治療と療養 | ぼくはグラスのふちをまわる

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昭和40年代の思い出や、酒場についてゆる~く語ります。

image現在板金工場から一時退院していますが、追突の衝撃でボディーのリアサイドの両側の塗装割れが発生して現在再入院調整中です。

それ以外は機関は好調だったのですが、ここでまた例の病気が再発しました。

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ロービームを点灯するとハイビームも暗~く点灯してしまうという、主治医曰くハコスカ病です。

ライトリレーの不良が原因とのことなので、ライトリレーをドライバーの柄とかで軽くコンコンたたくと治ったりしますが、今回はいろいろやっても全然治りません。

ライトハウジングのハイビームのコネクターを抜くとロービームも消えるので、なんとなく原因が分かってきました。

そんな感じでライト周りをいじっていて抜いた左側のハイビームのコネクターを差し込んだところ、ランプがボコっとグリルからデメキンみたいに飛び出してしまいました。

確認するとランプはライトのリムでハウジングに固定されているのですが、その3カ所ある取り付け台座のふたつが欠損していました。

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そんな時にはストックしている予備のライトハウジングからライトリムをドナー移植すれば即解決です。image

早速ハイビーム側のライトリムを取り外すと、なんか形状が違うんですよね。

実は私の車はブルーバード410型、ストックしている予備のライトハウジングは後期の411型用だったのです。

一見合いそうなのですが微妙に合わないという、まあいつもの事です(笑)

これ部品のコストダウンと強度の向上等の改善に伴うちょっとした違いで良くあることです。

ライトハウジングごと交換すれば付きそうなんですが、そうするとライトの光軸調整しないといけないので今回は簡易的修理で済ませることにして、まずはハコスカ病の治療を優先します。

そんな感じでライトハウジング周りをいじっていたらロービームのボディーアースが端子から抜けました。

そこで新しい端子に変えて確認すると

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あっけなく治りました(笑)

たったこれだけで治っちゃうのがいかにも旧車のトラブルですよね(笑)

何時間もかけてライトからリレーまでの配線をテスター使ってチェックして挙げ句の果てにたまたま触ったケーブルがするっと端子のカシメから抜ける・・・。

 

そこを直したら簡単に完治するとか貴重な休日を時間を返して欲しいです(笑)

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早速走ってチェックします。

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問題なく完治したようです。

それにしても端子の接触不良であんな現象が起こるとは不思議です。

 

実は車だけでは無くて私自身も前日の金曜日に受傷してちょっと不自由な身体になってたんです。

東京駅の改札口で明らかに意図的にぶつかって来たサラリーマン風の男とぶつかって右の肋骨を痛めていたのです。

何を持って意図的かというと、普通対面からぶつかりそうになった時ってお互いに身を引きますよね、でもその相手は明らかに肩を入れて来たんですね。

ぶっかった時はたいしたこと無かったんですが、一晩経って目覚めたら右脇が痛くてベットから起きるのにうめき声あげちゃいました。

普通に起きていればたいしたことないんですが、くしゃみ、咳をするとものすごく痛いので咳が出そうになるのともう恐怖しかありません(笑)

そんな身体を押してのエンジンルームの配線チェックは苦行以外の何物でも無かったです。

 

この前まで作りまくっていたBELL X-1で初めて音速の壁を越えたチャールズ・チャック・イエーガーはその二日前に落馬して肋骨を骨折していたという逸話を映画のライトスタッフで見たばかりだったんですね(関係ないけど)

そんな脇腹の痛みを抑えてのテストドライブだったのです(笑)

 

そしてそんな痛みに堪えてワックスがけまでした結果

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日曜日は雨でした・・・。

 

まあブルーバード治ったのでそれで良しとします!

 

おまけ

買い物に行ったホームセンターでこんな素晴らしい軽トラを見かけました。

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これマジで欲しいな!