i-scream -3ページ目

ミルクの波

目を閉じたら、浮かんでくるのは幾何学模様。

どこまでもどこまでも、あとからあとから、

原色の粒々が渦をまく。

何も見たくなくて、もっと強く目を閉じれば、

ミルクみたいな波が押し寄せる。

眠れない夜は、いつだって苦しい。


アマゾネス

ちょっとのことで一日が全く無駄になってしまうような、

そんなくだらなさ。

計画してた予定が、わずか30分のずれで3時間の遅れ。

12時すぎたらもう出かける気にもならないよ…

どうしてくれるんだアマゾネス

こんな天気の日には。

さらに言うならば、明日こそ晴れ。

同じ月を見ている

もしも世界が明日終わるとして、

それが一体どれだけのことだろう。

今の私には、たいして絶望的なことにも思えない。

そんなことより、「1000年後の地球」を想像することのほうが、よっぽど絶望的。

月を眺めて、「1000年前の人々も同じ月を見ていた」なんて思いをはせても、

「1000年後もこんな風に月を眺めている」なんて想像は、するだけで恐怖。

この地球環境の悪化で、どれだけ世界の持続は可能なのだろう。

私が生きている間に、地球はあとどれぐらい悪くなるのだろう。

はらり

ただなんとなく時を重ねて、甘えたままこんな年になっていた。

教えられれば大抵のことはできるけど、おそわらなきゃ何もできないような人間になっていた。

だからその何も出来なさを、人のせいにしてきた。

ちゃんと教えといてくれなかったからじゃない、って。

どこまで甘えたなのか。

でも中途半端にすごしたきたせいで、今更親離れもできないし、もっとちゃんと甘えとくんだった、って。

それで構ってもらいたさに、また変な態度とって、思うような行動を相手が取ってくれなくて、ひっこみがつかなくて…ってもう悪循環。

もうそろそろあきらめて、完全な独立志向に移るときだ。

それにしても、もっとちゃんと甘えて子供やっとくんだった。

ここで独立したら、あまりの関係の希薄さに、ほんとに独りぼっちになりそうでこわい。



銀杏の木の下で。

死の悲しみは、その死体がどこに埋葬されたのか、

その具体的な心のよりどころによってだいぶ緩和される。

大切なものが、遠いところにいってしまってもう戻らない。

そのどうしようもなさが現実にひきもどされるから。

あの銀杏の木の下には、ほんとかどうかしらないけど、

あなたが眠っている。

それを知ったから。

だから私は泣き止んだ。

ありがとう。

携帯電話

真夜中に目が覚めて、まずケータイに手をのばす。

メールは、きていない。

机の向こう側で、友達がケータイを開く。

私には、きていない。

まわるまわる自己顕示欲

なんて居心地いいんだ、ひとりっきり。

自己満足の世界に生きていられたら、もうほんとに幸せ。

自分が特別でいられたら、それで満足。

ほらそんな自分が大嫌いなふりしてる自分が大好き!

how miserable

愛情が欲しくて、

またそっけない態度をとってしまう。

人の神経逆なでするようなことを、する。

そうすればするほど、人は遠のいてゆくけれど。

そして私は一層、孤独なヒロインを演じるわけだけれど。

あぁなんて私ってかわいそう、とか冷めた気持ちで呟くんだ。


同情なんて、偽善でしかないでしょ。

そんな気もさらさらないくせに、

いつのまにかここまできたなんて、

そんな言い訳ばかり考えています。

それって逃避以外の何ものでないのです。

ってほら、また同情を自分の目に向けて、正当化してる。

カナリアのオレンジは、いつだって記憶に鮮明で、

それを結果的に殺した私の責任逃れは、

どうやったって慰めでしかない。

こんなぐるぐるまわりの自己嫌悪に対しての自己嫌悪。