ちくわぶと関東煮 | ぼくはグラスのふちをまわる

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昭和40年代の思い出や、酒場についてゆる~く語ります。

こちらの方 から、「ちくわぶは好き?」とのお尋ねなので、これ幸いとネタにさせていただきます。


ちくわぶとは、おでん種のひとつでありますが、関西圏の方には馴染みが無いんだそうですね。


関東圏のアタクシにとっては、関西圏では、おでん種にちくわぶが無いことを知らなかったんですよ。



個人的は、当然あってしかるべきものだと思っていたのですね。


関東圏においてちくわぶとは、まあ、そのくらい普遍的なものなのである。


ちくわぶを知らない方に簡単に説明すると、小麦粉でできたきりたんぽみたいなものだと思っていただければ、当たらずとも遠からずって感じですかね。


で、質問の答えなんですけど、「もちろん、ちくわぶ大好きです!」


それではなんで前回のおでん にちくわぶが入っていなかったかというとですね、おでん出汁を薄口醤油で味付けしていたからなのです。


やはりちくわぶには、真っ黒いおでん出汁が似合うと思うからなのである。



そんなわけで、今回は、ちくわぶに合うおでんなのであ~る。


そのまえに、まずは豆腐と大根である。


この湯当たりしたようなぐでっとした豆腐に黒々とした大根で始めるのが肝要なのである。


北大路魯山人も、かつてそう言っていたのだ(嘘)
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でもこれがまた、実に滋味深くて旨いのであります。
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お次は、ごぼう天とじゃがいもにちくわぶであります。
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お次は、玉子にすじ、ゴボウ巻とちくわぶ。
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またまた、大根とちくわぶであります。


そんな、おでんに合うのは、
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バイスサワーなんですね。


そんなわけで、ちくわぶとは、おでんで飲みつつ、最終的には食事が完了しているっていう逸品なのであります。