っている状態ではないでしょうか。
○ 相手の攻撃に逃げず避けず打ち合う
○ 1点2点獲られたからと言って戦術を変えない
○ 劣勢な自分から目を背けない
○ 思い通りに行かない悔しさを向上心に変える
「負けてもいいからやりさえすればいい」という安易な気持ちではなく、今後の上達、強化のために相手との勝負よりも決意を貫く方を優先させます。
もちろんそのテーマ、スタイル、戦術は今後用いるために使うわけですから、今は負けても仕様がありませんが、基本の気持ちは勝つ気で臨みます。
それだけに断固たる決意が必要なのです。
世のトップアスリートは「自分に負けず嫌い」な方が多いです。
皆それぞれの戦う場(コミュニティ)がある場合「この相手(チーム)に勝ちたい」と思う気持ちはそれぞれにあると思います。
が、勝つために高めるのは個人それぞれです。
その相手(チーム)に負けず嫌いの自分を高めます。
つまりは勝った負けたが重要ではなく、自分が上達、強化出来ているかに焦点が当てられます。
もちろん結果として勝利した方が喜びもひとしおですが、そのために「自身の掲げたテーマを貫く」ように仕向けます。
世間は結果重視ゆえに、試合前のアスリートが「楽しんできます」なんて言おうもんなら「そんな生ぬるい気持ちで試合に臨むな!!」と酷評を受けることがありますが、決して楽をするとかチャラチャラした気持ちで挑むという意味ではありません。
「結果にこだわります!!」「絶対勝ちます!!」そう言い放つ選手もおられます。
それは「自身の掲げたテーマを貫く」ことが出来れば、おのずと勝利を手中に収められるという意味が込められいます。
勝つために「自分に負けず嫌いな気持ちを最大限出す」の意味が対相手(チーム)に対してのコメントとなるのです。
で、そんな選手の方々は「自身の掲げたテーマを貫く」こと、大変なこと、苦労することを楽しむことが出来ます。
「自分負けず嫌い」な頑張っている自分がとても楽しいのです。
ここで、プレーヤーの方、指導者の方、保護者の方、月並みですが目先の勝ちにこだわり過ぎると良い方向に向かないことがお分かりになると思います。
相手(チーム)に勝つこと自体を目標にしてしまうと最初は一定の成果を出しますが、
● 自分を高めることより、相手(チーム)をどうにかしてやろう
● 自分は今周りに対してどの位置にいるなど外見ばかりを気にする
● 小さなコミュニティでの勝敗ばかりを気にして自分との闘いに重きを置かない
● 「勝てないとダメ=自分がダメ」という公式の中で競技が楽しめなくなる
ちなみに、スクールの方で、優勝のことを「勝ちました」「なんとか上手く行きました」とコメントし、優勝以外を「今回はダメでした」と言われる方がおられます。
スコアよりも内容、内容よりも自身の上達に目が向けられているので、優勝しても通過点で、次回の試合に向けて「今回は○○だったから次は・・・」のようにコメントされます。
ゆえに練習のスタイルもとても上手です。
試合での修羅場も多く経験されておられるので、ポイントにこだわらず、試合中の有利、不利の状態での自身の振る舞いを色々試されます。
よって、基礎がしっかりしているので、トーナメントに強いです。
練習と試合の差がある方は、練習での負けず嫌いの方向を、試合での「自分負けず嫌い」に置き換えてみると、練習でのポイント、ゲームの勝敗は重要ではないことに気付くはず。
また、いつもの試合での結果も単なる通過点、例えそこで負けたとしても、長いテニス人生を一つの試合に例えると、それ自体が一つのミス、あるいは単なる打ち損じにも満たないかもしれません。
勝負は勝った方が楽しい・・・ですが、対相手(チーム)ではなく、自分を乗り越えること、乗り越えようとしているプロセスを本当の勝利とし、たゆまぬ努力が出来るよう、自身の基本をちょっとだけ振り返ってみませんか。
