薬味野菜として重宝されるみょうが。古くから山野に自生していて、食欲増進効果などがあります。夏に向けて、スーパーにもみょうがが並び始めていますね。
今回はみょうがのパスタを紹介します。僕がよく行くある店では、締めにみょうがのパスタを出していますが、これが本当に絶品。みょうがは食感がよく風味もとてもさっぱりしているので、ぺろりと食べてしまいます。みょうがの食感をいかして調理し、最後に粉チーズをたっぷりかけて召し上がってください。


【材料】※2人分
・みょうが 3つ
・長ネギ 1/2本
・えのき 1/3袋
・にんにく 1片
・スパゲティ 2人分
・めんつゆ 50cc
・オリーブオイル、塩こしょう

【作り方】
①スパゲティをゆで始める。みょうがを縦半分に切ってから、斜め薄切りに。
②フライパンにオリーブオイル大さじ3をひき、弱火でにんにくのみじん切りを炒める。香りがでてきたら、中火で斜め薄切りにした長ネギ、2等分したえのきをさっと炒め、塩こしょうで下味をつける。
③パスタのゆで汁100ccを徐々に加えて乳化させ、さらにめんつゆも入れる。ゆであがったスパゲティとみょうがを加えてさっと混ぜ合わせる。塩こしょうで味を調える。
④皿に盛り付けて、最後に粉チーズかパルミジャーノレッジャーノをたっぷりかけたら出来上がり。




豚肉は栄養価が高いのにリーズナブルなので万能食材ですよね。厚切り肉をジューシーなステーキに仕上げればボリュームたっぷりでご飯にもよく合います。
僕はシンプルに塩こしょうで味付けするのが好きですが、お好みでにんにく醤油や、焼いたフライパンで白ワインと醤油の合わだれを作ってもおいしいです。焼き方のポイントは、筋切りをして常温に戻し、焼き上がり直後に切らないことです。


【材料】1人分
・豚ロース 1枚200g
・塩こしょう、サラダ油 適宜

※付け合わせはキャベツやレタス

【作り方】
①肉の反り返りを防ぐために、筋切りをする。包丁の刃先でとんと押すようにして、ところどころ切る要領で。
②肉の両面に塩こしょうをまぶして、10分程おいて常温にもどす。
③フライパンにサラダ油大さじ半分ほどをひき、中火で1分温めてから肉を入れる。焦げないように注意しながら3分焼いたら、ひっくり返してさらに2~3分焼く。
④切る場合には肉汁をなじませるために1~2分おいてからにします。(すぐに切ると肉汁が出てしまうため)さらに盛り付けたら出来上がり。





春キャベツは、なんといってもアーリオオーリオのパスタとの相性が抜群です。シンプルなものではキャベツとアンチョビで作るパスタや、シラスを合わせたものがあります。これらも美味しいですが、家庭で作る場合には、タンパク質もたくさん取り入れたいですよね。たっぷりのキャベツと豚肉をアーリオオーリオで、ボリューム満点に仕上げています。キャベツの甘みとジューシーな豚の旨みは最高の相性です。


【材料】1人分

・春キャベツ 2,3枚分

・豚バラ肉 50g

・にんにく 1片

・鷹の爪 1本

・オリーブオイル 大さじ1,5

・スパゲティ 1人分適宜

・塩こしょう 適宜


※アーリーオーリオの基本のポイント

①パスタを茹でるときの塩の分量は湯に対して1%。またたっぷりの湯が基本。(うちで使う普通サイズのパスタパンでは4㍑に大さじ2が目安。)

②乳化が決め手。乳化の役割は、水分と油を一体化させて、ソースの旨みを滑らかに、そしてジューシーにパスタに絡めることです。パスタのゆで汁を入れる時にはフライパンをしっかり熱い状態にして、すぐに沸騰させる。

③アルデンテが命。表示時間の1分~1分半前にお湯からあげて、その後の仕上げはとにかく手早く。


【作り方】

①豚肉を細切りにして塩こしょうで下味をつける。キャベツは1センチ幅に切る。パスタをゆで始める。

②フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくのみじん切りを弱火で炒める。香りが経ったら、鷹の爪と豚肉を入れて中火で炒める。焼き色がついたら、火を強めてキャベツを入れてさっと炒める。

③②にパスタのゆで汁を100ccほど入れ、乳化させる。

④アルデンテにゆでたスパゲティと塩をさっと混ぜ合わせる。皿に盛り付けて、最後にこしょうを振ったら出来上がり。