どうも太陽系です。 (^O^)/
「意外と身近な贈与税。」 でお伝えしましたように、太陽系は義父からお金を借入することとなりました。
で、
金銭借用書の作成に取り掛かったまではいいのですが、、、
っということで今回は前回の続きみたいな感じでお送りしたいと思います。 (^-^)/
まだまだ勉強不足だった当時の太陽系は(当時 = ごく最近ですが、、、。)
金銭借用契約において、無利息で親からお金を借りた場合、きちんと返済していても借りた側
は無利息という経済的利益を受けているので、その利子分が贈与とみなされてし
まいます。
義父は無利息でも良いとは言ってはくれましたが、上記のことで税務署に怯えながらの生活をイメージし
た太陽系はやはり利息を付けるべきでは!?っという結論に至りました。
そこでもう少し調べてみると・・・
利子分は銀行利息程度で評価。 ヽ((◎д◎ ))ゝ
っという文言を発見いたしました。
ここで疑問が・・・
銀行利息程度って何%? ┐( ̄ヘ ̄)┌
太陽系がお世話になる予定の地方銀行の金利がこちらです。
変動金利もあれば固定金利もあります。また固定金利は特約期間により金利も変わります。それに店頭
金利(基準金利)と金利引き下げ後の最低金利ではかなりの違いがでてきます。
う~ん。どの金利でいいんでしょうか? ( ̄ー ̄;
で、素人がいくら考えてもしょうがないという結論に至りまして、たまたま銀行に行く用事があったもんでお
金のプロに助言を授けてもらうことに、、、。
「あの~、銀行利息程度って何%でしょうか?」
「さ、さぁ~。税務署に相談するのが間違いないかと、、、。」
ですよねぇぇぇぇ。 (ノ´▽`)ノ
ということで・・・
と勢いよく旅立ちはしましたが・・・
どこにあんの? Σ(゚д゚;)
携帯で検索し再出発。
で、無事税務署に到着。どこに行けばいいか分からずオロオロしているとやさしそうな警備員のおじさんが
親切にも案内してくれました。おっさんありがとぉぉぉぉ。
「はい、ここですよ。」で案内された先が・・・
ハローワーク!!!
ぬ~ん。 ( ̄ー ̄; そんな風に見えました?
でで、ちゃんと事情を説明して今度こそようやく税務署に。自動ドアがウイィィィィン。
ざっと見ても50~60人くらいの職員さんが。ドキドキ。
「そちらにお掛けになってお待ち下さい。」 by受付嬢
は~い。 (ノ´▽`)ノ
待つこと数分。ベテランであろう年配のおっさんいや職員さんがやってきまして・・・
「本日、贈与税担当の者が休みを頂いておるんですが私でよろし
ければ何か?」
税務署における贈与税担当者の比率
1 / 50~60 いやいやおかしくねっ!?
ちょっと┐( ̄ヘ ̄)┌っとしながらも「銀行利息程度」の質問をかましてみると・・・
「う~ん。(ちょっと含み笑い)それは銀行で聞いてもらう方がいいん
じゃない?」
何笑っとんねん゛(`ヘ´#) しかもじゃないって何。
お宅さん(税務署)らが言ってることなのに銀行に聞けとはどういうことですか?じゃ銀行が教えてくれた金
利でいいんですね?あとから文句言わないで下さいね。みたいなことをオブラートに包みきれずに喋った
太陽系はこの低金利時代に便乗して2年固定の一番金利が低いもので銀行から借入しようと考
えています。
太陽系の場合は銀行からの借入金が少ないので、仮に2年後に金利が上がったとしても受けるダメージ
は少なくて済みますし、じゃ金利も上がってきたことだしそろそろ10年固定にしますかって時でもまぁ乗り
切っていけると考えております。
それなら低金利の恩恵を最大限に受けることができる2年固定を選択しようってなりました。銀行からの借
入金が多い場合は長期固定を選んでいたと思います。
んで、太陽系がお世話になる地方銀行の場合、2年固定の最低金利だと年0.700%で借り入
れることができます。(一番上の表参照。)
「じゃ、年0.700%でいきます。」ってとっつぁんに言いましたところ・・・
「いやそれは銀行側のサービスが含まれた金利となりますので店
頭金利(基準金利)で考えてもらいたいと僕は思います。」
それって個人的な意見? ( ̄_ ̄ i) 税務署の意見聞きにきたんですが。
太陽系がお世話になる銀行の2年固定店頭金利が年2.150%となっております。
そこから給料振込やクレジットカードの入会等等で年0.700%にまで引き下
げることができます。
おまけに最初の2年間は年0.600%にしてくれます。
銀行だって自分のところで借りてほしいから企業努力で他銀行よりも金利を低くくしてきますよね。借りる
側も少しでも低い金利で借りたいから複数の銀行を回りますよね。
2年固定で店頭金利=年2.150%でしか貸してくれないA銀行と条
件を満たせば年0.700%(最初の2年間は年0.600%)で貸してくれ
るB銀行ではどちらを選びますか?
身内の方が勤めていない限りほとんどの方がB銀行を選択すると思います。年2.150%って10年固
定の最低金利年1.600%よりも高いですし、、、。
【 結 果 】
税務署では具体的な金利を教えてくれませんでした。
税務署を訪れて無駄足ではなかったなって思ったことが借入期間の注意点を教えてもらえたこ
と。
銀行だと年齢等によって多少変わりますが最大で35年ローンを組むことができると思います。長い期
間借りればそれだけ利息を取られるというデメリットは発生しますが、月々の返済額を少なくすることがで
きますので子供にお金が掛かる時期にローンとうまく付き合っていけるメリットもあります。
が、太陽系の場合は義父=60歳から借り受けます。
日本人の平均寿命・・・男性で約79歳
つまり貸付人と借受人の間で借入期間を35年でOKにしたとしても、返済完了年には義父は95歳。税
務署の方から返済する気がない = 贈与 とみなされてしまう可能性があるの
で注意が必要とのことでした。
実際に税務署さんのお尋ねがあった時に「義父は100歳過ぎてもピンピンしてますんで見てて下さい。」っ
て言ったらどうなるのかなぁという好奇心が湧いてはきますが、相手もお金を取るプロですので頑張って
1000万円を15年返済とすることにしました。
ちなみに上記の返済期間で年2.150%と年0.700%で比べた場合こんな感じです。
その差 → 1,170,720円。 ∑(゚Д゚) で、でかい、、、。
税務署さんの言う店頭金利で借入した場合、どエライことになってしまうような、、、。正直この時点では義
父からお金を借りるべきか悩みました。
銀行からお金を借入した場合の金利分は銀行の利益となってしまいます。親に支払った金利分は
少なからず外に出ていくことはないのでチーム家族としてのお金は減りません。
がしか~し、太陽系は銀行からもお金を借ります。ダブルローンは正直キツイ。どうしようか迷っていた
時に下記の文言を発見しました。
利子分は税務銀行利息程度で評価しますが、贈与税の基礎控除額(年間110万円)
の範囲なら課税されることはありません。
つまり・・・
お高いお高い店頭金利で借入したとしても年間の金利が110万円の範囲なら贈与とはみなされないという
ことになります。
ただし注意点もありまして・・・
・給料以外に収入がある場合は → 他の収入+利息分=110万円以内でなければいけない。
・もちろん貸付人の同意が必要。
他にもあるかとは思いますがこんな感じです。
で、早速計算してみました。
太陽系の借入金額は1000万円。15年返済でボーナス払いはナシ。
無利息で借入した場合の月々の返済額は約55,555円。
年2.150%(2年固定店頭金利)の月々の返済額は65,043円。
月々の利息分は・・・65,043円-55,555円=9,488円
年間の利息分は・・・9,488円×12ヶ月=113,856円
まったく問題ナシ。 ( ̄ー ̄; 計算間違ってませんか?
税務署に問い合わせたところ金銭借用書内では年○%の金利で返済することを約束したとしても
無利息返済で問題ないそうです。もちろん年110万円の範囲内であること、貸付人の同意があるこ
とが前提ですが。
あとは税務署さんのお尋ねがあった時にちゃんと説明ができればOK。 γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
また貸付ける側にも注意(?)点がありまして・・・
・専業で年間38万円超の所得がある人。
・給与を貰っていて、それ以外に20万円超の所得がある人。
上記の方は確定申告が必要となります。安易に金利を決めてしまって毎年確定申告!?なん
てことにならないように注意しましょう。 (^-^)/
で、結局のところ・・・
銀行利息程度って何%なんでしょうか、、、。
っということで今回は税務署に行ってきました話しをさせてもらいました。
税務署で働いている職員のみなさん怒らないで下さいね。 (^▽^;) マークされたらどうしよう。
もし気分を害されたようでしたら謝ります。
ご清聴ありがとうございました。 (^O^)/